マラソンは毎日走っても完走できない―「ゆっくり」「速く」「長く」で目指す42.195キロ (角川SSC新書)小出 義雄角川SSコミュニケーションズこのアイテムの詳細を見る |
書名 :マラソンは毎日走っても完走できない
著者名 :小出義雄
出版社 :角川SSS新書
刊行年 :091125
日付 :100307
定価 :780円
入手法 :購入
評価 :◎
今月 11冊目 今年 72冊目
【書抜き】
*覚えておいてほしいのは、「毎日走っている」だけでは、マラソンのトレーニングにはならないということ。
脚に負担をかけていなければ、強い脚はできません。42.195kmを走りきる脚はできないのです。
時には息がゼーゼー言うくらいまで追い込む。
フルマラソンに耐えられる「脚つくり」をするためには、脚に刺激を与える練習が必要なのです。
*フォームというのは速くなればなるほど、理想的な形に変わっていくものです。
走っていくうちに無駄が削ぎ落とされて、自然と自分にあったフォームが完成されていくのです。
*基本的な考え方はひとつです。とにかく負荷をかけて走る練習を、1週間の中に取り入れること。
ジョギングのためのジョギングに終わらせないことです。
*フルマラソンへの出場をめざす場合のインターバル走の例
・1キロ(全力)+ジョギング2分×5本
・2キロ(全力)+2~3分歩き×3本
・3キロ(全力)+2~3分歩き×2本
【コメント】
*Qちゃん育ての親、小出義雄氏の初・中級者から読めるランニングの本。
タイトルの通り、毎日走っていてもフルマラソンを完走できない原因がよくわかった。
追い込み不足である。
マラソン本は多く出版されているが、どれもクツの選び方とか、食事の取り方とかに紙面を取られているが、
本書はツボを抑えた内容であり、練習メニューの作り方も具体的である。
さすが小出さんだ。
来シーズンはきっと頑張れそうだ!
小出さんに、ありがとさんきゅっ♪v(*'-^*)^☆