チコのCOFFEE TIME

「今が一番しあわせ!」と感じながら 大好きな時間を過ごしている大阪のおばちゃん?(お婆ちゃん)です。

裏六甲・七曲滝の氷爆は素晴らしかったです

2018年01月14日 07時56分04秒 | 山歩き

 この所寒波がやって来て毎日寒いです。玄関から見える箕面山も時どき雪化粧をしています。それを見ていると「六甲山も雪が積もっているだろうな?滝も凍っているかも知れないな?」と思ってしまいます。天気予報では来週から暖かくなるとか。そんなことを考えていると急に六甲山に登りたくなりました。「氷爆が溶けない内に滝を見に行こう」と思い昨日出かけました。
 ロングコースなので芦屋川駅から東おたふく登山口までバスに乗りそこからスタートしました。七曲りからの登りは意外と雪が深く時間が掛かってしまいました。頂上で滝を諦めて魚屋道を下ろうか?とも考えました。でも今回を逃したらいつ来れるかも知れないと思い紅葉谷を下ることにしました。少し不安でしたが以外に歩きやすい雪道でした。ただ紅葉谷道を外れて滝に向かう道は大変でした。疲れました。でも期待していた氷爆が見れて大満足です。願いが叶って良かったです。

 コース 東おたふく山登山口~土瓶割峠~七曲り~一軒茶屋~六甲最高峰(931.2m)~極楽茶屋跡~紅葉谷道(途中七曲滝・百閒滝)~炭屋道~魚屋道~有馬バス停 活動距離13.9m 活動時間7時間24分(休憩含む)

 今回は単独山行でした。急に行きたくなり友人を誘えなかったのです。でも何度も歩いたコースなので迷う不安はありませんでした。一人で歩いていると話し相手がないので黙々と歩いてしまいます。休憩も食事もろくに取らないで歩いてしまいます。さいごの炭屋道の急登でへばってしまい、バス停に着いた時はヘロヘロでした。 


☝この七曲滝の氷爆が見たくてワクワクしながら頑張って歩きました。期待通りの美しさでした。


☝東おたふく山登山口バス停からスタートして登るに連れて雪が深くなり七曲りに差し掛かる頃にはかなりの積雪がありました。


☝七曲りは雪が溶けてツルツルになっている所もあり慎重に登りました。男性の方にどんどん抜かれます。「気を付けて!」と言う声に励まされましたが、ひょっとしたら危なっかしく見えたのかも知れません。女性にはあまり会いませんでした。頂上に無事着いた時嬉しかったです。素晴らしい青空でした。


☝頂上で休んでいると、息せき切って走って来て最高峰の標識にタッチしました。そしてスマホを操作しています。彼はタイムトライアルをしていて、今日は雪が思いのほか深かったので疲れたそうです。


☝最高峰の西・北・東側の木や草が綺麗に伐採されていました。今まで見晴らしがあまり無かったのですが、見晴らしがとてもよくなりました。西おたふく山や記念碑台もよく見えました。


☝迷った末紅葉谷を下ることにしました。極楽茶屋跡の横から入ります。すぐに分岐があり右の紅葉谷道を進みます。雪が深かったですが柔らかい雪で歩きやすかったです。すれ違うハイカーに登山道や滝の様子を何人かに尋ねました。「滝が綺麗よ!」の情報にワクワクしました。すると思わぬ谷から男性が現れました。七曲滝から登ってきたそうです。でも「此処からは危険なのでもう少し下から入る方がいい」と教えてくれました。


☝七曲滝への分岐です。「この先通れません」の柵の横からはいれます。暫く歩くと「七曲滝」の標識が・・・。滝への道は細くて酷いアップダウンをしながら急降下していきます。慎重の上に慎重な足運びで下りました。谷に降りて左にザレた谷道を歩きます。


☝足が緊張でヘロヘロになりましたが、凍っている美しい滝を見て疲れを忘れてしまいました。25年~30年前に何度か氷爆を見に来ていますがその時はもっと楽に来れた様に思います。年齢を感じてしまいました。素晴らしい七曲滝を見ていると百閒滝も行きたくなりました。


☝百閒滝分岐です。細い道をひたすら下ります。下っていてこの道を登り返すのかと思うと少し憂鬱になりました。うんざりした下りが終わり左を見ると滝が見えました。


☝百閒滝は10年前位からあまり凍らなくなったそうで、昨年は一度も凍らなかったそうです。今回は氷爆が見れました。


☝数年前の崖崩れで紅葉谷は通行止めが多く迂回路を歩きます。距離が随分長くなりました。有馬に到着してアイゼンを外しました。アイゼンを付けての長距離歩きは膝に応えます。