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動画・音声・インタラクティブ性などで織り成す新スタイルのマンガ制作日記

【時空マジシャン】Chapter.2ラストページ

2009-04-12 09:10:45 | Weblog
             →【時空マジシャン】Chapter.2 ネーム

ついにChapter.2の最後のページにたどり着きました。上の画像が最終ページのネームです。すずめの背景のモヤモヤしたものは、落下先の森林です。ぼかしてグレースケールの16色に落としたら何かよくわからなくなってしまいましたが。

Chapter.1のころは『ネームなんだからラフでいいよね』という感じで描いてました。でもChapter.2になって『ウェブで公開してるんだから』と思い直してからは随分丁寧に描くようになりました。

ここ数ページは、1ページ1コマというのが多くて楽しいです。顔も身体も大きく描けるし、やっぱりサクサク進みますね。今後もこのまま大ゴマ形式でいこうかな...なんて思ったりもします。

そうすると、本編(Flashによる最終完成版)では大ゴマの中でキャラが動いて喋ることになるので、ネームが1枚では描きにくくなります。ネームの片隅に、この後キャラがジャンプして手裏剣を投げる..とか書いとかないと。

そんなふうに書くくらいなら、映像の画コンテのようにシーンやカットで描いたほうが良いかもしれません。

すべてのページが1コマ形式になる...と考えたとき、何か単調になってしまうような気もします。コマ割り漫画の場合、小さく区切られたコマや盛り上がる場面の大ゴマなどを効果的に配置することによって、ストーリーにメリハリの利いたリズムが刻まれるわけですし。

一方、アニメの場合はすべてのシーンが全画面表示ですが、動画や音声・サウンドなどリズムを刻む要素が多いのでそれらを上手く使い抑揚をつけることができます。

でも考えてみるとウェブコミックはアニメの要素も使えるんですよね。いいとこ取り?v(。・・。)

要素が多ければいいってわけじゃないですが...

というふうに考えると1ページ1コマにしても単調になるとは限らない、と言えそうです。Chapter.3からは、あまり細かくコマ割りしたくない気分ではあります。

いずれにしてもこのような試行錯誤の末に、描き手にとっても読み手にとっても気持ちの良い表現スタイルにたどり着ければいいので。

さて、このページの本編も前ページのようにあまり時間をかけずにサクッと作れればいいんですが。

上空から地面に真っ逆さまに落ちていくすずめ。すずめから地面(森林)までの距離感、身体が上空に放り出された感、がうまく表現できれば成功です。






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