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動画・音声・インタラクティブ性などで織り成す新スタイルのマンガ制作日記

【時空マジシャン】OPムービーcut10の5

2010-12-16 18:39:21 | Weblog

例年12月は落ち着かないものですが、今年は体調をくずし2日間ほどダウンしてしまいました。さらに病院で精密検査まで受けるはめに。

もう年内にあれもこれもと欲張らずに必要最低限のことだけやって、あとはウェブコミックを描こう(* ̄ω ̄)。実際このようにブログを書いたりする生活に復帰できたことに感謝。

というわけで今日アップロードしたのは【時空マジシャン】オープニングムービーのcut10の5です。占い師とタロットカードの星の女神の出会いシーンですね。

星の女神の壺から止めどなくあふれ出る水音のループがうまくつながらない、と先月のブログで書きました。SoundboothやSound it!などで微調整しながら何度もやってみても、どうしてもつなぎ目がきれいにつながりません。

サウンドのようにドラムの拍に合わせることが出来れば良いのですが、ジャバジャバジャバ...という水音の効果音は一見規則的なようにみえてけっこう難しいんですよね。

そこで、つなぎ目がきれいじゃない水音ループを時間差で2回再生してみました。つまり1フレーム目に再生して、さらに10フレーム目で再度再生するというわけです。そうするとつなぎ目の部分に別の水音が重なって目立たなくなるんじゃないかと。

結果的にはこの方法でいくことにしました。ジャバジャバジャバ...という水音がジャバババババ...と多少うるさくなりましたが(・_・;)、つなぎ目が目立つよりはぜんぜんいいので。

今まで【時空マジシャン】を制作してきて、うまくいかないときは別の方法を試すことで何とか切り抜けてきました。プログラムがどうしてもうまく動かないときは、手間がかかってもアナログ的にフレームに画像を配置するとか、一つのやり方に固執しないことが自分なりに見出したコツです。

このChapter.2のOPムービーは、Chapter.1のそれに比べると非常にヘビーなものになってしまいました。

物語のこの段階で、重要な登場人物である占い師の正体というか人となりを読み手に知ってもらい、ストーリーを解りやすくするつもりでした。でも1回のOPムービーに詰め込むのはやはり無理があったようです。

OPムービーとコマ割りのページ漫画のセットで各チャプターを構成するという当初のアイディア、これは今後も続けていこうと思っているんですけど、私自身まだそのバランス感覚というかコツがつかめてません。

それにページ漫画を先に作ってから、次にOPムービーにとりかかるという変なやり方をしてしまいました。「表紙代わりのOPムービー」ということが頭にあったからなんですけどね。(紙に描くマンガの場合、表紙を最後に描くことが多いので)

でもそのやり方は、ストーリーの流れを私自身がつかみ難くするので失敗でした。

さて、Chapter.3はその手順をどうしようか...

ところでFlashのActionScript3.0にもようやく慣れてきました。といってもウェブコミック流ですけどね(*^д^*)。

初めのうちは以前のゆるい(?)言語のほうがウェブコミック向きかなと思ってました。コーディングの仕方もクリエイターの個性がでておもしろかったし。

でもActionScript3.0に慣れてくると、クラスを書いてインスタンスを生成してそのメソッドを使うという、現在主流のオブジェクト指向言語のほうがすっきりとしてていいように思います。と言いながらもウェブコミック流ですけどねd(*^д^*)b。

さあ、微笑みながら占い師を見つめる星の女神。

「希望の光が見えたような気がした」という占い師。

次のシーンでは、林檎がでてきます。

何で林檎?



本編(OPムービーの頭から再生)⇒ 【時空マジシャン】Chapter.2 オープニング・ムービーcut1~10の5

本編(OPムービーの水面シーンから再生)⇒ 【時空マジシャン】Chapter.2 オープニング・ムービーcut9の6~10の5





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