ちいさなおしゃべり

Shantia家のメインランド生活日記

Hapa Haole Hula Competition 土曜日編

2011年09月08日 | Hula/Tahitian
さっさと大会記事を終わらせなければ。
これが最後!!


1位だったので土曜日の参加が必須になった我がハラウ。
宿泊していたホテルからみんなでバンクーバーに朝から移動。
ちなみに距離は車で5分。
車3台に計7人のレフアが乗り、先頭の車の後をただついて行くだけ。
州境の橋を超えて2つ目の出口で降りるはずなんだけどなぜか1つ目の出口で降りた先頭車。
2台目の車に乗っていたシェリーンとShantiaは
「…どこに行くんだろうねぇ??」
と言いながらもついて行く。
1台目運転者も間違えたことに気付いたらしく最初の出口で一般道に降りた。
(高速降りたらまた高速っていうのはこっちじゃ普通)
一般道に降りたはいいが、1台目は最初の交差点を左に行った。
でもShantiaはその道を前日に通ったのでどっちが目的地に通じるかを知っていた。
なので
「シェリーン、右に行って。
左に行ったらスーパーに行くよ」
と指示。
自分達が今どこにいるのか分からないシェリーン、
「ほんとに?信じて大丈夫??
ま、♪Mulilwai♪の振り全部覚えてたShantiaだから道も分かるのよね、きっと」
と右に曲がってくれた。
その理論が好き。
結局、私達がホテルに最初に到着し、約10分後に後の5人が到着。
このShantia、駐車能力はかなり低いけどナビゲーション能力は相当高いですから!!

受賞者ステージは午後1時からということなので着替えを終えてのロビー集合は12時と言い渡された。
その時間まではフェスティバルを歩き回ってOK。
お店を見て回ったり、ワークショップ参加者のステージを楽しんだり。
10時半過ぎ、ばったりクムに出会ったShantia。
「お、いいところに!!
クプナ達探して今すぐ着替えるように伝えてな!!」
と突然任務が与えられた。
娯楽終了、任務開始。
フェスティバル会場を早足で歩き回ってクプナ達回収。
歩き回って疲れたので私もクーラーの効いているホテルのロビーでくつろぐことに。
するとまたクムがやってきて、
「レフアも今着替えるんだぞー!
今やってるステージ、本来なら11時開始の予定だったんだ。
なのに10時過ぎに始めちゃってさ…。
だから受賞者ステージは12時くらいになるらしい。
急いでレフアに集合かけて」
って。
ケータイのバッテリーかなり少ないのに!!
とりあえずテキスト能力があると分かっているアヌに電話をかけ、彼女から全員にテキストしてもらった。
ちなみにこのとき以来、Shantiaはすっごくスマートフォンが欲しい。

レフアもクプナも急いで着替えてステージの準備をしたのに実際にステージ裏に行くとまた予定が変わったのか何なのか時間がすっかりずれていて出番はまだ、という状態。
クムがぼそっと
「このフェスティバルね、規模もいいし立地もいいし、すっごくいいんだけど!!!!
スケジュールが全くなってないんだよな…」
とつぶやいた。
確かに…。

無事に受賞者ステージが終わった後は正式に娯楽タイム!!
まずはフードコートでランチを買う。
食は大事です。
いろいろ美味しそうなものがあって迷う中、マウイのヌードル(名前はもう忘れた…)を買ってみることに。
麺類(パスタ系は省く)の誘惑って強いよね。
ランチプレートを手に、レフア数人で座れそうな日陰を捜し歩き、落ち着いた場所が審査員用特別テント前。
テントを囲んでいる柵の前にいいスペースがあってね、そこに並んで座ったレフア。
ふと審査員用テントを見ると、我がハラウのミュージシャン達も審査員に混ざってるではないですか!!
…特別扱いか??
確かに大物ミュージシャンとその仲間達だからね。

食べ終わった後は、お店を見て回ってお買い物!!
目を惹くものがいっぱいあって危険、危険!!
でもかわいいピアスを3つ買っちゃった♪
全部パール/mother of pearlってところが私だな…。
一緒に買い物していたスージーに
「…っていうか、パール好きだね??」
って聞かれてしまったし。

そうそう、マウイからキャンドル&ローソクのお店が出てたんだけどここのローション、本当にいい匂い!!
Wal-martで売ってるような偽者っぽい花のにおいじゃなくて、正に本物の花の匂いがするの。
実際、1本のローションを作るのにレイ8本からエキスを取っているらしい。
すっごいねぇ。
レフア全員で気に入ったのがここの『プアケニケニ』のローション。
プアケニケニはロコに絶大な人気を誇るすごくいい匂いのする花。
そのローションなんて初めてみたよ!!
しかもちゃんとプアケニケニの匂いがする!!
オンラインでも買えるらしいので、手持ちがなくなったら絶対注文するだろうな…。
『Mai Ka Lani』っていうお店、チェックしてみてね。

Hapa Haole Hula Competition 子供達編

2011年09月02日 | Family
母が大会で忙しくしていた間の子供達はというと…。

金曜日のお昼過ぎ、ステージリハーサルに間に合うようにバンクーバー入りしたジョセフ君&子供達。
ステージリハの前に様子を見に行くと子供達が口を揃えて

「ママァ、おなかすいたぁ!!」

って。
ジョセフ君にランチをあげたかどうか聞いてみると

「だってこの子達、ぐだぐだ言ってる!!」

だと。
ランチを与えないとずっとぐだぐだ言い続けると思いますが。
暑さに弱いジョセフ君はどうやら脳があまり回転していないようなので、母がホテルの売店から食べ物を買うことにした。
全員が
「ママと行く!!」
という中、ジョセフ君の負担を考えてキリだけを連れて行くことに。

キリはストローラーから出て歩けるのでご機嫌!!
嬉しそうに母が言う方向に歩いてくれた。

売店で買い物をする前に、キリにはハラウが貸しきっているホテルのミーティングルームで何か食べ物をあげようと考えた母。
ダンサー達がそれぞれスナック&果物などを持ち寄って、大会の準備の合間に食べられるようにしてあったのだ。
キリと共にミーティングルームに戻ると、クプナ達に大歓迎を受けたキリ。
青のTシャツの白のパウスカートの集団に何か思い当たるものがあるような顔をしながら部屋の中を歩くキリ。
去年の記憶が戻ってきたか?

スナックテーブルからイチゴを取り、嬉しそうに食べるキリ。
それを見たクプナクラスのパム、

「Shantiaの子供達、ランチ食べた?
もしまだだったら私いっぱいクラッカーとか持ってきたから持っていってあげて!」

と袋にクラッカー、ハム、チーズ、果物をいっぱいいれてくれた。
キリパワー、すごいな。

結局売店では買い物することなくジョセフ君と子供達が待つ公園に戻ったShantia。
食べ物がもらえて大喜びの子供達の横で
「ホテルの売店でなんて買ったら高いのに…」
とつぶやく父。

「大丈夫。キリパワーでクプナのみなさまから頂いた食べ物だから。
キリに感謝してね」

と妻。


イベントが始まるまでの間、子供達は敷地内の楽しそうな公園で遊んでいたらしい。



…読書好きシャーちゃんは遊具の上で本を読んでますが。



この坊ちゃんがね、全くじっとしていなくて...



ちゃーん!!
こんなことも出来ちゃうらしい。
どんどん筋肉発達していってますな…。



こちらのママのジムナストは鉄棒でPull Overをやっていたとか。
逆上がりとはちょっと違うんだよね、体を棒から離した状態で引き上げるから。
母には無理。


大会中は集中力が切れてパパを困らせたらしい子供達。
予定ではシャーちゃん、アレックス、キリはママと一緒にバンクーバーに1泊するはずだった。
でも1位に見事輝いたので翌日また踊らなければならなくなった母。
その間、子供たちを放っておくわけにはいかないのでジョセフ君に全員フローレンスに連れて行ってもらうことに。
いやぁ、シャーちゃんに相当泣かれたね!!
ユージーンに戻ったらケーキ屋さんでケーキを買うこと、映画に行くことを条件にパパと行くことに賛成してもらえた。
やれやれ。


この大会の間、母と実質2日間離れていたキリがなんと
「まま」
と言える様になりまして!!
もう母、感動です!!
離れていてやっと学んだのね、この大事な言葉を。
これが一番嬉しかったことかなぁ。

Hapa Haole Hula Competition パーティ編

2011年09月02日 | Hula/Tahitian
大会終了後、ヒルトンホテルのレストランでパーティをすることになった。
最初はバーに集っていたんだけど、どんどん人数が増えていったので壁で仕切られている空間に案内された。
その空間でしばらく集っていると、ポートランドのハラウのクム達が合流。
このハラウとは去年のフェスティバルで知り合って以来すごく仲良くさせてもらっていて、今回もパーティにクムが呼んだのだ。
2ハラウが合流するとそのパーティ空間の最大収容人数を越えてしまい、レフアメンバーはそれぞれのドリンクを持ってバーに集うことに。

ちなみにドリンクの話をするとだね。
みんな普通にお酒を飲むらしくすらすら~と注文するんだけど、お酒を飲まないShantiaは普通のジュースかお水しか思いつかない。
でも親切なフラシスター達がいろいろ提案してくれて、最終的に注文したのが
『マンゴースラッシュ バージン』
(とかいう名前だった気がする)
で、Shantiaが美味しそうにこのバージンカクテル(なのか?!)を飲んでいるのを見てクプナクラスの教会員さんも同じ物を注文。
これで水ではない飲み物で楽しくパーティを楽しめた。

バーのテーブルにはレフア全員が座れたのでレフア全員そろって楽しめた。
しばらくするといろいろメイン会場から流れてきた料理が運ばれてきた。
クラブケーキ、ポケ、ステーキ、などなど。
最初はお腹が空いていたから喜んで食べ物をもらっていたけど、すぐにお腹いっぱいになってねぇ。
それでも料理が次々と運ばれてくるからウェイターに
「もうお腹いっぱい!むこうのメイン会場に持っていって!!」
と言うとウェイターは
「むこうはこっちに持っていけ、と言ってますが」
と言うではないか。
哀れだね、ウェイター。

レフアテーブルを担当してくれたウェイターにソースには何が入っているのかを聞くと
「…すみません、わかりません。
まだ僕働き始めて1ヶ月なんで。
こんなに忙しい日は初めてでちょっと動揺してます…」
だって。
確かに。
いきなりハワイアングループが50人くらいでやってきて、次々と注文してきたら驚くだろう。
こんな日は滅多にないと思われる。
哀れな新人ウェイターにチップを渡すため、別オーダーでフレンチフライを注文したレフア。

パーティが進んでいくと、突然メイン会場から歌声が聞こえてきた。
しかも素敵なとかきれいなという歌声ではなく、宴会で酔っ払った組がそろって歌うような感じ。
レフア達、何事かと様子を見に行くことにした。
メイン会場でクムが踊り、みんなが歌っていた。
普段あまりみないクムのフラを楽しんでみているうちにクムが踊り終わり席に戻った。
するとポートランドハラウのアンティーが

「これはフラタグ(鬼ごっこ)よ~。
踊った人は次に踊る人を指名してね~」

って。
これを聞いた途端、レフア組はバーに退散。
レフアテーブルでまた集っているとどんどん宴会モードがエスカレートしていっているメイン会場。
♪線路は続くよ、どこまでも♪をみんなで大合唱しているときは本当にどうしようかと思ったよ。

しばらくするとメイン会場からミュージシャンの1人がレフアテーブルに参加。
「あっちはうるさくってさぁ~」
と言ったかと思うと次から次に話し始め、その話し方がとにかくおもしろいからもうレフア達は大爆笑!!
誰かがバーテンダーさんに注文しようとすると
「Just a second」
と返ってきた。
するとこのミュージシャン、
「1!はい、終わりー」
って。
バーテンダーさん、苦笑してたねぇ。
バーテンダーさんやウェイターに普通にハワイ語を交ぜて話しかけて混乱させている様子も相当笑えた。
このミュージシャンがレフアテーブルに入ってからどうやらレフア組の笑い声の方がメイン会場より大きくなったらしく、途中で何人かが
「こっちうるさいわねー」
と冷やかしにきた。
お互い様だって。

そのうちもう1人のミュージシャンもレフアテーブルに参加。
この2人、LDSだってことは最初にあったときにウルがそう紹介してくれたから知っていたんだけど、実は片方のミュージシャンの息子を私が知っていると分かった途端、ぐっとお友達になったね。
彼の息子、BYUHで一緒だったんだよねぇ。
いやぁ、世間は狭いなって実感したわ。

しばらくフラ鬼ごっこから逃げていたレフア達だけど、途中でクムに呼ばれてしまいメイン会場へ移動することに。
レフア全員で♪Muliwai♪を踊ることになった。
もちろんアカペラ。
1&2番はいまいちはっきりしない歌だったのがいきなり3番でしっかりした歌になったのに驚いて宴会組を見てみるとポートランドのアンティーとウルがiPhoneで歌詞を引っ張り出してきて、それを見ながら歌っているではないか!
あぁ、正にカラオケ。
歌詞をもたれてしまったら私達が踊りこんでいない4番が歌われてしまう!!
ってことで、踊りながら
「いい、向こうより先に5番のカヘアをするからね!」
とレフア達に指示。
見事な団結力で立派な5番のカヘアをすると会場大爆笑!
てっきり宴会側が握っていたと思われていた主導権がレフアにしっかりとられた瞬間だったらしい。
カヘアは重要だもん。

ちなみにこのハワイアンによる大宴会、どうやら何度かチーフウェイターに注意されたらしんだけど、効き目はなかったと思われる。
このチーフウェイター、"規則に生きてます!!"っていうオーラが満ちていた人なんだけど、ハワイアンの集いに戦いを挑んだことは多分ないね。
最初はそうとうイライラ&カリカリしてた。
何言っても基本”我が道を行く”ハワイアンの集い。

「もうそろそろ閉店の時間ですが」
「後30分!!」
「…じゃあ30分だけですよ」

「30分経ちましたが」
「後30分って言ったじゃん!!」
「それは30分前の話では…」
「いいからあと30分!」

こうして結局2時間閉店時間を引き延ばしたからね。
大合唱の歌詞が"口うるさい"とか出てきたらすぐにチーフウェイターが呼ばれ、"Come Back To Me"とかいう歌詞だと
「どこなのっ、チーフウェイター?!」
と呼ばれ…。
最後はもう
「この集団相手にイライラしても無駄だから流れに任せよう」
って諦めてたね。
それがいいと思う。
メインランダーにハワイアン集団は取り扱えないって。
2時間延長した後に♪Hawaii Aloha♪で締めくくるときは一緒に輪に入って歌う努力までしていたよ。
レフア達は感動したね。

午前1時半にやっとお開きになったパーティ。
今回の大会でとってもお世話になったミュージシャンにお礼を言っていると、ウルがおもむろに

「君にはすっごく感謝してるよ。クムを支えてくれて本当にありがとう」

って。
まさかウルにそんなこと言われるとは思わなかった!!
がんばってアラカイやっててよかったなぁと思ったわ、うん。

ちなみに今回の大会でウルは見た目とってもおとなしそうで、行動や言動もすごく穏やかなのに実はすんごくおもしろい人なんだと発見。
穏やかさ&物静かさを保ったままおもしろいことをいい(リハーサルで実際体験した)、落ち着いたまま宴会で盛り上がれるとは…。
別の意味でも尊敬するわぁ。


遅刻

2011年09月02日 | Family


夏休み最後の週末、のんびり起きて朝ご飯を食べゆったりシャワーを浴びたShantia。
学校の勉強で分からないところがあるというティアの質問に答えていたとき、シャーちゃんがやってきてこう聞いてきた。

「ママ、今日マイキーのジムナスティックあるの??」

今日ねぇ。
ジムナスティックかぁ…。



今日って何曜日?
昨日木曜だったから、今日は金曜日だよね?
ん????




ある!!
マイキーのジムナステック今日あるよ!! 
しかも今日ユニフォームチェックの日!!
今、何時よ?!


9:48


あぁぁぁぁぁぁ!!
48分前に練習始まってるし!!

慌てて出掛ける用意をして、シャワーを浴びているジョセフ君に他の子供達の世話を頼んで急いで出発。

車を出しながらマイキーに

「すっかり曜日感覚なくしてたよ。
I'm sorry, Mikey」

と素直に謝ったら

「Yup, you should be.」

とあたかも全ては母のせいみたいな答えが返ってきてちょっとムッとした母。

「いや、ちょっと待って。
ジムナステックあるって分かってたならママに言ってくれればよかったじゃん?
マイキー、今日が金曜だって分かったのいつよ??」

と聞いてみると

「う~ん、10分前くらい」

とサラッと答えよった。
母が気付く5分前じゃん。
どっちもどっちなのに、"you should be sorry"ってあなた何様??

普段こんな大遅刻をしないのでちょっと緊張していたらしいマイキー。
いつもはDrop Offするだけなのに、この日だけは

「ママぁ、can you stay and watch me doing gymnastics for 30min.??」

って。
1人でジムに入るのが心細いんだね。
その気持ちは分かる。

1時間遅れでジムに到着したマイキーはちょっと恥ずかしそうにとことことチームのところに歩いていき、コーチに説明。
ここのコーチは練習は厳しいけどみんな優しいから心配することはないんだけどねぇ。

夏休みも最後の方になると感覚狂ってくるのねぇ。
学校が始まると曜日感覚が戻ってくるだろうから安心できるかな??