ユーロな日々

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ビルバオ戦 やっと片目があいたディポルティーボ 〔リーガ3節〕

2004年09月22日 | 欧州2010-2003
ともにまだ未勝利の両チーム。とりわけ、ホームのビルバオは勝ちたかったろうが、前半あわやというシーンをつくったのはディポルティーボだった。演出したのはバレロン。しかし決められない。特に2度目の決定的なチャンスは、ゴール目の前で大きくふかしたミスで、ひどい。
後半開始早々、ディポルティーボのディフェンスラインの裏に飛び出したイェステにスルーパスが通り、それを見事に決めてビルバオが先制した。これでビルバオが勢いづくかと思ったが、その直後、ハーフライン付近から放り込んだロングボールをパンディアーニがヘッドで決め、たちまちディポルティーボは追いついた。
その後、イヌレタは3人選手を代えたが機能せず、ビルバオがやや優勢だった。しかしロスタイム、途中交替で入ったルケに早いパスを出すと、ルケがGKの股間を抜くシュートを決めて勝ち越した。
待望の勝利を上げたとはいえ、ディポルティーボのできはよくない。バレロンだけのせいではないが、しかし好調とはいえない。今日も後半まったくダメだった。期待が大きいだけに、責められるのは仕方ない。
昨シーズンすばらしかったルケは、2試合続けて先発から外れている。このまえのオサスナ戦のまえに、パンディアーニと殴り合い寸前の派手な喧嘩をやらかしたことが影響しているのだろうか。真偽のほどはわからないが、そういうチーム内のゴタゴタはマイナスに違いない。それとモリーヌの動きが鈍いような印象がある。今日のゲームでもハンブルしてあわやというシーンがあったし、オサスナ戦もパッとしなかった。とにかく問題が多い。イヌレタは頭が痛いだろう。
【第3節 ディポルティボービルバオ 2-1】