浜田省吾『最後のキス』

　
　「一秒だけの想い出の」というフレーズが泣ける、切ないバラード。
　浜田省吾はほとんど知らなかったのだが、ＮＨＫ「ＳＯＮＧＳ」で『光の糸』というノリのいい曲が流れ、ＴＳＵＴＡＹＡに行ったところ、収録されたアルバム「旅するソングライター」が残念ながら貸し出し中で、その隣りにあった「その永遠の一秒に」を借りて巡り合った次第。（今もYouTubeで聞きながら書いている）
　恋の妄想にふけりながら車の中で延々と掛けていたら、仕事中もずーっと頭の中で鳴りっ放し。（これはこれで）
　恋愛ドラマのテーマ曲にぴったりだと思うのだが、どうも使われた気配はない。心に染みるいい曲なので、ドラマ制作の方々、是非。
　…いやしかし、知らない名曲というのはまだまだあるもんだ。

　〔写真は静岡市青葉公園のイルミネーション〕

コルク栓でこんな物を

　
　年末、大掃除をしていたらワインのコルク栓がたくさん出てきて、捨てるのも何だし、と鍋敷きを作ってみた。
　瞬間接着剤でくっ付けるだけのものだが、向きやら模様やら考えつつ、音楽聴きながらやるのは何とも楽しいもの。もちろん水平もとったつもり。とりあえず四角く組んでみたが、ほかの形、たとえば六角形でもできるだろうと思う。
　点あるいは線でくっ付いているものだからあまり強度はないものの、鍋の下に敷くだけなので。どうしても隙間ができてしまうものだが、コルクのカケラをそこに埋め込むことで多少は補強できた格好。
　皆さんもどうぞ。しかし他にも不要な物が、いっぱいあるんだよね。

クイズ・ナンセンス

１．辞書を編纂させるのだが、どうしても一つ言葉が欠落してしまう歴史上の人物は？

２．金太郎、桃太郎、浦島太郎の３人が歩いていると、重そうな荷物を持ったおばあさんが。さて、持ってあげたのは誰？

３．シーザー、ブルータス、クレオパトラが喫茶店に入りました。さて、シーザーに言われてブルータスが飲んだコーヒーは？

〔答はこの下〕











答
１．ナポレオン。「世の辞書に『不可能』という文字は…」

２．桃太郎。「も…持ったろう」

３．モカ。「ブルータス、お前モカ」

彼らは幸せだろうか

　
　フランスの哲学者・ディドロの言葉に「もっとも幸福な人間とは、多くの人々を幸せにする人間のことである」というのがある。

　これを知った時まず思い浮かんだのは、かのテロリストあるいはテロ国家のこと。やむにやまれぬ理由があるのだろうけれども、多くの人々を不幸せにしている分、彼ら自身はおそらく幸福ではないに違いない。それとも誰か他人を幸せにでもしているのだろうか。
　少なくとも、ツルんだ時点で〈大人〉ではないし〈一流〉でもない。「オレたちだけが正しい」あるいは「オレたちを見ろ」というのも思い上がりである。そんなこんな考えて行くと、かわいそうな人たちだとも言える。
　いやいや、あまり憐れみを掛けていると「そんなんじゃないやぃ」と反発されるから、慈悲の目を静かに向けているのがいいのだろう。
　
　同様に、コンビニ店員や駅員を怒鳴り散らしているヤカラってのも、職場や社会でイジメられている憐れな人たちであることだろう。幸せな人は、文句言ったり怒鳴ったりはしない。
　逆に、世界中多くの人々を幸せにしているポール・マッカートニーやマイケル・ジャクソン、ビル・ゲイツや大村智さんなどは、もっとも幸福な人たちに分類される。
　
　ところで、日本でテロに遭う確率は、雷に打たれる確率と同程度なんだそうだ。用心するに越したことはないが、今のところそう心配する必要はないのかも。
　さて皆さんと同じく、できることなら僕も幸福になりたい。ということは…。

お金持ちより時間持ち

　
　千田琢哉『孤独になれば、道は拓ける。』という本を読んでいたら、面白い一節に出会った。
　曰く「お金持ちより、時間持ちの方が強い」。どんなにお金があっても、それを自由に使って幸せになる時間なり余裕がないと何にもならない、とのこと。
　忙しない年末を過ぎ、今年はどんな年にしようかと想いを廻らせる時、これはいい指針になりうる。物やお金はほどほどあればいいのだし。もちろんある程度余裕ある生活を送れるようになるまでは少々大変だろうけれど、たどり着いてしまえば案外楽ちんなの、かも。
　皆さまにとって、いい一年でありますように。

　〔写真は、石垣島の宿「フサキリゾートヴィレッジ」の桟橋〕