上の画像は「iBooks Author」でオーサリング中の、モーションコミック【ナナのかぼちゃパン】です。
目次のページを編集しているところですね。
そうなんです、ついに目次ページの作成までたどり着きました。
いや~、あと一息。でも自分の場合、いままで何度『あと一歩、あと一息で完成だ!』と思ったことでしょうか。その都度、予想外の問題が発生して大幅な修正を余儀なくされました。
だからあと一息といっても油断せずに、「高名の木登り」のように着地し終わるまで慎重にいかねば。
いくら慎重にやっても問題が潜んでいるのであれば、そのうち顔を出すんですけど...( ̄∇ ̄;)。
そういえば前回のブログに、「コンテンツが重くなってしまいアニメの動作が許せない遅さになってしまった」とか「音声は普通に再生されて、アニメが置いてけぼりになっている」とか「iBooks Authorのテンプレートを使い、中身をHTMLウィジェットで作る制作手法の大ピンチ」というようなことを書き連ねました。
そうそう、その顛末を書かなくては。
結論は、iOSとiBooksリーダーのバージョンアップでパフォーマンスが改善しました。
画像などのファイルサイズを削ったり、FPS(1秒当たりのフレーム数)を落としたりしても、パフォーマンスは改善せず不安定な動作が続いていたので、制作環境に手を着けることにしました。
あと少しで終わるし、iOSやiBooksリーダーアプリ、iBooks Author、Toolkit for createJSといった制作/動作環境は変更したくなかったのですけどね。
それにユーザーの動作環境としてiBooks2以降と自分の中で決めていました。
しかしそうも言ってられなくてちょっと調べてみたら、iBooksリーダーの改善点として「パフォーマンスの改善」と謳われていたので、アップデートしたところ、みごとにサクサク動いてくれました。
今回は、まず音声・サウンド抜きでアニメを作成。後で音声を付加しながら同期させるという作り方でした。
アニメだけの段階ではパフォーマンスに問題はありませんでした。ところが音声を加え始めてからパフォーマンスがどんどん低下していったんですね。
それが、iOSとiBooksリーダーのバージョンアップ後は、アニメだけのときの動作に戻りサクサク動きました。
読者がストレス無く読める動作環境として、iOS7とiBooks3.2以降という条件にはなりましたが、これだけハードウェアとソフトウェアの進化が急速な時代なのでやむを得ません。
でもできればハードはiPad2以降にしたいんですよね。iPad2のユーザーはけっこう多いと思うので。
さて、目次にもどります。
「iBooks Author」には、目次の設定ページがあります。これはいいですよね、各セクションが自動的に表示されていて、それをタップするとそのセクションにジャンプします。
中身はほとんどHTMLウィジェットなんですけど、テンプレートが持っている便利な機能は使わせてもらいましょう。
【ナナのかぼちゃパン】のコンテンツは、チャプタ1の中にすべて収めました。
その中を区切って、「ナナのかぼちゃパン本編」と「かぼちゃパンのレシピ」と「後書きとか解説のページ」のセクションに分けました。
さてそろそろ、「iBooks Author」とHTMLウィジェットで作るiPad版モーションコミックの制作手法が一段落してほしいところです。
新しいブログ環境でも頑張ってください。
NTTの工事で環境が変わってSO-Netになったんですよ。
そこで新たにブログを始めようと決めたんです。
また遊びに来てくださいね。
http://tobotobonikki.blog.so-net.ne.jp/
新しいアプリや開発ツールにあまりにも望みすぎているのかもしれません。自分としてはそれほど難しいことをしようとしているつもりはないんですが。
ハードにもソフトにも負荷をかけないシンプルな機能のみを使って、不足分はアイディアで勝負!といきたいところです。
アニマスですか。その当時、自分の周りでも愛用している人がいました。
まだまだ、OS、ソフト的に未完成な部分が多いという事でしょうか。
僕も昔、アニメーションマスターというソフトでかなり苦しんだ覚えがあります。
ライトウェーブもそんなに完成度の高いソフトではないですから、創作範囲は狭いです。
実際に安定して使えるソフトは高額ですね。
高度なものを製作しようと思えば、それなりのハードとソフトがいりますがそこを皆工夫してやってるんだろうなという感じがします。
製作頑張ってください。