外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

カレー第一弾&いたずら

2016年04月09日 | 日記

4月9日(土) 晴れ

キャンパス内がまさにキャンバスのように彩られていく中、桜も漸く満開になりました。
週明けに集合写真を撮る予定ですが、雨が降らないことを祈っています。

 

さて、昨日今期最初のカレーパーティーを実施しました。
まずは2組から、班長がいる寮のメンバーを呼びました。

初めは少々緊張気味で静かだった彼らですが、
「L先生の送別会は予定してるの?」と私が切り出して話が始まりました。
L先生は昨年9月の新学期から彼らの担当になった先生で、昨年留学試験に合格し
この秋から東京にある大学に博士課程の研究生として国費留学されます。
昨年の2学期末にその話を伺っていたのですが、2学生には伝わってなかったようで
このメンバーの中のひょうきんで知られる学生(以下J)が一言
「まだ結婚してないのに留学するのか」
確かに年齢を考えると、中国では晩婚にあたるかもしれません。

私:君が相手になってあげればいい。
J:年上ですから。
私:大丈夫。日本では年上女房なんて当たり前だから。J君は今いくつだっけ?
J:21です。
私:私の昔の同僚に10歳年上の姉さん女房をもらった人が二人いるよ。
J:でも僕は若い方がいいです。
私:え?それってL先生が若くないってこと?それは失礼だな。

周りが笑っている中、Jには見えないように周りに目配せして
私:日本には「愛があれば年の差なんて」という言葉がある。そう思うでしょ?
周りも笑いながら頷く。

カレーを食べ終えて恒例の「ババ抜き」を始めましてかなり好評でした。
今回の罰ゲームは日本で言う王様ゲームにしました。一番に勝ち抜けた者が
敗者に命令します。
罰ゲームを始めてから私が連敗してしまったのですが、学生もさすがに教師に
命令はしづらいようで、私から「じゃあ、L先生に電話しようか」と持ちかけました。

驚くJ。

携帯を取り出し発信する私、私の顔を見て半信半疑のJ。
呼び出し音が鳴り、私の左横にいた班長の携帯が鳴る。
私は何食わぬ顔で「L先生ですか?お疲れさまです。実はJ君が・・・」と
彼に携帯を渡すふりをする。Jが逃げ腰になったあとで、私は班長の方を見て
笑いながら「ごめんね、驚いた?」と。
携帯の着信の名前を見て慌てていた班長が事情を察して爆笑。
Jも事情を呑み込んで「おどろいたな~!」と笑う。

金曜日の午後は彼らは4時から体育の授業があります。
「あとで遊びに行くよ」と告げると、一人が悪乗りして
「先生、L先生に電話して体育に呼んでもらえませんか」というので
「それ、いいね」と再び携帯を取り出すと
「先生もういいです」と制止するJ。

最後まで笑いながら部屋を後にしました。

 

コメント
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