書名 :心をつなぐ生き方
著者名 :野中ともよ
出版社 :サンマーク出版
刊行年 :2004/08/05
日付 :2007/07/25
定価 :1,600円
入手法 :図書館
読書ペース/分:4.06P
評価:◎
今月 32冊目 今年 211冊目
【書抜き】
*気づきのじゅ文は、たったひと言。すべてのことに「ありがとう」と心を開く、”感謝”の二文字だと思います。
*思いというものは言葉を通じて表現され、人の心に響き、人を動かしていきます。どうせ使うのなら快の言葉を使って、相手から拒否や否定ではなく、快諾や肯定の反応を得たいものです。
*人を動かすのが言葉なら、自分を動かすのも言葉です。
*まず人と出会えたことを喜びましょう。会えてよかったと自分の心を素直に開き、謙虚に水位を下げて相対する。そういう行為が出会いを豊かにし、コミュニケーションを実りあるものにするのです。
*出会えたことに喜びながら、ただ感謝することが大切だ。
*井の中の蛙、大海を知らず―されど空の高さを知る
*友人との時間が花とするなら、ひとりの時間は根です。そこで養分が蓄積されます。
*まず、この自分自身の存在そのものに感謝をする。そして、いのちを可能にしてくれたものすべてに、心から感謝をする。謙虚になる。自分を見据える心を、つねに自身の内にもとうと努めてみる。
難しくもなんともない。人としての、あたりまえの初めの一歩だと私は思っています。
*どの「いのち」も無限の連鎖のなかにあるのです。
それぞれがすべてワン&オンリーの存在なのですもの。
そのことをくれぐれも忘れないで・・・。
このことは私にとって、
生きていくうえでいちばん大切な
道しるべでもあるのです。
*赤ちゃんがお母さんとヘソの緒で結ばれているように、私たちのいのちも自然とつながっています。
*ひとつの状態に固執しないことが、進化しながら老いていく秘訣だと思っています。
*ほんとにチャンスに出合いたいと思うのならば、
ひたすらに望みつづけること。
忙しくても心の中に、
いつも、その望みの存在を確認しておくこと。
これが不思議なのですが、
ほんとうに、そうしているとチャンスのほうから、
私たちのほうへと訪ねてきてくれるのです。
【コメント】
*ジャーナリストの野中ともよさんの気持ちが前向きになるエッセンスの詰まった本。
*感謝は人生を豊かにする魔法のじゅ文。ありがとうと素直にいえる人でありたい。