4月26日(火) 曇り
「こくりゅうこうしょう と うんなんしょう ではあまりにも遠いですよね」
3年生のビジネスマナーの授業で放った言葉に反応がないので、どこのことだか
分かるかと尋ねたら答えられる学生が皆無でした。
今日の授業は「電話のマナー」についての話で、
「15分を超える用件については面談の方が良い」という本の説明に、中国は広いから
遠方だと難しいですね、と極端な例を出したものです。
N1合格者が比較的少ないクラスではあるのですが、それにしてもなんだか寂しい。
各省とできれば省会(省都)の名前は日本語でも分かった方がいいのではないかと
思うのです。
さすがに直轄市の北京・上海・天津は分かるようですが、重慶は怪しい。
浙江、江蘇、広東、福建と立て続けに並べて福建だけが分かりました。
さらに二つの「こうしゅう」も分からず。
広州と杭州、どちらも有名な地名です。
試験に出ることがあるかと言えば、おそらくないと思いますが、日本語専攻で
母国の地名を日本語で説明できないのは恥ずかしいのではないかと。
どこか機会を見てやってみましょうかね。