書名 :「勝負強さ」を鍛える本
著者名 :ジョン・C・マクスウェル
出版社 :三笠書房
刊行年 :2006/08/05
日付 :2007/01/10
定価 :1,400円
入手法 :図書館
読書ペース/分:3.28P
評価:○
今月 2冊目 今年 2冊目
【書抜き】
*成功できる人と成功できない人の「決定的な差」はどこにあるのか---。それは「逆境にあって動じない力」「失敗を"勝ちぐせ"に変える力」があるか否かにかかっている。
*人生が続くかぎり、実験的精神を発揮して「トライ&エラー」を繰り返し、勝ちぐせをつけ、実績を積み上げていく。その過程を楽しめる人こそ真の成功者なのである。
*逆境には必ず、それよりも大きな報酬の種が隠されている。
*成功とは、①自分の人生の目的を知り、②潜在能力を最大限に発揮するために成長し、③人のためになるような種をまくこと。
*確信を持つこと。いや、確信を持っているかのように行動せよ。そうすれば次第に本物の確信が生まれてくる。
*ポジティブな感情が起こってから前進するのではなく、行動を起こすことによってやる気を生み出さなくてはならない。
*進歩する唯一の方法は、「トライ&チャレンジ」の努力を持続していくことだ。そして、その過程でぶつかる失敗を経験という財産に変えていくのだ。
*何度チャンスを逃そうと、何度失敗しようと、言い訳は禁物だ。歯を食いしばり、全責任を受け止め、挑戦を続けること。
*あきらめなければ、努力は必ず結果となって返ってくる。
*凡人と大物の差は、大物は挑戦し続けることを「決断した」ということだけなのである。
【コメント】
*「世界一のメンター」と言われるマクスウェルの著書を齋藤孝氏が訳した本。
*勝負強さを鍛えるための具体的な方法を実例を挙げてわかりやすく伝えている。
*失敗を経験という財産に変えていく、あきらめない、挑戦し続けることを決断する等、勇気を与えてくれるメッセージが心に届く。