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エッセイとショートショートと―あちこち話が飛びますが

気になるあの娘②

2015-08-30 10:00:11 | エッセイ
 キリンのCM『のどごしALL LIGHT』で、小出恵介から「歌えないんだね」と言われるSHELLY。最近やっていないが、あのポーズはかわいらしかった。人妻になってしまったが。
 人妻と言えば、堀北真希が山本耕史と一緒になってしまったのには、非常に残念に思っている人も多いことだろう。映画『ALWAYS 三丁目の夕日』以来、清楚な女優の代表みたいだったし。

 清水富美加も「キャハハッ」って感じで明るくてかわいい。マキタスポーツと一緒に出ていたNHK『哲子の部屋』も、表情豊かで楽しめた。
 『素敵な選TAXY』で女医役をやった吉田羊も素敵だ。少々冷たい感じながら、コミカルなところもあって懐の深い役者だと思う。そのうちアカデミー賞でも獲るに違いない。
 同じく『選TAXY』に出た木村文乃も、かわいらしくていい女優。
 それから「水曜歌謡祭」のバックダンサーで出ているFlowerに、とてもきれいな子がいる。名前知らないけれど。

 『花燃ゆ』に高杉晋作の妻役で出ている黒島結菜も、目鼻立ちはっきりしていてなかなかいい。
 その黒島結菜とNHKのCM〈受信寮の人々〉に出ている首藤奈知子アナも、知的で素敵だ。NHKスペシャル『戦後70年』の進行役もハマっていた。NHKでは、伊藤敏恵アナもいい感じの人だ。

 目がくりくりした高畑充希のことは前にも書いたが、来年4月開始の連続テレビ小説『とと姉ちゃん』のヒロインだそうだ。朝ドラ、久しぶりに見てみるかなあ。
 …かように、世の女の子たちにはずいぶんと癒やされている。ありがたいこと。

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Serendipity ほか

2015-08-23 12:26:01 | エッセイ
 
 大方の人は夏休みも終わって、またいつもの仕事に戻ったことと思います。子供と同様、なかなか調子出ない人も中にはいることでしょう。そこで今日は、僕が手帳に書いている言葉を紹介しておきます。

Accountability(アカウンタビリティー;説明責任)
 他者に何かをやらせようとする時、あるいは何か迷惑を掛けそうな/掛けてしまった時には、その相手に対して丁寧に説明をしなければならない。
 先生から生徒、上司から部下、そして政治家から市民に。

Noblesse oblige(ノブレス・オブリージェ;高貴な者の責務)
 社会的にいわゆる上位にいる人間は、そういう身分でいられる分、所属する社会のために特別な務めを果たさないといけない。何かと世話役を引き受けたり寄附をしたり、気前よくお金を使ったり。それは職場や地域など、狭い範囲の中でも同じこと。
 もちろん自分が高貴だというわけではないし、そうでない人たちを見下すつもりもない。

Serendipity(セレンディピティー;思わぬ発見)
 ニュートンのリンゴにしろフレミングの青カビにしろ、偶然による発見というのは偉人でなくとも起こりうるもの。商売になるかどうかはともかく、それをうまく捕まえられられるか。
 そのためには、頭をフリーにしておく必要がある。生活や教育や介護や病気のことで心配事が多いと、それどころではない。

Employability(エンプロイアビリティー:自分のウリ)
 世の中のほとんどの人は誰かに雇われており、雇ってもらえなければ、食いっぱぐれることになる。そうならないために、雇ってもらうための能力、つまり「自分のウリ」を磨いておかないといけない。
 資格/性格/品格/愛嬌/度胸、あるいは実行力/指導力/語学力/思考力/創造力/検索力/専門知識、何でもいい、これだけは他の人には負けないというものがあれば、若かろうが年取っていようが誰かが使ってくれるだろうと思う。

Career anchor(キャリア・アンカー;譲れない価値観)
 とは言え、いつでも誰にでもぺこぺこしてていい訳はない。自分なりの価値観、譲れない一線を持っておくことは大事。
 …以上、参考になりますれば。

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最近の新聞から(2015年夏)

2015-08-16 09:42:28 | 時事
 
 いずれも朝日新聞の記事より。

元 米軍人団体「心から謝罪」(8/6 夕刊)
 原爆投下に対する謝罪のニュース。
 米国軍人と言えば行け行けドンドンのいわゆる保守派ばかりだと思っていたので、これは意外。まだまだ少数派だとは思うが、バランスの意味からも、いい傾向だと思う。アメリカも変わってきている。

ISを追い出した街(8/12 朝刊)
 あの「イスラム国」が、住民の民兵組織によりリビア東部の拠点デルナから撤退させられたとのこと。
 民間人も、本気になればやれるもんだ。それぞれ言い分はあるだろうし今後どうなるかもわからないが、これまたいい傾向。中東情勢も、日々変わりつつある。

迷う判断 人工知能が助言(8/8 朝刊)
 難しい判断が必要な課題に対し、賛成/反対の立場から理由付きの意見を提示する人口知能を、日立製作所が開発したそうだ。何百万本ものニュース記事を検索し、たったの1分で音声回答してくれるとのこと。ただしあくまでも賛成/反対の意見を提示するだけで、最終判断は人間がするらしい。また今のところ英語版であり、日本語版は年内にも作成するとのこと。
 太平洋戦争は何だったのか、原爆投下は正しかったのか、首相談話はあれでいいのか、あるいは、人はなぜ生きるのか、といったことにも、いずれ人工知能が答えてくれるのかもしれない。

 きょうは短め。

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バットマン vs スーパーマン

2015-08-09 08:20:50 | エッセイ
 
 この夏は見たい映画が目白押し。『トゥモローランド』『アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン』『ターミネーター:新起動』と見て、あとは『バケモノの子』あたりか。
 それにも増して早く見たいのは、既にアメリカで公開されている『バットマン vs スーパーマン』。ネットで見る限り、実に面白そう。

 溯ること30数年前、大学の売店のおばちゃんから、今は亡きクリストファー・リーヴ主演『スーパーマンⅡ』の割引券をもらったのが、映画にハマるきっかけとなった(食堂のおばちゃんたちからは結構モテた)。その前には『エイリアン』も公開され、SF好きにはたまらない時代だった。
 考えてみれば、その頃あるいはその前後に始まって未だに続いているシリーズ物は多い。一定の固定客が見込めるというのが最大の理由であろう。思いつくまま挙げてみると。
 スーパーマン バットマン スパイダーマン ターミネーター エイリアン プレデター スター・ウォーズ スター・トレック バック・トゥ・ザ・フューチャー ランボー ナイト・ミュージアム ホームアローン ジュラシック・パーク インディ・ジョーンズ ロボコップ ミッション:インポッシブル 007 トイ・ストーリー モンスターズ・インク 等々

 もちろん邦画にも続き物はある。
 男はつらいよ ゴジラ ガメラ 学校 学校の怪談 トリック などなど

 ところで、未完成のものを見せられると完成品が見たくなるのだという。「ツァイガルニック効果」と言うそうだが、映画やドラマの予告編でも大いに活用されているのだろう。
 …ともあれ『バットマン vs スーパーマン』、早く見たい。

 〔写真のTシャツは、1978年版『スーパーマン』テレビ初放送(朝日系)時の視聴者プレゼント〕

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「魅力的な宇宙人」

2015-08-02 09:00:36 | ショートショート
 真っ青な空に銀色の円盤。ふわりと地上に降り立った。
 中から現れたのは、これまた銀のスーツに身を包んだ異星人20名ほど。肌はうすい紫色ながら、目や耳と思われるものが2つ、口と思しきものが1つ、そして手と足がそれぞれ2本ずつ。白い歯まであり、それを見せながらにこやかな(と言っていいのだろう)表情で立っている。
 基本的なところは人間とそう変わりない。生体構造の普遍性について、世界中の生物学者はもちろん、天文学者に哲学者たちの興味を大いに魅くこととなったのである。

 耳から口にかけての装置を通して彼らが言うには、遠く離れたルテモという高度な文明を持つ星からやって来たのだそうだ。きれいな地球を見て、友好のために立ち寄らせてもらったとのこと。
 「彼ら」と言ったが、実はオス/メスという区別はないようだ。詳しいことは分からないものの、必要に応じ、一匹の個体がオスになったりメスになったりできるとのこと。たしか魚にも、そういうのがあった。

 それはともかく、彼らの美しく色っぽいことといったら。地球上の老若男女、どんな民族であれ誰もがとりこになるほど。宇宙的な意味でのエキゾチックさ、とでも言えばいいのか、あるいはニューハーフの艶めかしさ、いやそれ以上のものが、確かにあった。昔話に「絵にも描けない美しさ」というのがあったが、まさにそれ。(大人向けのショートショートなので、写真やイラストはありません。ここで皆さんにお見せできないのが、誠に残念)
 当然マスコミが放っておくわけはなく、テレビやネット、新聞に雑誌はこぞって特集を組み、世界中で大々フィーバーが巻き起こったのである。
 彼ら顔つきはそれぞれ少しずつ異なっていて、名前もある。発音はまた微妙に違うのだが「ミーニ」とか「クーム」とか呼び合っているようであった。
 長年連れ添ったダンナに飽き飽きしている奥方たちはもとより、アイドルを追い掛け回していた若者も、新婚ほやほやの男女も、そして恋人のいる若いカップルでさえ、相手そっちのけで「レーヤ!」だの「ゴーシ!」だの口走る始末。普段冷静な評論家たちも「ナーハがいい」「ローヨだ」「いやいやイーフの方が」と言い争うほど。

 その間もルテモ星からは次々と後続隊がやって来て、もてなす方は大わらわ。その後続の者たち、先発隊に比べ若干落ちるもののやはりいずれも美形揃い。
 地球の男あるいは女と恋仲になった者もいたようだ。残念ながら“あそこ”の形状が異なるうえ、分厚い〈種の壁〉というものがあって子供ができることはなかったが、仮にできたとしたら一体どんなことになったろう。
 彼らの生殖器官は、普段はスーツの中に納まっている長さ30センチほどの尻尾にどうやらあるらしい。何かで見たのだが、その先端はハート型になっており、カップルとなった者同士が、その際は倍以上の長さになるというお互いの尻尾を絡めてナニするとのこと。(まさに交尾…いや失礼)
 ところで惚れたの腫れたのあると、自然痴話げんかというのも発生する。その流れで或る時、ルテモ星人がケガをしてしまい、血を流すはめとなった。その血が赤かったので、これまた生物学者たちの大いなる議論の的となったのである。

 彼らの高度な科学技術を学ぼうと思い立った学者たちもいたにはいたが、その美貌に心奪われそれどころではない。
 かくして、人類の数は見る見る減っていき、この美しい惑星・地球は、これまた美しいルテモ星人の住みかとなってしまったのである。思えば、あの尻尾の先はスペード型に見えなくも、ない。
 ただ、高度な文明を持っている分、地球をこれ以上破壊せずに済んだのは、不幸中の幸いと言うべきか。
 …相手の城を陥とすのに、これほど見事な手はない。敵ながらあっぱれ。


  Copyright(c) shinob_2005

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