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エッセイとショートショートと―あちこち話が飛びますが

対になるもの

2012-04-29 11:09:02 | 言葉/ナンセンス
 
 ・お花見 ― 紅葉狩り
 ・春一番 ― 木枯らし一号
 ・炎帝 ― 冬将軍
 ・逃げ水 ― 霜柱
 ・あせも ― しもやけ
 ・寝冷え ― 湯冷め
 ・猫背 ― 鳩胸
 ・知能指数 ― 運動神経
 ・北極星 ― 南十字星
 ・虹 ― オーロラ
 ・砂漠 ― 氷河
 ・ジャングル ― ツンドラ
 ・ワニ ― サメ
 ・ピラニア ― サソリ
 ・城下町 ― 門前町
 ・うぐいす張り ― 鳴き砂
 ・富士山 ― 琵琶湖
 ・紫紺の優勝旗(センバツ) ― 深紅の優勝旗(夏の甲子園)
 ・国民総中流 ― 格差社会
 ・会社人間 ― マイホームパパ
 ・ブルーマンデー ― ハナ金
 ・根も葉もない ― 尾ひれが付く
 他にもたくさんあるでしょうね。
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カッコいい生き方

2012-04-22 09:43:53 | エッセイ
 
 退職間近の先輩と出張中に話をしていて、高校時代、陸上短距離走で市の記録を塗り替え、今も抜かれていないということを聞いた。そういう風には見えないので意外だったし、20年以上の付き合いであるにも関わらず、自慢していいそんな話が初めて聞けるというのは、いいなあと思った次第。

「あの小さなおじさん、空手か何かの有段者だって」
「静かな人だけど、会社では偉かったらしいよ」
「実家は地元の名士だって」
「奥さんえらい美人だってよ」
「お兄さん東大で、お子さんは慶應だって」
「投書が何回も新聞に載ったんだって」
「頭良くて、子供の頃は有名だったらしいよ」
「女子アナの○○さんは姪っ子だって」
「ジャズの世界では結構名が知られているそうな」
「東北に毎年ボランティアに行ってたらしい」
「ひそかに凄いブロガーだったって」

 なんてことが、たとえば遺影の前で言われるようであれば、それはそれでカッコいい生き方であるに違いない。
 

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上から目線で

2012-04-15 10:37:17 | エッセイ
 
 「上から目線」というのを最近よく聞きます。特に若い衆に多いようですが、50過ぎれば多少上から目線でもいいだろうと思い、ちょっと列記してみます。

・後ろからアオってくるクルマ:遅刻すれば減給されてしまう一般職なのだろう。余裕のない、おそらく下っ端。
・ウィンカー出さないクルマ、暗くなってもライト点けないクルマ:事故の可能性高くなるのに、何でわざわざリスク犯すのかねえ。
・メールだけ出して済ます人:おそらく面と向かっては言えないのだろうと思うし、何かあった時も「いや、連絡はしました」と言いたいのだろう。気が小さいのに違いない。
・声のでかい人:隠し事のできない正直な性格である分、当人にナイショ話はできない。
・何かと人のせいにしたがる人:きっと責められるとモロいに違いない。おそらく精神的には弱い部類。
・「聞いていない」というお偉いさん:それで責任回避ができると思っている甘ちゃん。
・「世間が悪い、環境が悪い」と主張する人:世の中そうそう変わるものでもないし、周囲の状況が良くなってもきっと同じこと言い続けるだろうと思う。
・立派なことは言う人:理屈だけではないということが分かっていない、まだまだ若造。
・エラそうにしてる奴:まずそれほど偉くないのは事実だし、そういう奴は偉くはなれない。
・人をすぐバカにする奴:その部分しか分かっていない、ということを自分からバラしているようなもの。分かっていない。
・勝手なことばかり言う奴:影響力あまりないから、勝手なことが言える。ある意味羨ましい。
・おしゃべりな男:口利いてないと落ち着かない性格。うるさいけど、かわいそうと言えばかわいそう。
・ツルむ男たち:群れていないと不安なのだろう。これも哀れといえば哀れ。
・「~してくれない」と文句言う奴:相手に依存の〈くれない族〉
・「がれき受入れ以外にもできることはあるはず」という人たち:じゃあボランティアやるかお金出すか被災地の農産物買うかというと、やはりやらないに違いない。

 …ずいぶんと下世話になってしまった。
 ただ本当の大人であれば、上から、と言うより広ーい視野で以って観る/見渡すものだろうと思います。(僕もまだまだ洟垂れ小僧…)
 

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大和賢一郎氏の言葉

2012-04-08 18:14:03 | エッセイ
 
 サクラの季節。「幸せなサラリーマンになる方法」について研究/公表している大和賢一郎という人を新入社員に紹介したく。(特に新入社員でなくても可)
 日立製作所に勤めながら『辞めるなんてもったいない!―入社3年たったら読む本』を出し、コンサルタントのようなこともやっているらしい。たしかまだ30代の氏が、HPに日替わりで「モチベーションを高める言葉」というのを載せています。
 転載自由だそうで、心に残った言葉を列記しておきます。

敗北者は現金を貯める。成功者は信頼を溜める。
 人件費の高い国、日本。仕事を手伝ってもらうことのコストは大きい。
 「他人の協力を得られるか?」という人望は、現金以上の価値を持つ。
 好意の返報性。現金に惑わされず、日々、信頼残高の蓄積を意識せよ。

あなたの「快楽」は、誰かの「苦痛」とペアである。
 昨日あなたが体験した「快楽」を生み出すために、
 どれだけの人が汗を流し、悩み、我慢をしたか?
 今日はあなたが「我慢する側」に回る番である。

笑顔で幸せに生きる秘訣は「許すこと」
 誰かを憎めば、誰かに心を支配される。
 誰かを許せば、誰かから心を開放できる。
 「許し」は利己的な行為。自分のために許せ。

名医でも全ての患者は救えない。
 有名になるほど、役職が上がるほど、実力がつくほど、周りから頼られる。
 期待が膨らむがゆえに、高まってしまう逆恨みのリスク。裏切り者のレッテル。
 相手に「してあげたこと」は忘れても、「してもらったこと」は忘れるな。

あなたが居なくても、世界は回る
 いち社員のミスを、誰が気にするというのか?
 会社が潰れたとして、人類が滅亡するだろうか?
 銀河から見れば我々は、途方もなく無力な存在。

今日は五体満足だが、明日もそうだとは限らない。
 右腕を骨折したら、パソコンが操作できなくなる。
 左足を捻挫したら、打ち合わせに行けなくなる。
 今日、使える腕と足があるのなら、今すぐ使わないと損。

敵の数だけ味方がいる。味方の数だけ敵がいる。
 あなたは孤独ではない。応援者は数知れぬ。
 誰もが高貴ではない。嫌悪者は跡を絶たず。
 敵は消せないが敵意は消せる。広い心で許せ。

 僕は出社するとまず、日々更新されるこれらの言葉を読んで、励まされたり気を引き締めたりしているところです。
 なお、HPでは「上司をどう動かすか」といったような事項を、大和氏自身による動画で説明しています。ちょっとクセはありますが、ずっと年上の僕から見ても「なるほど」と思う部分多いんで、良かったらどうぞ。
 

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級の合算

2012-04-01 09:49:49 | エッセイ
 
 合気道はまだ続けていて、今年1月に1級の免状ををもらうことができた。
 去年2級を取った際、英検と漢検と合わせて6級、とかいうことを話したけど、「段」じゃないんで大きくなっても意味がない(単独の武道、あるいは複数合計5段くらいなら、まあ凄いと思う)。で、どうするか。

 こういう場合は逆数にするのがいいってんで、まずやってみた。英検2級、漢検2級、合気道1級なんで、
  1/2+1/2+1/1=2
 ただしこれも、合計が大きくなるばかり。

 そこで、合計が1より小さく、また1に近付くほど良いという考えを取り入れ、級の数字を自乗することにしたが、1級だけで計算値が1になってしまうため、級の数字に1を足した上で自乗する、というのを考えてみた。これが1に近いほどいいってわけ。
  1/9+1/9+1/4=17/36
 そう言えば小学生の頃には剣道5級だったし(そこでやめてしまった)、硬筆検定(まだあるのかな?)も5級だった。そして去年は、語彙・読解力検定の準1級というのにも受かった(よくわからないけど860点で満点らしい)。
 準1級を「1.5級」とすると、
  1/(1.5+1)^2=1/(5/2)^2=4/25
 これらも合わせると、
  1/9+1/9+1/4+1/36+1/36+4/25=619/900
 だいたい7割ってとこ。

 …以上どうでもいい計算でした。(自慢めいて聞こえたらご容赦をば)
 ところで、今年度から中学での武道が必修になるようで、おおかた柔道・剣道らしいが、ケガも少ないし護身術としても非常にいいんで合気道も是非。(朝日新聞beのアンケート調査によれば、やってみたいスポーツの9位になっていたほど)

 さてさて、先生からは「今年中には袴がはけるかな」と、つまり初段になれるかもと言われているんで、まだまだ頑張らないといけないところ。
 

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