どんな人にも大切な「売る力」ノート津田 晃かんき出版このアイテムの詳細を見る |
書名 :「売る力」ノート
著者名 :津田晃
出版社 :かんき出版
刊行年 :100201
日付 :100315
定価 :1,300円
入手法 :購入
評価 :◎
今月 19冊目 今年 80冊目
【書抜き】
*ビジネスの基本は売る力であり、営業発想だ。
そして人生も営業そのものだ。
*でも心を次のように入れ替えてから、少しずつ結果が出始めました。
・デキが悪いんだから、コツコツと、常に人より多く、トコトン努力してみよう。
・自分の周りの人に喜んでもらうことを、絶えず考えよう。
*大切なのはクイック・レスポンス。
相手はこちらからの返事が届いたのを見て、必ず、「すぐに考えてくれたんだな」と思ってくれます。
*限界に挑んだ時に何を感じ取るのか。
その人のもっている熱意、情熱、意志の強さといった総合力を引き出し、場数を踏む大切さを伝えるために、1日100軒という数字はあるのです。
*失敗を「ああ、やってしまった」で済まさず、その根本となる原因を考え、次のトライへの糧とする。
その繰り返しで経験を積んだ人が、アマを脱することができ、プロのプレイヤー、仕事人となることができるのです。
*ダイヤモンドという宝石は、中央の面を囲み、多くの面が多角的に集まって底知れぬ光を放つ。
会社経営もまたこうありたい。
一人の独裁でもいけないし、多数の悪平等でもいけない。
個が集まって全てを形成するが、個は全てあっての個であり、個あっての全てではない。
*まず現場に行くこと、そして現物を見ること、その上で現実を知ること。
*「美点凝視」
相手のいいところだけをしっかりと見て長所を伸ばし、欠点は咎めない。
自分の都合や物差しで相手を測るのではなく、いいところを見つけ出していく。
*三流の人は、人の話を聞かない
二流の人は、人の話を聞く
一流の人は、人の話を聞いて実行する
超一流の人は、人の話を聞いて工夫する
*「俺はこの程度の人間でいいや」と思った瞬間、苦しみもないけれど、喜びもない人生が始まる。
そんな人生はつまらないなあ。
*自分を成長させる3つの約束
①当たり前のことを言い訳にしてはいけない
②欲張り過ぎてはいけない
③チャレンジし続ける心を持つ
*世の中は踏み切る、割り切る、思い切るの三切るなんだぞ。
*やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。
*営業マンは自分の利益にとらわれず、お客さまのことを第一に考えて接し、なにか問題が起こったときはクイック・レスポンスで対応しましょう。
その上で、普段からコツコツとがんばり、売れに売れている時も得意になってはしゃいだりせず、売れなくて困っている時も、奇策を採らずに、プラスワンの努力を続けていくこと。
【コメント】
*野村證券、最年少役員が書き続けた仕事の「気づきメモ」を公開する。
「ビジネスの基本は売る力であり、営業発想だ。
そして人生も営業そのものだ。」
この営業発想が「売る力」を育むことになる。
「売る力」のエキスを紹介する。