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エッセイとショートショートと―あちこち話が飛びますが

マキタスポーツ&スージー鈴木『ザ・カセットミュージック』

2022-12-18 08:36:21 | エッセイ
 BS12トゥエルビで日曜夜9時から放送の、知る人ぞ知る音楽番組。マキタスポーツとスージー鈴木のおじさん2人が、中学生か高校生のノリで音楽について語り合う。
 “絵”はほとんど変わらず音楽と談義だけの、ちょっとマニアックな番組。名曲に懐かしい曲に、知らない曲に。「コード進行」なんてよくわからないが、楽しそうにしゃべっているのを見るとこっちまで楽しくなってくる。
 2人ともよく勉強してるし、そしてマキタスポーツはギターが、スージー鈴木はキーボードが、意外と(失礼!)うまい。
   



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ウルトラマン、マグマ大使、ジャイアントロボ

2022-11-13 08:43:37 | エッセイ
 
 巨大ヒーロー物ということで子供の頃は一緒くたに見ていたが、どうも雰囲気違うと思ったら製作するプロダクションが違うようだ。それぞれ円谷プロ、手塚プロ、東映、だそうで、当たり前ながら味わいというか感じが全く違う。。
 もちろん子供の頃はいずれも面白く見ていたんだけど、やはりと言うか『ウルトラマン』は別格という気がするし、心に深く残っている(さすがは円谷英二)。
 ただ同じ円谷プロでも、のちの『ミラーマン』なんかはちっとも面白くなかったし、ピー・プロの『スペクトルマン』なんて、見ちゃいられなかった。子供心に「何だこりゃ」と思ったもの。監督ほかスタッフが違うからだろう。『怪獣王子』も(作ってくれた人には悪いけど)ちゃちくて仕方なかった。
 その他実写物ではないがマジンガーZ(東映)やガッチャマン(タツノコプロ)は面白かった。

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懐かしの〈三保文化ランド〉

2022-10-16 08:36:48 | エッセイ
 
 静岡清水区の東海大学水族館や博物館が、来年3月で一般の有料入場をやめるそうだ。水族館にはそれは大きな水槽があって、子供を連れてよく行ったもの。
 その隣りには〈文化ランド〉というのがあり、ピサの斜塔やパリのエッフェル塔のミニチュアが並んでて、これまた子供と一緒に見て回ったし、県外から来た友達は必ず連れて行った。面白かったが老朽化か、その〈文化ランド〉もいつの間にかなくなってしまって、寂しい限り。
 ずいぶんと楽しませてもらった。時の流れとは言え(当たり前だけど)断わりもなしにどんどんいろんなものが変わってゆく。
  〔写真は、見づらいけど昔の配置図とチケット〕

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充分見た(続き)

2022-10-02 08:00:55 | エッセイ
 この間、実に多くの人たちに楽しませてもらった。思いつくままに挙げると。〔敬称略、順不同〕

 音楽:ビートルズ、アンディ・ウィリアムス、サイモンとガーファンクル、カーペンターズ、クイーン、カルチャークラブ、ノーランズ、ワム!、アバ、オリビア・ニュートン・ジョン、マイケル・ジャクソン、エンヤ、サラ・ブライトマン、井上陽水、中島みゆき、渡辺真知子、原田真二、YMO、アリス、さだまさし、サザンオールスターズ、天地真理、南沙織、松田聖子、中森明菜、薬師丸ひろ子、AKB48、あいみょん
 映画:2001年宇宙の旅、スーパーマン、バットマン、スパイダーマン、エイリアン、ターミネーター、プレデター、スター・ウォーズ、タイタニック、アバター、ラ・ラ・ランド、ゴジラ、ガメラ、男はつらいよ
 本(作家):D・カーネギー、櫻木健古、三田誠広、阿刀田高、加藤諦三、竹村健一、多湖輝、星新一、筒井康隆、広瀬正、夏目漱石、太宰治、江戸川乱歩、斎藤一人、小林正観、里中李生、川北義則、ドストエフスキー、ジッド、エドガー・アラン・ポー
 落語(芸人):Wけんじ、いとし・こいし、三遊亭金馬、三遊亭円楽、月の家円鏡、ドリフターズ、笑福亭鶴光、ビートたけし、所ジョージ、ダウンタウン、ナイツ、爆笑問題、四千頭身、かまいたち
 子供番組:ウルトラマン、黄金バット、エイトマン、マグマ大使、宇宙人ピピ、鉄腕アトム、鉄人28号、サンダーバード、ひょっこりひょうたん島、宝島、ドラゴンボール
 テレビ:名犬ラッシー、奥さまは魔女、刑事コロンボ、トリック、古畑任三郎、ガリレオ、8時だョ!全員集合、ザ・ベストテン、NHKスペシャル、篤姫、いだてん、青天を衝け、ちりとてちん、ひよっこ、クイズダービー、知ってるつもり?!、世界一受けたい授業
 スポーツ:三浦カズ、ラモス瑠偉、サッカー日本代表、アントニオ猪木、高橋尚子、北島康介、野茂英雄、松井秀喜、イチロー、大谷翔平、北の湖、千代の富士、朝青龍、白鵬
 他にもたっくさんで、書ききれない。

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充分見た

2022-09-18 08:39:38 | エッセイ
 昭和34年(1959年)生まれだから、高度成長期と重なってずいぶんといい思いをさせてもらった。(同じ世代だったら共感してもらえるはず)

 おぼろげながら1964年の東京オリンピック(去年も)、1970年大阪万博(愛知万博も)。できたての新幹線にも乗ったし、アポロの月着陸も見たし、画面越しながら国際宇宙ステーションも。インターネットにドローンに薄型テレビに、今や実に便利な世の中になったもんだ。
 もちろん〈肥後守〉で鉛筆を削ったり原っぱで遊んだりの時代もあったし、汲み取り式便所やリモコンのないテレビなど、不便なことも多かった。
 バブル経済や政権交代、元総理銃殺なんてものもあったし、2度の改元にミレニアム、最高/最低の大統領も目撃した。93年Jリーグの開幕にも立ち会い、サッカーW杯への出場も果たした。

 一方、悲しい出来事も。
 大震災、水害、猛烈な台風、地球温暖化、国内外のテロ、あちこちでの戦争、…。
 もう充分かなあ。



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夏休みは自由に

2022-08-28 07:46:52 | エッセイ
 地域によって違うだろうが、夏休みもそろそろ終わり。宿題に苦労した子も多かったろう。

 〆切までに仕上げるってのは大人になってももちろん必要なこと。でもそのための訓練は普通の日にやればいいこと。何十日もある長い休み、自由にさせてはどうだろう。「だらけるから」という理由でたくさんの宿題で縛ることもない。自分なりに考えて、何かをやる子はいるだろうし、やらない子も当然いるだろう。もちろん、発表なんてしなくていい。その子の心に残っていればいいだけ。
 宿題ちゃんとやっとけば「よしよし、だらけずに過ごしたな」とでも評価されるのだろうが、あまり意味はないように思う。
 自由研究も、提出を前提としたものなら“自由”とは言えず、つまらないものになってしまうだろう。出す出さないも含めて“自由”でないと。ひそかにやるものの方が面白い、かも。読書感想文なんて、先生を意識した体のいい文章を書くだけ。(何かパンフレットのようなものの「感想文」を書いて出したことがある。それなりのコメントはあったが)

 小学生の頃だったか、夜、泊まりに来た友達とベランダで星を見ながら「宇宙はどうなっているのか」「果てはあるのか」といったことを話し合ったことがある(隣りのおばさんに「静かにしてね」と叱られてしまった)
記録も発表もしてないけど、その時のことは50年くらい経った今もよく覚えているし心に残っている。(きっとこういう思い出だけが「あの世」に持って行けるのだろうと思う)
 子供たちを宿題でいじめるんじゃなくて、好きにさせたらいいんじゃないか。何かやるやらないは、その子の勝手(言わば自己責任)。ひょっとしたら日本のサッカーに足りない「自由さ」というのは、こんなところが原因かも。
 …とりとめもないこと書いてしまいました。



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いつの間にか

2022-08-21 07:20:08 | エッセイ
 夏の甲子園もあす決勝(大阪桐蔭がいないのは残念)。子供の頃は「野球のお兄ちゃん」と見ていたのだが、とっくの昔に年下になってしまった。監督や審判の人たちも、ひょっとしたら年下かもしれない。
 同じことは大相撲でも言える。お相撲さんはだいたい20代30代だから、やはり年下。ずいぶんと大人びて見えたもんだが、いつの間にか。(高校生同士・若者同士とはいえ、メゲないでよく頑張るなー)
 最近驚いたのは、夏の参議院選挙で、ここ静岡地方区の候補者がみな年下だったこと。政治なんて、ずっと年配の人がやるもんだと思っていたが、全国でも、年上は数えるほど。そのうち全員年下になってしまうだろう。(総理大臣含め、みんな年下になったら「この若造どもが」とでも思うのだろうか)
 …別にイバりたいわけでも、何か努力したわけでもない。ただ年を食っただけ。


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三田誠広氏のことなど

2022-08-07 07:47:23 | エッセイ
 
 時間ができたら好きな本でも読もうと思っていた。そこで埴谷豊の『死霊』に挑戦したが、長いし何とも読みづらくて断念。代わりに、と言うか読み慣れている三田誠広の本を改めて読むことにした。
 ちょっと挙げてみると『すずめ台駅前情報局』『都の西北』『龍をみたか』『僕のうちあけ話』『空は終日曇らず』『死のアポリア』『考えるウォークマン』…。小説にしろエッセイにしろ、実に読みやすくて面白い。
 知ってるかもしれないが、高校生の時に『Mの世界』で文藝賞(佳作)となり、のちに『僕って何』で芥川賞をとった、全共闘世代(本人いやがるかも)の作家だ。子供の頃から世界の文学を読んでたらしく、いろいろ知っているしかなり深いこと考えている。
 「読みやすい文章の中に少しずつ毒を盛り込んでいる」というようなことを本人言っているらしい。とすると僕はだいぶ毒されているのかもしれないが、それでもいいと思っている。いろいろ考えさせられるし、文学の世界に引き入れてもらったし。人生が豊かになった、と言うか。
 …ちと持ち上げすぎましたか。


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幸せな会社人生

2022-07-31 07:34:04 | エッセイ
 
(手前みそですが…)
 家の中を整理していたら、30年ほど前にアメリカ出張した時の資料が出てきた。
 社団法人主催の研修旅行に行かせてもらったもので、ニューヨークの案内やブロードウェイで見た『美女と野獣』のパンフレット、併せて訪問したプエルトリコの地図…。
 以来、アメリカには別々の用事で都合3回行くことになった。それからドイツや中国の取引先には5,6回訪問し、現地の人とすっかり仲良くなってしまった。他に、イギリスやチェコ、インドも。(プライベートではオーストラリアやグアム、韓国へも)
 いずれも仕事だから、ややこしいことはもちろんあって、行くのに尻込みする人ばかりだったが、他にいないのであればと、ホイホイと飛行機乗ったもの。頼まれた仕事は基本的に断わらないことにしていたし。
 そんなこんなで計16回も海外出張したことになるが、珍しい体験や、おいしい料理にお酒を味わうこともできた。
 地方の製薬工場勤務にしては、貴重な経験をさせてもらったなあ、とつくづく。(今では夢みたい)

 社会に出る前、会社に入る前は、一体どうなることかと思っていたが、何とか無事乗り切ったってところ。会社がツブれるなんてことなかったし、そこそこの地位に就かせてもらって、そこそこの給料。出向そして単身赴任も、いい思い出。この世の務めを果たしたって感じ。
 たっくさんのEメールを見る必要がなくなったし、また仕事のことで責任を問われることは(おそらく)もうない。それが一番。
   

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1等7億!

2022-07-24 06:37:58 | エッセイ
(ヤボは承知で…)
 そうそうたる俳優陣がテレビで「1等5億!」とか「7億!」とか叫んでいる。当たり前だけど、みんながみんな当たるわけではない。もちろん俳優陣も、そんなことはひと言も言わない。「1等当たると5億円もらえるよ」と伝えているに過ぎない、これも当たり前。
 ひと文字ふた文字違いの惜しいものから、かすりもしないものから、買ったことのある人なら余計わかるはず。それでも買うのは、可能性があるから。「夢を買う」という言い方をよくするけれど、当たらないのが前提なのかもしれない。また「買わなければ可能性はゼロ」は確かにそう。しかし買ったところで可能性はやはりほとんどゼロ。だから買う買わないは考え方次第。
 そうそう、売上げの何割かは福祉や公共事業に回されているようだから、これはこれで、立派な〈社会貢献〉と言えるだろう。
 ところで僕は、20年ほど前に3000円当たり、そっくりそのままくじ買ったら10枚とも外れてしまったことがある(もったいないことした)。
  


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