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エッセイとショートショートと―あちこち話が飛びますが

ニュースを見るかバラエティ見るか

2022-06-26 08:32:01 | エッセイ
 
 ウクライナ情勢は見聞きするのもツラく、事態は好転しそうにない。またその他も悲しい話題だらけで気が滅入るばかりなので、ここんとこニュースは見なくなってしまった。
 一方(もちろん知ってはいるはずだが)民放のバラエティはそんなこと関係ないかのように楽しそうにやっている。中でも面白いのはいずれも日テレ系の番組。
 『上田と女が吠える夜』 女性はしおらしいものという思いがあるが、まったくそんなことはなく「イラッとする女」や「マウントとる奴」について、好き放題にしゃべっている。「女性も大変だ」と思いつつ、これはこれで、面白い。司会の上田氏も、まんべんなくゲストを指名してて、さすが。
 『秘密のケンミンSHOW極』 地方の独特の言葉や料理をイジりながらも、最後に「ケンミンの皆様へ感謝」と出るように、何というか〈リスペクト〉も見えて、いい番組。おいしそうなその料理が試食されるというのもいい。MCの田中くんと久本さんも、ウマくツッコミをやってくれている。
  

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それぞれの責任

2022-06-19 08:21:57 | エッセイ
 
 船長はじめまだ12名が行方不明の知床遊覧船「KAZUⅠ」沈没事故は、何ともかわいそうな結果となってしまった。
 社長の責任が重大なのはもちろん。「海上運送法」という法律によって「運航管理者」にもなっていたようだが、どうもその責務も果たしていなかったらしい。

 僕も製薬工場で働いていた時「製造管理者」というのをやっていたことがある。薬機法(昔の薬事法)に規定されている役職で、作った医薬品に何か品質上の問題があれば責任とらされる立場。製薬業界では小林化工さんとか日医工さんだとかが世間を賑わせたこともあり、ヒヤヒヤしながら仕事していたもの。
 幸いおおごとになることはなかったが、やれ基準を外れただの異物が見つかっただの色がいつもと違うだのいうたびに対応会議が開かれたもの。若い衆が気を回して対策等を考えてくれたから助かった。何より、人様に危害を与えることがなくて良かったと、つくづく思う。(今は肩の荷を下ろして…)

 いろんな業界にそれぞれ法律/規程があり、ひょっとしたら皆さんも重要な管理者/責任者に就かれているかも(あるいは責任だけ負わされてる人もいるかも)。大変だろうけれども、それぞれ責任持って仕事こなすしかない、かな。
 〔写真はasahi.comより〕

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空から見下ろすと

2022-06-12 08:21:17 | こころ
 
 飛行機から見下ろすと、たっくさんの住宅やビル、橋や農地や野球場が目に入る。
 当たり前だけど、それらは僕のまったくあずかり知らぬところで、誰かの手によって作られ、維持されている。それは1人の個人、1つの会社だけでなく、何十万人、何万社もの努力があってできるもの。発注した会社、設計会社、施工会社、…。(僕が何もしなくても、それらはこの世に存在している。これまた当たり前)
 農家から建設業者、製造業者、輸送業者、それぞれに頑張っているに違いない。今回お世話になった観光業、輸送業、宿泊業の人たちが力を尽くしているからこそ、僕らは無事にツアー・見学をすることができた。
 …ありがたいこったなあ。

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四国へ

2022-06-05 07:46:15 | 
 
 カミさんが「四万十川行きたい」と言うので、クラブツーリズムで手ごろなツアーを見つけて5月下旬に行って来ました。
 
   
   道後温泉別館・飛鳥乃湯泉 表の地面は蜷川実花さんの写真でいっぱい
 
   
   坂本龍馬像 近くで拝めるのも5月いっぱいだそうだ
   
   
   金刀比羅山 階段が多くて

 四万十川はやはり水がきれいで屋形船で出されたお弁当もおいしかったし、船頭さんの話もとても面白かった。僕としてはここが一番。
 バスのガイドさんがまた話の上手い人で、はりまや橋にまつわるお坊さんと女性の経緯や、龍馬像に関するあれこれ、各地の地名の由来などを、押し付けがましくなく飽きることなく聞かせてくれました。細かくは覚えていないが、これもまた旅の楽しみ。

 四国は人も気候も穏やかで、おまけにクルマの運転も丁寧。見知らぬ景色と併せ、充分くつろげたのでした。天気にも恵まれたし、名物「皿鉢料理」や地酒「酔鯨」も味わうことができたのでした。
  

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