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古い店舗にはいろいろな因縁が巡って来て急遽、近場の一軒家に店を引っ越すことになった。今までのラジオ亭からは徒歩で10分程度の近場である。今度は坂に喘ぐこともなくなった。平地の大通りの角地に位置する。横浜には元町商店街という服飾系老舗の集まる賑わい場所があるのだが、ここへはJR石川町駅の南口が至近だ。商店街への入口までは東に進んで数分。ここで交叉する大通りを左に向かうと中華街や横浜スタジアムへ数分で辿り着く。これを右に向かうと本牧や磯子方面に至るという横浜を南北に横ぎる幹線道路である。
右手の前方に目をやるとトンネルが見える。これが通称「山手隧道」だ。本牧方面と石川町、関内を繋ぐ生活必須のトンネルで頭上は「港の見える丘公園」や女学校が散在する通称「山手本通り」に位置している。このトンネル長は300メートルくらいか?このトンネルを抜けて最初の信号に出くわす。そこの右に時間貸し駐車場があって隣の小さな二階家が「横濱ラジオ亭」の新天地である。石川町駅からの徒歩所要時間は6分くらいだろう。普通の昭和調一軒家を換骨奪胎する。そんなテーマが上手くいくのかどうかわからないが、鋭意内装を進める9月に入っている。
山元町で意気投合した常連風お客さんがほぼ10人、数回やってきて離れてしまったお客さんは30人くらいだろうか。公営住宅専用庭で育てた花を愛でながら、隠棲仕事と採算の塩梅を思案している初秋の昼下がりである。
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