eSSay

エッセイとショートショートと―あちこち話が飛びますが

“it”

2015-11-29 10:42:46 | ショートショート
Suddenly it appears
with ugly appearance
People are afraid

Communication isn’t effective
and missile, either
Oh my God

All over the world
people becomes of one mind
And then, it fades away

Yes, it’s the God
says with a sigh
Oh my earth

 Copyright(c) shinob_2005


元の日本文も載せておきますね。

「それ」

前触れもなく それは空から
見るも恐ろし 巨大な化け物
のそりのそりと 市民は恐怖

対話を試すも まったく通じず
銃にミサイル これまた効かず
神も仏も あるものか

困った人類 一致団結
力を合わせて 頑張ろう
すると不思議や 化け物失せる

何のこたない それが神様
元の姿で 苦笑い
地球の世話も 楽じゃない

 Copyright(c) shinob_2005


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一流かどうか

2015-11-22 19:28:58 | 時事
 今年になって業界の仕事をやることになり、結構出掛けることも多くなった。それはそれで大変なのだが、いい気晴らしにはなってもいる。
 他の会社のメンバーと一緒に仕事するとなると、どうしても緊張してしまうものだが、ある時ふと「はたして彼らは一流なのだろうか」という考えが頭をよぎった。もちろん低く見るつもりはないけれど、自分と同等くらいだと思うことでフッと気持ちが軽くなり、そのあとの説明がうまくできたのを覚えている。

 話変わってフランスのテロは大変だ。実行犯とされる顔写真を見ると、まあ普通の若者に見える。しでかしたことはもちろん非難されるべきものだが、彼らは彼らで、身を挺して実行するほど「真剣に」考えていたに違いない。善悪はともかく、ひょっとしたら僕らよりよほど「真面目」なのかも。
 あるいは。苦しむ祖国のため、せめてもの反撃を試みたのかも。「俺らの気持ちもわかってくれ」という、悲痛な叫びもあるに違いない。そういう目で見てみると、ある意味可哀想な存在、哀しい存在だ、とも。

 ちょうど大河ドラマ『花燃ゆ』に、西南戦争で敗れて捕われた薩摩兵士なんかが出ていたけれども、彼らとて「国のため」とでもいった理由があったことだろう。テロの実行犯も、同じように改心させられないものか。
 ところでこのドラマ、あまり期待していなかったのだが、終盤になって非常にいい感じになってきている。志(こころざし)かあ、忘れていた。

 一流かどうか、というのは難しい問題。周りの人間すべて「一流」と言えもするし、「一流」なんて滅多にいない、とも言える。一面では一流でもほかの面では三流、ということも。
 ところで、一流の人間は「相手が一流かどうか」なんて考えないに違いない。そうすると僕もまだまだだなあ、と。

 本屋に行けば、『一流の男 一流の風格』『人生で大切なことはいつも超一流の人たちから学んだ』『なぜ一流の男の腹は出ていないのか?』と、結構最近「一流」ばやりである。
 …話があちこち飛びました。


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Q&A ほか

2015-11-15 08:25:37 | 言葉/ナンセンス
最近よく分からない略号(○&○)が増えているので、ちょっとまとめてみました。

 M&A・・・企業の合併買収のこと。Mergers(合併)と Acquisitions(買収)だそうだ。

 R&D・・・研究開発(Research and Development)

 R&B・・・黒人系大衆音楽の一つ(Rhythm and Blues)

 R&R・・・ロックンロール(Rock and Roll)

 B&B・・・島田洋七・洋八の漫才コンビ(もみじまんじゅう!)

 m&m's・・・「お口で溶けて手で溶けない」のチョコレート菓子(何の略かは知らない)

 S&B・・・カレーでおなじみヱスビー食品

 P&G・・・「アリエール」ほか日用品の会社(Procter and Gamble)

 J&J・・・ヘルスケア用品の会社(Johnson & Johnson)

 C&P・・・コピペ(Copy and Paste)

 C&R・・・釣った魚を放すこと(Catch and Release)

とりあえず。他にもたくさんあるだろうし、今後さらに増えることでしょう。
言うまでもなく、タイトルのQ&Aは「質問と回答」であります。

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VHS&カセット~知っていれば

2015-11-08 09:51:00 | エッセイ
 
 身の周りがあまりにごちゃごちゃしているんで、断捨離よろしくそろそろ身辺整理をしているところ。
 その中には、ため込んでいたVHSビデオやカセットテープなんてのもたくさんある。ちなみに写真は、映画『異人たちとの夏』にアメリカの連続ドラマ『タイムトンネル』そして「バルセロナ五輪・総集編」。他にも『V ビジター』なんてのも大事にとってある。カセットの方には、ヤクルト初の日本一の実況やFMの録音が。
 個人的な記録は別として、それらに録画/録音されたものは今やおおかたネットで入手できるものばかり。こんな時代になるとは、30年前は考えもしなかった。苦労して〈エアチェック〉や予約録画していたのが、時間の無駄だったような気がしないでもない。
 30年前でも20年前でも、こういう時代になることを知っていれば、若い頃もう少し時間を有効に使えたのかもしれない。実にもったいないことをしたもんだ。
 ということはひょっとしたら今、時間かけてやっていることがいずれ無駄になるって事態が、あるやもしれない。
 …てなことを、昔のもの片付けながら思ったのでした。

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初マラソン完走記

2015-11-01 08:22:01 | エッセイ
 
 55歳にしてフルマラソン(先週の大井川マラソン)に初めて挑戦し完走できた、という半分自慢めいた報告。

1.きっかけ
 ボランティアをやったことがあって、見ていて自分も走りたくなったのが発端。参加している会社の衆からも「一緒に出ましょう」と言われてその気になった。
 スロージョギングで歩く速さの2倍で走れば6時間弱、バテても制限時間の7時間内には着くだろう、と。目標は、ともかく完走。

2.準備
 年初から週に1度、近所をジョギング(花粉症の時期や体調悪い日、雨の日はお休み)。数キロから始めて徐々に距離を伸ばす。靴もそれなりに新調。ナイキの軽いシューズ(確か7千円ほど)。
 9月には10キロほどを無理なく走れるようになり、直前の10月18日には本番のコース〈リバティ〉を20キロ走る。かなり疲れたが、何とか行けそうという感触を得た。
 途中膝の痛くなった時期があったが(軽い変形性膝関節症)よく効くという運動をやって、普通に走れるようになった。それでもカミさんたちからは「大丈夫?」「死なないでね」と。

3.前日
 そのまた前の晩に飲み会があって体冷やしてしまったか、37.0度の微熱。本番に熱出して走れないのは残念なのはもちろん、何人かには参加すること言ってあり「怖じ気づいて逃げたな」とでも思われるのが何とも悔しかったので、祈るような気持ちで薬のんで早めに寝る。

4.当日(10月25日)
 寝汗いっぱいかいて体温36.2度まで下がり、無事参加。いい天気で風もほとんどなく絶好のマラソン日和でありがたい。予定どおり走れることが嬉しくて嬉しくて、それでも飛ばし過ぎないように一歩一歩…。ちょうど米米CLUBの『浪漫飛行』のリズムが合うのでその調子で(皆さんそれぞれのペースに合った曲があるかと)。
 半分夢心地ながら〈病み上がり〉なのでうまい具合に力が抜けていい感じ。途中知り合いやカミさん&娘ほかたくさんの応援を受けながら無理せずゆっくり走り、折り返し地点まではまあ順調。さすがに後半はバテるし足はツりそうになるし、でおおかたは歩くことに。靴擦れやマメも出来ず熱中症にもならなかったのは良かった。
 給水は欠かさなかったし、オレンジやバナナも補給。持参したウイダーinゼリーや塩飴も口にしつつ、6時間半でとりあえず「完走」。ゴールが見えた最後の300メートルは余裕で走れたし、もう少しできたかなという気はする。先にゴールした会社の衆からは「よく完走しましたね」とびっくりされる始末。
 そうそう、〈ランニング・ハイ〉という感覚にはならなかったが〈フロー〉のような状態にはなっていた。
 参加賞のTシャツもらって帰宅。やれやれっと祝杯挙げながらカミさんたちに実況など。

5.翌日以降
 痛む足を引きずりながら出社すると、あちこちで「完走おめでとう」「よく出ましたね」「マラソンなんて、意外ー」と。数日間は熱い注目を。
 筋肉痛は3日ほどでなくなったものの、やはり42キロ走る(歩く)というのは体力消耗するもの。疲れが残っている感じ。

6.さて次は
 体調もう少し良ければ6時間切れたかも、などと欲言えばキリないが、最初で最後のつもりだったのでマラソンはもういいかなと思いつつ、も少し経てばまた走りたくなるのかも。
 あるいは全然畑違いの「語彙・読解力検定1級」でも、と思っているところ。さてさて。

 ベテランランナーにすれば他愛のないことだろうし、途中棄権だったほうが面白い話になったかもしれない。
 スタッフ、ボランティアそして応援の皆さん、お疲れさまでした。
 〔写真は、靴に取り付けた記録計測用チップ〕

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