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エッセイとショートショートと―あちこち話が飛びますが

湯たんぽはいいよ

2008-01-27 09:44:06 | 実用
 
 どちらかというと細い方なので、この時季は体がよく冷える。寝る時も、布団が冷たいとなかなか寝付けないし、カゼもひきやすくなる。
 そこで3年ほど前から、湯たんぽを使っている。愛用している人もいるとは思うが、きょうはそのオススメの話。

 カミさんに頼んで、寝る前、熱湯を入れた湯たんぽを布団の背中が当たるあたりに置いといてもらう。布団に入ったらそれをおなかの上に乗せ、おなかと手とを温める(あとでカミさんにちょっかい出しても大丈夫)。それから足元に移動させれば、体がひととおり温まることになる。
 夜中に蹴飛ばしてどっか行ってしまうこともあるが、これで朝まで温かい思いで眠ることができる。ホームセンターやネットで、1000円もあれば入手できるから、良かったらどうぞ。
 僕が使っているのはプラスチック製のものだが、かわいいデザインのとか、昔ながらのブリキ製、陶器のものもあるから、お好きなものを。

 カバー付きのものはカバーを、ないものはタオルにでもくるむと、ちょうどいい温かさになる。火事の心配もないし、電気毛布みたいに乾燥することもない。残り湯は翌朝の洗顔にも使えるし、こんないいものはないんじゃないか。

 ただ、いくらあったかいとは言っても、モモヒキはく気にはまだなれない。おっさんくさくなりそうで。

 そうそう、この年末もおなかの調子が悪くなってしまいました(冬季下痢症)。食事の代わりにヨーグルト(生クリーム入りのは不可)を食べ、「新ビオフェルミンS錠」というのを飲んで、正月、何とか間に合いました。めでたしめでたし。
 

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新しい交通ルール(温暖化防止のために)

2007-12-02 09:48:00 | 実用
 
 地球温暖化防止のため、京都議定書の目標達成のため、冷暖房温度の設定や、蛇口をこまめに閉めること、過剰包装を断わる、などの提案を環境省がしているそうだ。
 その中にはアイドリングストップ(15秒以上止まっているならお得らしい)というのもあるが、車を運転してて「こりゃあ無駄だ」と思うことが他にもあるので、いくつか書いてみたい。

1.制限速度
 信号もない見通しのいい道路でも、制限速度40キロというのがある。流れに乗るなら40キロじゃどうも無理だ。確か燃費は時速80キロの時が最もいいらしいから、できるだけそれに近い方が、排出される二酸化炭素も少ないはず。スピード出しても構わない所なら、制限速度はもっと上げてもいいのではないかと思う。
 もちろん、制限速度60キロだとしても60キロ出さないといけないわけではない。「0~40」が「0~60」と、許容幅が広くなるだけのこと。急ぐ人が急げばいいだけの話。
 とはいえ、後ろに何台も連ねてトロトロ走っているのを見ると、「何考えてんだろね」と思ってしまう。制限速度云々より、マナーの問題のような気もする。

2.右折時
 進行方向右側のたとえばコンビニに入るため右折しようとしている車の後ろに、左横をすり抜けられない車がずらっと並ぶ時がある。センターラインへの寄りが足りないからだが、美川憲一じゃないけど「もっとはじっこ寄りなさいよ!」とでも言いたくなる。
 こういう場合は、少しはみ出すくらいに、つまりセンターラインを跨ぐようにして待つのが正しいはず。そうすりゃ渋滞が起きることもない。
 対向車が危ない? いやいや、自分の車線で2台通れるのなら、対向車線も余裕は充分あるはず。

3.一旦停止
 停止線で一回止まり、ちょっと出て確認のためまた止まる、というようなことをその昔教習所でも教わったし、今もそう指導されているようだが、見通しのいい所なら、スピードを落とすだけでもいいのかもしれない。2回も止まるなんて、無駄無駄。
 T字路のちょうど縦棒の下の方からやってきて、右折または左折しようとして右側からの車を待っている時、すぐそばまで来て左折ウィンカーを出されるとカチンと来る。そういう場合、ウィンカーは早めに出してほしいよね(中にはウィンカーも出さない奴もいるんだけど)。その間も、二酸化炭素は無駄に出されているわけだし。気が利かないというか。

4.踏切
 都会では〈あかずの踏切〉みたいな所もあるようだが、遮断機下りてから列車来るまで、長過ぎるように思う。何かルールでもあるのかもしれないが、もちっと短くならないものか。
 それと、遮断機上がっている時もほとんどの車が一旦停止して左右を確認しているけれども、99.9999%は列車来ないんじゃないだろうか。まず来ない列車のためにいちいち止まるなんて、技術の進歩した今、もうやめてもいいんじゃないかと。

 「安全第一」という意見ごもっとも。ただ、クルマなり道路なりいうものは、そもそも早く目的地に移動するために作られたものだ。それが前提。安全第一であるならば、クルマになんか乗ることはできない。
 制限速度など、ルールや法律で決まっていることなら、そのルールを変えればいいだけの話。

 …とまあ、またまた小理屈を並べましたが、本気で地球温暖化を防止するのなら、思い切ってこれくらいのこともしないと。
 

 〔イラストは、三井住友海上HPの「交通安全のとびら」より〕

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朝食を軽く―メタボ気味の人へ

2007-10-07 08:30:42 | 実用
 
 身内に不幸があり、久々に履いた礼服のズボンがキツキツだった。身長同じくらいの息子と体型の差が目立ってきているし、ちょっと体重を落とすことにした。
 始めてまだ1ヶ月だが、60kg近くあった体重が56kg台に、つまり2,3kg減ったので紹介しておく。

 前にも書いたように、あの斎藤一人さんも、人間食べすぎだから朝食抜いたらどうかって言っているが、今やっているのは、石原結實というお医者さんが言う「朝食を軽く」というもの。
 写真は、僕が勝手に考えてカミさんに準備してもらった朝の献立の一例。牛乳だけ朝一番に飲むほか、基本的に果物と野菜とコーヒー(または紅茶)だけ。果物で血糖値は上がるし、よく噛んで食べれば満腹感も得られるようだ。
 ただ10時とか11時には空腹感に襲われるが、そんな時はコーヒーの1杯でも飲めば、収まるはず(間食はしない方がいい)。なお昼と夜は、アルコール含め、普通に食べていい。

 先日の新聞にも、男40代のBMI(肥満度指数)が増えているという記事が載っていたが、ベルトの上にぶくぶくとした腹が乗っかっているのには、みっともないしどうしてもなりたくない。まあ昔から〈太っ腹〉という言い方もあるけれど、それは内面だけにしておきたい。だいたい、自分の体重もコントロールできないようでは…と、今はうまく行っているから言える。

 もうちょっと経過を見ないといけないし、息子との体型の差はまだまだあるけど、何だか体が軽くなったような気がする。週2,3回、遊び程度のサッカーをやっているが、前より動けるようになっているし。元々膝が悪いので、体重は軽いほうが、負担は少なくて済む。
 そうそう、キツキツだったズボンもすんなり履けるようになったし、普段履いてるズボンも、すき間が広くなったような…。

 まあみんながみんな、同じ効果があるかはわかりませんが、簡単にできますので、メタボ気味の人はどうぞ。ちなみに僕は、胴回り78なのでまだ安全圏なのですが。

 それから、今回の身内の不幸で、〈生と死〉についてまた考えることになりました。それについては、また改めて。
 

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災難をのがれる方法

2007-08-26 09:23:41 | 実用
 
 中華航空機が、那覇空港で炎上した。原因調査・再発防止が図られるのは当然としても、死者が出なかったのは不幸中の幸いであった。
 さてきょうの内容、知ってる人も多いとは思うが、江戸時代の僧侶・良寛さんの考え方である。ポプラ社の世界伝記全集『良寛』より、引用しておく(p.175)。
「災難にあう時節にはあうがよく候。死ぬる時節には死ぬがよく候。是はこれ災難をのがるる妙法にて候。」

 災難を逃れる方法、それは、「災難に遭うときは遭うがいい」というもの。災難にあったらどうしようどうしよう、と考えるよりも、その時はその時、と腹をくくっておく方がいいというもの。心配しているより、何か他の有用なことに気を遣った方がいいだろうし、心配なり不安感を持っていると、精神衛生上もよろしくない。また変に抵抗すると、無理な力が掛かってこれまた良くない。
 とは言っても、無用心でいい、というわけではない。用心するに越したことはないが、ある程度用心したら、それ以上は天にでも任せるしかない、とでもいったところだろう。たとえば夜道をケータイとにらめっこなんかして歩いてたら、ひったくりやら、被害に遭っても仕方ないと思われる。見ていて危なっかしい。せめて、周りには気を配るべきだろう。
 ちなみにこれと似た考えは、かのデール・カーネギーの『道は開ける』にも「避けられない運命には従え」として載っている。その中で、気に入っている文章をこれまた引用しておく。
「すべてこの世の病には、治す手だてがあるか、なし。手だてがあるなら見つけよう、手だてがないなら忘れよう」

 ここ静岡も、東海地震が来る来ると言われて久しい。食糧・飲料水の確保や家具の転倒防止なんか、やるだけやって、あとは運を天に、ってとこ。

 またこれは、いわゆる災害に限らない。病気にしろ何にしろ、一定の注意を払っていたら、あとは流れに任せるべし。カゼならカゼ引く時ってのは、体が休みたがっている時なのだから、休ませてあげるのがいい。もちろん、手洗いやらうがいやら、やることはやっての上のこと。
 前回も書いた、暑い時は暑い思いをするのがいい、というのも、この考えに沿ったもの。8月に入って最高気温がずっと30℃を超えていたが、30℃をようやく下回った23日の処暑以降は、暑さも少しずつ和らいでいる。猛暑とは言ってもいずれ涼しくなるもの。自然に任せるのがいいのだ。

 ちなみに僕は、どちらかと言うと心配性の方で、「○○したらどうしよう」と考えるタチなのだが、カミさんの方は「そん時はそん時」と、おっとりというか胆の据わったもの。
 おそらく、カミさんの方がずっと長生きするだろう、と。

 

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おじいちゃんの知恵袋

2007-06-10 08:53:54 | 実用
 
1.すり傷でお風呂
 スポーツか何かで転んですり傷を負い、お風呂に入ろうとしてシみることがある。そんな時は、タオル(乾いていても濡れてても可。ただし石鹸は付いていないこと)をその傷口に当てたまま湯船に入ると、それほどシみることはない。そうしてタオルをゆっくり外せば、不思議と痛みもない。
 風呂から出たら傷に絆創膏(傷テープ)を貼って、はがれるまで何日も放っておけばいい。自然とはがれる頃には、すっかり治っているはず。

2.軽いヤケドの時
 バーベキューや花火をやってて、軽いヤケドをしてしまうことがある。いつまでもヒリヒリして、楽しいキャンプも台無し。そんな時は、炭火かライターの火にそのヤケドした部分を近付けてみる。ちょっとピリピリして痛いかな、ってところで放すと、不思議とヒリヒリはなくなっている。理由はよくわからないけど。
 もちろん、大ヤケドの時はそんなこと厳禁。

3.靴に10円玉
 靴が何足もない場合、あるいは1日履いた靴がムれてるような場合、その中に10円玉(古くても可)を1つずつ入れておくと、翌朝にはほとんどにおいがなくなっている。「シュシュッとしとけばキレイなまんま」という銀イオン入り抗菌剤のCMがあるが、銅イオンでも同じことが言えるようだ。
 そしてこれ、ブーツなんかにもいいと思う。

4.歯の磨き方(口臭予防に)
 朝だけ磨く人、寝る前に磨く人、いろいろだろうが、たとえば朝、歯を磨いたなら、夕食の前にも歯磨き(ハミガキは付けなくていい)するといい。口の中がサッパリするはず。
 歯磨きの時にはついでに舌のコケ取りも。〈デンターシステマ〉のような細い毛の歯ブラシなら、舌も傷めないと思う。
 ところで僕らの子供の頃は、歯磨きは〈ローリング法〉といって歯茎から歯に向けて歯ブラシを動かすのが「正しい」とされていて、横に磨くのは「間違い」とされていた。今はどちらかというと横に動かすのが正解のようで、一生懸命ローリング法で歯磨きしてて歯を悪くしてしまった人は、一体どうしてくれるんだ!


 最後はガンコじじいみたいになってしまったが、まだおじいちゃんと呼ばれるような歳では、ない。
 

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腹が減るのはいいことだ

2007-05-27 09:22:12 | 実用
 
 メタボリック対策とかで、会社の健診で腹周りを測るようになった。先日も春の健診の結果が戻ってきて、78cmだったからいいものの(基準は85cm以下)、学生時代から5kgは体重増えているし、油断はできない。

 どうもいろんな人の意見を聞いてると、腹の減る時間があるというのは、健康にいいらしい。『病気にならない生き方』の新谷弘実さんも、かの斎藤一人さんも、同じようなことを言っている。
 ガン細胞や体に不要な物というのは誰にもいつでも出来ているけれども、空腹時に、顆粒球という白血球の一種がそれらを食い尽くしているらしい。満腹にしていると、顆粒球はその他の物を食するから、ガン細胞が生き残ってしまう。だから空腹にして、顆粒球にガン細胞なんかを食べさせる時間が必要なのだ、と。

 それと、これは僕の考えなのだが、物を食べるということは、食品添加物も一緒に体の中に入れることを意味する。いくら安全性が確保されているとは言え、添加物の摂取は少ないに越したことはない。そういう意味でも、食べる量というのは必要最小限にしておく方がいい。(中国産の食材には不安もあるようだし)
 ついでながら、花粉症とかアトピーとか、アレルギー性の疾患が増えているのは、食品添加物のせいもあるのではないかと、密かに思っている。特段根拠はないのだが。

 『世界一受けたい授業』で、脳科学者・茂木健一郎氏が頭の良くなるコツとして、3つを挙げていた。何かに没頭すること、恋をすること、そしてプチダイエット、だそうだ。いずれも、頭脳を刺激するからとのこと。(恋をしようよ、という話は、すでに書いた)
 腹をすかせるのは、どうやって食糧を確保するか、というようなことを考えるため、脳に血液を回すということだ。空腹は頭にもいいらしいから、是非。

 だいたい、食べ物がたくさんあるからといって、ひっきりなしに何かを食っているというのは、たるんでいるというのか、みっともないことこの上ない。(たとえば一部の米国人みたいに)ブクブク太ってちゃ、精神の貧弱さをさらけ出しているようなもんだ。
 もちろん、ストレス解消のためとか体質的なものもあろうが、しょっちゅう食べ物を口にしてちゃ、その旨さもうまく味わえてないんじゃないかと思う。

 また、食糧のないツラさを体験している人も多いとは思うが、この時代、食べ物が途切れるということは、まず考えられないことだ。仮にあったとしても、空腹に耐える練習をしておかないと、すぐにマイってしまうだろう。

 健康のためにも、頭のためにも、腹が減るのはいいことなのだ。
 
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電話のかけ方

2007-05-13 09:28:27 | 実用
 
 「○○の△△と言いますが、□□さんいますか」と、平日の夜や休みの日、自宅に電話がかかってくる。
 たいがいマンション経営やら投資の話で、○○は聞いたこともない会社だし、□□も読み方間違ってるもんだから、最近は「いません」と答えて切ることにしている。時々「ご主人いらっしゃいますか」と聞いてくる時もあるが、子供や親父のフリをして、「おとうさん仕事です」とか「あいつまだ帰ってこないねー」とか言って、やはり切ることにしている。
 たまに「本人なんでしょ」と食らいついてきて手こずることもあるが、せっかくの休み、そんな電話で時間をつぶされたくはない。

 もちろん向こうも仕事だし、必要があって電話してきているのはわかるけれども、基本的に、相手に時間を使わせていることへの気遣いがまったくない。そういう電話のたぐいで、「今よろしいでしょうか」と聞いてきた奴に、出会ったためしがない。
 営業で電話かけまくるのもいいけれど、相手が出たからって延々しゃべってOKするとでも思っているのか。巧みなトークだけでやって行けると思っているところが、まず間違い。先輩や上司は、それでいいと思っているのか、不思議でしょうがない。「構うこたねえ、言いくるめてしまえばいいのよ」とでも上司が言っているのなら、そんな会社、早いとこやめた方がいい。

 だから「今よろしいでしょうか」と相手の都合をまず聞いて、良ければ話に入ればいい。その場合でも、20分も30分も話しちゃいけない。せいぜい5分。できれば「5分ほどいいですか」と言うのがいい。そして5分なら5分、話をして駄目なら切る。それが、信用される秘訣。時間も守れないような奴の話なんか、誰が信じるもんか。
 5分じゃ話が終わらないって? 用件を5分でまとめることもできないんじゃ、いい社会人とは言えない。僕なんか気が短いから、3分でも長いって思ってしまうのだが。
 それと、電話終わる時には「お時間とらせました」くらい言わないと。これも基本。

 電話をかけるのが仕事の方、受ける世間の人は、こういうことを考えているのですぞ。

 ついでながら受ける方も。自分以外の人宛てにかかってきた時、すぐに代われる場合は「代わります」と、そうじゃない場合は「お待ち下さい」とやらないと、かけてきた相手をヤキモキさせてしまうから、上手に使い分けを。

 しっかし、徒労とも思える作業を土日もやらされているなんて、かわいそうと言えばかわいそう。

〔読んで下さった方、・・・お時間とらせました。〕

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イカチンはいかが

2007-02-11 06:47:48 | 実用
 
 去年の大雪の反動か、今回の冬はえらく暖かい。とは言え朝晩はまだまだ寒いから、酒も温かいものがいい。
 そこできょうは、ちょっと変わった、そしておいしいお酒の飲み方を紹介します。

 〈イカチン〉と勝手に名付けたもので、さきイカ適量をコップ酒に入れ、レンジでチンするというもの。さきイカってうま味があるからビールにも日本酒にも合うのだが、繊維質というのか、よく噛まないと消化に良くない(よくおなか壊す)。そこで考えたのがこの方法。
 港町なんかに行くと、するめイカを徳利の形に乾燥させた〈イカとっくり〉というのが売ってて、中に熱燗のお酒を入れて飲んだりする。イカの風味がお酒に移って、これがなかなかイケるのだが、その応用である。
 歯ごたえはなくなってしまうものの、イカが軟らかくなって、おなかにも優しい。

 なお、イカとっくりの場合と同じく、お酒は安いものでも結構おいしくなるので、家計にも優しい。またコップは、「ワンカップ大関」のような厚手のものが、手が熱くならなくていいようだ。
 それと日本酒の場合、少量の水と交互に飲むといい。口の中がそのつどサッパリするし、アルコール分もうすめられるから(洋酒の場合のチェイサーみたいなもの)。これは「やわらぎ水」と言って、日本酒造組合中央会というところが勧めているものだ。併せてお試しあれ。
 作り方簡単なので、あるいは行きつけの飲み屋のある人は、頼めばやってくれるんじゃないかと思う。

 ・・・い、いかん、また飲みすぎてしまった。

〔去年の6月、『ブログ殺人事件』という、ブログならではのショートショートを載せました。もう一つ、ブログでしかできない作品を思い付きましたので、近いうちに発表するつもりです。ちょっとだけお楽しみに。〕
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カゼの治し方

2007-01-14 09:16:51 | 実用
 冷たくなる大寒(今年は1月20日)の頃から、カゼ(インフルエンザ)がはやり出します。そこできょうは、カゼを治す方法というのを紹介します。

1.ひき始めは葛根湯
 くしゃみや鼻水が出て、寒気でゾクゾクする時、いきなり普通の風邪薬(総合感冒薬)は飲まない方がいい。体が菌やウイルスに対し熱を出して抵抗しようとしている時期だから、無理に熱を下げてはいけない。逆に、熱を出してくれるような葛根湯(かっこんとう)や生姜湯(しょうがゆ)を飲んで、温かくして寝ているのがいい。背中がゾクゾクする時は、ホッカイロを使っても。これが1日くらい。
 なお漢方薬は、食間(食事と食事の間。例えば10時とか15時とか)に飲むのがいい。
2.本格的なカゼには総合感冒薬
 それでダメなら、高熱やセキが出て、体もだるくなる本格的なカゼになるのだが、そこで初めて総合感冒薬の出番となる。
 食後にきちんと飲んで、温かくしていること。
3.長引いた時は小青竜湯
 熱も下がってだるさもなくなったのに、なかなかゼロゼロがなくならない、という場合がある。気管支が軽い炎症を起こしている状態。そういう時は、肺や気管支を温める効果のある小青竜湯(しょうせいりゅうとう)がいい。これも食間に服用。

 ただし菌やウイルスによっては、いきなりノドに来て高熱が出る場合もあるので、その時は2番からになります。
 人それぞれ体質も違うし、他にもいい薬があるのかもしれませんが、僕の経験によると、この方法はなかなかいいはず。もちろん、ひどい場合は医者にかかることをお勧めします。
 それと、手洗いやうがいは、ノロウイルス対策に限らず予防として必要なこと。また、できるだけ口で息をしないこと。それから、洟はこまめにかむこと。

 ただ一番いいのは、カゼひく時はひくのがいい、と考えること。体が休みたがっているのだから、休ませたらいい。

 ところで、世の中にカゼというものがなくなったら、仕事をサボったりする口実の一つがなくなることになります。「いやー、ちょっとカゼ気味で」なんてこと、言えなくなってしまう。
 だから、カゼの特効薬なんてものはできない方がいい。いや、すでにどこかで完成はしたけれども、世に出されず隠されているのかも。

追伸
 この年末も、ウイルスにおなかをやられてしまいました(家族の中でやはり僕だけ)。大晦日から1週間、太田胃散とビフィズス菌製剤と、それからヨーグルトを食べては、酒飲んでました。トホホ・・・

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お米ができました

2006-11-05 09:25:02 | 実用
 
 3年ほど前から、庭で米作りというのをやっている。バケツで育てるという簡単なものだが、今年も“豊作”だったので、やり方を紹介しておきます。

①苗作り
 春、暖かくなってきたら(4~5月)、深めの皿に適当なスポンジを敷き、種もみ(もみ殻付きの米)をその上に5粒ほど乗せて水でヒタヒタにする。数日で芽が出るから、水を切らさないことにだけ気を付け、そのまま放っておくと、数週間から1ヶ月で12,3cmの苗になる。この間、日なたに出す必要はない。
②田植え
 次に、バケツに土(普通の土でいい)を厚さ5cmほど入れ、水面がその上3cmくらい来るように水(水道水で結構)を加えてかき混ぜる。土が落ち着いたところで、上記の苗を植え付ける。この際、スポンジにからまっている根っこを切らないように気をつけること。
③稲刈り
 あとは、水を切らさないよう、また苗が水没してしまわないよう、日当たりのいい場所に置いておくだけ。これで10月にはたわわに実った稲が出来るはず。もみ殻をむくのは大変だが、玄米のまま普通のご飯と一緒に炊いてから、戴く。色が他のお米と違うし、硬いから口の中でもすぐわかる。もちろん、炊かずに玄米をそのまま食べてもおいしい(肥料も農薬も使っていないから安心)。なお翌年のため、10粒ほどは残しておくこと。

 ところで、最初の種もみをどうやって手に入れるかだが、僕の場合、稲刈りの頃、少し分けてもらったのが最初。今からだと、来年の春先、農家か農協で種か苗をもらうという手も。(数名様になら、お分けできますが)

 スポンジの上で苗が育ってくると、どういうわけか朝、その先端に露ができる。きれいなものだし、何だか健康にいいような気がして、それをペロッとなめるのも、楽しみの一つ。

 1粒の種が、水と土と太陽と、そして半年間で50粒に。何の不思議なけれど。
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