ユーロな日々

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〔CL準々決勝〕ダイジェストを見た

2005年04月08日 | 欧州2010-2003
〔チェルシー:バイエルン4-2〕4失点とはカーンを含めディフェンスのもろさがでた格好ではないか。チェルシーにロングボール、ハイボールをどんどん放り込まれ、うまく対応できなかった。ランパードがあげた2得点はどんなに誉めても誉めすぎではないだろう。すばらしいプレーだ。あれぞ現代サッカー理想のボランチ、センターハーフ、ビボーテの姿ではないか。
しかしバイエルもシェルインシュタイガーの決めた1点で終われば苦しかったろうが、終盤PKを与えられて2点としたのが大きい。
内容からいえばチェルシーが圧倒していたといえるのだろうが、この2点目が効いてくるようないいゲームをバイエルンがホームでできるかどうかだ。チェルシーのディフェンスはすばらしいので簡単なことではないが。

〔ミラン:インアテル 2-0〕
サンシードでのダービーはなんと261回目だという。歴史を感じる。ミランの2得点はいずれもピルロのFKをヘッドで決めたものだ。1点目はスタム。2点目はそのスタムの後ろから走りこんだシェフチェンコ。インテルのディフェンスは高さに弱いということか。2試合目も狙われるだろう。
インテルはりアドリアーノの欠場が痛い。それでもスタメンできないビエリは後半でてきたがいいプレーはできなかったようだ。
試合後のインタビューでアンチェロッティは慎重な発言をしていたが、マンチーニは弱気だった。仕方ないだろう。

〔リヨン:PSV 1-1〕
ビルトールの頑張りで先制し、その後もリヨンがいい攻撃をしていたが、2点目がとれなかったのが痛かった。終盤コクーに持ち込まれゴールを割られた。コクーひとりが上げたといってもいいような得点だった。ゲームはこのままドロー。ホームのリヨンは逆に狂しくなった。結局PSVがいいディフェンスをしたことが効いた。やはりヒディングはいい監督なのだろう。

準決勝に進むのは、チェルシー、ミラン、PSVと見た。残る1チームはリバプールであって欲しい。リーガを愛する者として。