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『「あきらめない」by鎌田實』にありがとさんきゅっ♪v(*'-^*)^☆

2006-08-17 23:45:37 | books
書名 :あきらめない
著者名 :鎌田寛
出版社 :集英社
刊行年 :2003/01/30

日付 :2006/08/14/ 月
定価 :1,500円
入手法 :図書館

評価:◎
今月 8冊目 今年 157冊目

【書抜き】

*「がんばらない」と「あきらめない」の間で、彼は揺れ動いていた。

*桜という花は特別ですね。桜の散り際が好きです。音もなく、ひらひらと散るのがなんとも言えないほどいい。儚いけど美しい。

*美しいものに感動することが大事だと思った。命の瀬戸際にいると、季節のうつろいや景色などに、目がいかなくなりやすい。どんなときにも、感動する心が大切なんだと、彼の言葉から気がついた。

*生きて、生きて、生き抜いてほしい。
あなたがいき続けていることが大事なんだと、ぼくは繰り返した。

*ぼくは見た、がんばらない、あきらめない、希望を捨てない生き方を生きる命を。

*音楽は人と人をつなげてくれる。音楽は体と心をつなげてくれる。音楽は生きる力を与えてくれる。

*面倒をかける人がいて、面倒をみる人がいる。どちらも大切な存在なのだ。命を支えるということは、命を支えられることなんだと気がついた。

*小さな力と大きな夢と
優しい心と支えあう力
限りない命に悲しみがあれば
支える力になりたくて
夢ならばここにある愛のたまご

*あきらめないっていうことは、あきらめることなんだ。あきらめて、あきらめて生きながら,時に、あきらめきれないものが、人生にはまっている。
大切なのはその時なのだと思う。そのとき、投げ出さず、放り出さず、丁寧に生きる姿を、『あきらめない』の主人公たちが見せてくれた。

*世の中は、生きづらくなってきた。夢なんて、希望なんて、もてないときがあるだろう。息をするのも苦痛に感じるときもあるだろう。いいんだよ。生きていれば。命のある限り、あきらめないで。与えられた命の分だけ、自分らしく生きれば。

【コメント】

*勇気と元気をもらえた。気持ちが楽になった。
鎌田さんの優しさ、温かさがジワーッと伝わってきた。

*人生、命、家族、医者のあり方、心豊かな死をどう迎えるのか。
真の医療のあり方を考える珠玉のエッセイ集