毎月第3日曜日はジョセフ実家に集い、ファミリーディナーを食べる。
"月に1回くらいは家族で集まろうじゃないか"
というのが目的。
このファミリーディナーは『持ち寄り形式』で、義母、義妹アン、そして私の3人で役割分担して食事を作り、家族総勢11人(うち子供3人)が食べる
いつから始めたかは覚えてないけど、4月までは義母がメインディッシュを担当し、アンが大抵の場合パンを焼き、私がデザートやらサラダ、サイドディッシュなどと気が向くもの、プラス、要望があれば白ご飯(我が家の炊飯器が素晴らしい日本のだから)を持って行っていた。
4月のファミリーディナーのときに義母がこう言った。
「アンもShantiaも卒業したし、来月はそうねぇ、アン、あなたがメインディッシュをするってどう?フィリピンの料理も食べてみたいし」(アンはフィリピン人)
なので、5月のファミリーディナーはアンがメインディッシュ担当となり、フィリピン料理のアドボを持ってきた。私は義母の要望によりデザートのパンプキンスクエアを焼き、ついでに白ご飯も炊いて持っていった。
このとき、メインディッシュ係から解放された義母が何を用意したか。
それは...
缶詰のコーン&瓶詰めの洋ナシ
...あ、ありえない 用意って言えるのか?!缶を開けてお皿に移し、ビンをカウンターに置いただけ?! 私達が実家に着いてから
「どれ、私も何か食べ物を出そうかな」
という様子で棚の中を探して出してたからね
そして食べ終わったときに義母はこう言った。
「メインディッシュを用意しないっていうのはこんなに楽なのね~ 来月はShantia、メインよろしくね~」
..."楽"って?!確かにメインのメニューを考えるのは大変かも知れない。でもね、義母が用意していたメインって
冷凍のラザニア
とか、
冷凍のフライドチキン
とか、
冷凍の春巻き
とか、とにかくSam'sやCOSTCOで大入りのを買って、オーブンに突っ込むだけのもの。それだって十分"楽"だと思うのは日本人Shantiaだけ?!
とにかく。6月のメインディッシュ担当になったShantia。何にしようか迷った挙句、"楽"を求めて
ハヤシライス
を作ることにした。11人分なので、ご飯8合、玉ねぎ(大4個)、薄切り牛肉1kg、マッシュルーム缶3缶使用。玉ねぎをひたすら切り、牛肉を一口大に切り...。
"ルーを溶かすだけ~"
のお手軽メニューも11人分となると結構大変
それプラス!!遊び心が出てしまい、パンも焼くことに。焼いたのは...
ゆきだるまパン
中はカスタード。このお絵かき作業がとにかく楽しい プリッツを差込、顔を描き、アポロの帽子をチョコペンでくっつける...
子供達が大喜びで、顔を描いてる側からマイキーが
「He needs a hat~!!」
と叫びまくる
こうやって11人分のハヤシライスとゆきだるま13名を引き連れて実家へ移動した私達。すでにみんな集合していた。この日は11人に加えて、いとこのマットも参加。つまり12人。
「じゃあ、食べようか~」
の合図でリビングにみんな集合し、まず食事の祝福。そして"持ち寄りの"食べ物が並ぶカウンターへ。
.
.
.
...義母とアンは何を作ったんだ?!
気を取り直してカウンターを眺めてみた。
端っこから、
ご飯→ハヤシライス→デビルエッグ→ベビーキャロット→ゆきだるまちゃん→市販のパイ2皿
...アンが作ったのは『デビルエッグ』なのね(ゆで卵を縦半分に切り、黄身を取り出してマヨネーズ&マスタードを混ぜ、再び白身に戻したもの。よくオードブルにだされる)。ま、"作った"と言えば"作った"カテゴリーに入るだろうが、それだけじゃ絶対に満たされはしないわな。
で、義母よ...。
お店でベビーキャロットとパイ買ってきたんだ
正直言ってすっごくショックだったさ 4月まではさ、カウンターの料理にほぼ同じくらいの労力を感じられたけど、今月のはどうみたって差がありすぎるでしょう!! ゆきだるまちゃんの分の労力はいいさ、自分が勝手に遊びだしたんだから。でもさ、他のは...。
思わず鼻で笑ったから...。この虚しさはあの場に居合わせないと伝わらないかも知れない。とにかく、ショックだった
"月に1回くらいは家族で集まろうじゃないか"
というのが目的。
このファミリーディナーは『持ち寄り形式』で、義母、義妹アン、そして私の3人で役割分担して食事を作り、家族総勢11人(うち子供3人)が食べる
いつから始めたかは覚えてないけど、4月までは義母がメインディッシュを担当し、アンが大抵の場合パンを焼き、私がデザートやらサラダ、サイドディッシュなどと気が向くもの、プラス、要望があれば白ご飯(我が家の炊飯器が素晴らしい日本のだから)を持って行っていた。
4月のファミリーディナーのときに義母がこう言った。
「アンもShantiaも卒業したし、来月はそうねぇ、アン、あなたがメインディッシュをするってどう?フィリピンの料理も食べてみたいし」(アンはフィリピン人)
なので、5月のファミリーディナーはアンがメインディッシュ担当となり、フィリピン料理のアドボを持ってきた。私は義母の要望によりデザートのパンプキンスクエアを焼き、ついでに白ご飯も炊いて持っていった。
このとき、メインディッシュ係から解放された義母が何を用意したか。
それは...
缶詰のコーン&瓶詰めの洋ナシ
...あ、ありえない 用意って言えるのか?!缶を開けてお皿に移し、ビンをカウンターに置いただけ?! 私達が実家に着いてから
「どれ、私も何か食べ物を出そうかな」
という様子で棚の中を探して出してたからね
そして食べ終わったときに義母はこう言った。
「メインディッシュを用意しないっていうのはこんなに楽なのね~ 来月はShantia、メインよろしくね~」
..."楽"って?!確かにメインのメニューを考えるのは大変かも知れない。でもね、義母が用意していたメインって
冷凍のラザニア
とか、
冷凍のフライドチキン
とか、
冷凍の春巻き
とか、とにかくSam'sやCOSTCOで大入りのを買って、オーブンに突っ込むだけのもの。それだって十分"楽"だと思うのは日本人Shantiaだけ?!
とにかく。6月のメインディッシュ担当になったShantia。何にしようか迷った挙句、"楽"を求めて
ハヤシライス
を作ることにした。11人分なので、ご飯8合、玉ねぎ(大4個)、薄切り牛肉1kg、マッシュルーム缶3缶使用。玉ねぎをひたすら切り、牛肉を一口大に切り...。
"ルーを溶かすだけ~"
のお手軽メニューも11人分となると結構大変
それプラス!!遊び心が出てしまい、パンも焼くことに。焼いたのは...
ゆきだるまパン
中はカスタード。このお絵かき作業がとにかく楽しい プリッツを差込、顔を描き、アポロの帽子をチョコペンでくっつける...
子供達が大喜びで、顔を描いてる側からマイキーが
「He needs a hat~!!」
と叫びまくる
こうやって11人分のハヤシライスとゆきだるま13名を引き連れて実家へ移動した私達。すでにみんな集合していた。この日は11人に加えて、いとこのマットも参加。つまり12人。
「じゃあ、食べようか~」
の合図でリビングにみんな集合し、まず食事の祝福。そして"持ち寄りの"食べ物が並ぶカウンターへ。
.
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...義母とアンは何を作ったんだ?!
気を取り直してカウンターを眺めてみた。
端っこから、
ご飯→ハヤシライス→デビルエッグ→ベビーキャロット→ゆきだるまちゃん→市販のパイ2皿
...アンが作ったのは『デビルエッグ』なのね(ゆで卵を縦半分に切り、黄身を取り出してマヨネーズ&マスタードを混ぜ、再び白身に戻したもの。よくオードブルにだされる)。ま、"作った"と言えば"作った"カテゴリーに入るだろうが、それだけじゃ絶対に満たされはしないわな。
で、義母よ...。
お店でベビーキャロットとパイ買ってきたんだ
正直言ってすっごくショックだったさ 4月まではさ、カウンターの料理にほぼ同じくらいの労力を感じられたけど、今月のはどうみたって差がありすぎるでしょう!! ゆきだるまちゃんの分の労力はいいさ、自分が勝手に遊びだしたんだから。でもさ、他のは...。
思わず鼻で笑ったから...。この虚しさはあの場に居合わせないと伝わらないかも知れない。とにかく、ショックだった
「うちのお母さんはお料理上手だよ。」と言うときは日本人だったら、手間ひまかけた既製品は使わない、無添加の母の味を連想すると思うんだけど、アメリカ人だったらマカロニチーズでも立派な手料理って感じ。
それにしても笑えました。
でもこれって、一応嫁・姑問題?
かわいいし、おいしそうだし、なんといってもアポロの帽子だなんて、すごいアイデア
さすが、shantiaちゃん
これって、国民性なのかなあ?
日本って作って人を呼ぶとかになると、一応手の込んだものを出そうって思うけど。。。
shantiaちゃん、お疲れ様~