ユーロな日々

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オサスナを下したが、レアル勝ち続けることができるか 〔リーガ4節〕

2004年09月23日 | 欧州2010-2003
レモン新監督はラウルを戻した。センターバックはエルゲラとラウルブラボ。サルガドの穴はメフィーアを埋めた。選手の表情は厳しい、もっといえば悲壮感すら漂っていた。ゲーム開始早々、ソラリが負傷し、モリエンテスが入った。ラウルは左に回り、できの悪いジダンを演じた。ロベカルには早く先制点をとりたいと気持ちが漲っていて、序盤から上がりっぱなしだった。ほとんど3バック状態といってよかった。
相手が悪かったら、そこをつかれて逆に先制されていたかもしれない。そうなっていたら大変だったろう。しかし、今日のオサスはよくなかった。ついていたというべきかもしれない。
前半30分には、好調時を彷彿されるような猛攻を展開した。すばらしい連続攻撃だったが、ラウルのシュートはポストにあたり、セラディスとモリエンテスのシュートはGKのファインセーブで止められた。
後半20分までゴールを割れなかったが、ロナウドがペナルティエリアのすぐ外でボールを受け、すばやく抜け出そうとしたところを止められてPKをとった。それをベッカムが左隅に叩き込んだ。
結局その1点を守りきったこの勝利を、どう評価すべきだろう。
確かに今日のディフェンスは安定していた。が、 オサスナがよくなかったからだ、と言えなくもない。得点も、結局セットプレーの1点だけだ。
次節はアウェーでのビルバオ戦だ。
もはや王者の風格も威圧感もない今のレアルが、このまま勝ち続けることができるかどうかは、わからない。
【第4節 レアルーオサスナ 1-0】