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書名 :プロ脳
著者名 :児玉光雄
出版社 :アスコム
刊行年 :2006/04/10
日付 :2006/08/09
定価 :1,300円
入手法 :図書館
評価:◎
今月 4冊目 今年 153冊目
【書抜き】
*小さなことにこだわる毎日の積み重ねが未来となる。
*壁にぶち当たったとき、それは行き止まりではなく、ブレークスルーの前兆なのだ。
*仕事でピンチに陥ったとき、「これは自分を飛躍させてくれる貴重なチャンスだ。精一杯頑張ってこのピンチを切り抜けよう」と考えて全力を発揮すれば必ず道は開ける。
*一流と並の人間に決定的な違いが出るのは、いつもピンチに直面したとき。
並の人間はピンチに遭遇すると、顔面蒼白になり目の前の仕事に没頭できない。
さらに、深みにはまっていく。一方、一流の人間は笑いながら、「さあ、面白くなってきたぞ」とふだんよりも活気づく。だからピンチに冷静に対応できる。
*つまらない誘惑や自分がやる必要のない仕事を捨てて、得意技に可能な限りの時間を費やそう。
*人生というゲームは、自分が「負け」と宣言しない限り絶対負けはない。
*プロセスに価値観を見出せる人間だけが持続力を維持させて、とてつもない大きな仕事をやってのける。
*デルが提唱するキーワードは「KIS」。これは「Keep It Simple」の略語である。
*単純作業を黙々と持続させることは、とにかく辛い。しかしこれが偉大な才能を獲得する唯一の方法なのである。
*ゾーンは努力しない人には訪れない。絶え間ない練習を積み重ねた末にリラックスした状態でプレーしたとき、その瞬間はやってくる。
【コメント】
*著者が25年にわたる一流のプロたちの思考パターンを解説する。
人間の潜在能力には違いはなく、ちょっとした考え方や物事のとらえ方、つまり、思考パターンの違いで人生が変わるのである。
*イチロー、丸山等、スポーツ選手から盛田昭夫、本田宗一郎等経営者まで、プロ脳の持ち主たちの思考パターンを紹介する。
*読み終えたあと、なんともいえない力が後押しをしてくれる。