書名 :魔法のように片づく!見つかる!ファイルの技術
著者名 :刑部恒男
出版社 :すばる舎
刊行年 :2005/08/27
日付 :2005/11/22
定価 :1400円
入手法 :図書館
評価:◎
今月14冊目 今年244冊目
【書抜き】
*理想的な仕事環境のための4つの条件
①仕事中に必要な資料がいつも手元にある
②机の上がスッキリしている
③すぐに見つけられる方法であること
④資料ファイリングは長続きする簡単な方法であること
*とくにファイリングは、資料を入手した時点でやる。「ファイリング」では「今すぐやる」のが基本なのだ。
*習慣が人間の性格や品性をつくる。
*面倒な方法だとすぐにシステムは崩壊する。
*野口式+山根式、さらにプラスアルファ。
これが「ダブルインデックス式封筒ファイル」
*ダブルインデックス方式はコロンブスの卵
「50音順」と「系統別」の長所だけを組み合わせる
*大項目を「系統別」に分類して並べるのではなくて、単純に「50音順」で並べる。
*ダブルインデックス方式の特徴
①ファイルの中身が「仕事単位」である
②「時間軸検索」を併用している
③50音順分類と系統別分類をミックスさせた「ダブルインテックス」
*インデックスのネーミングのポイントは最初に思いついた名前。
【コメント】
*医学博士、刑部恒男氏のファイル術の本。
タイトルからしてあまり期待していなかったが、まさに今の自分にピッタリの内容だった。
*現在、私は野口式押し出しファイリングを採用しているが、やはり古くなった資料については検索しにくい。野口氏によれば、最終的には全部探せばいいのだ、多くても所要時間は10分くらいだろう、探してなければないということが分るのだ、という究めて苦しい解説をされていた。全部探すのはやはりナンセンスである。
*そして、刑部氏のWI方式。野口式+山根式+α、夢のようなシステムの登場だ!
*しかしネーミングのところから苦しくなる。
インデックスにつけた名前を忘れてしまったら、ファイルを探すことはできない。これに対しては人間の記憶と最初に思いついたキーワードは結びついているので大丈夫だそうだ?
*さらに2つも3つも名前が思いついたら、安心してその中から好きな名前を選べばいいという。数年後にそのファイルのことを思い出そうとすると、2つか3つの名前を思い出すものだそうだ。その中から検索すればいいとの苦しい解説(-_-;)
*挙句の果てには、WI式ファイリングは個人の記憶に頼るシステムである
というまとめまで・・・(-_-;)
そこが一番問題なんだけどなぁ。
*でも、整理マニアの私としてはやってみない手はない。
少なくとも、野口式オンリーよりは効率的だし、完璧なシステムなんてないものね。
*WI式ファイリングにありがとさんきゅっ♪v(*'-^*)^☆