さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

RAWバーストモードを試す

2022年08月26日 | 機材

我が家周辺でもツクツクボウシの鳴き声が聞こえ始め、秋の訪れを感じるようになってきました。

6月終わりころから鳴き始めるニイニイゼミに始まり、アブラゼミからミンミンゼミ・ツクツクボウシへと、夏の移ろいを感じさせてくれます。

最近はなかなか聞けなくなった涼を感じさせるヒグラシの声も懐かしい!

ところで、先日「関東のセミより関西のセミの方がうるさい!」という記事を目にしました。

その原因はクマゼミにあるようです。あの超賑やかな「シャイ!シャイ!シャイ!」という鳴き声にはミンミンゼミも敵わないようです。

そんなクマゼミも温暖化の影響か? 徐々に北へ生息域を広げてるとか・・・何年か後には関東でも聞こえるようになるかもしれませんね。

 

さて、今回はEOS-R7の「RAWバーストモード」を試してみました。

「プリ撮影」機能、ミラーレスカメラの電子シャッターを利用した機能で、最近はこの機能が搭載されたカメラも多くなりました。

以前、私もニコンV1シリーズの「V3」で何度か試して重宝したこともあるのですが、そんな機能がEOS-R7にも採用されてます。

下の4枚の写真を見て下さい。花に止まってるモンキチョウ(雌)が、飛び立つ瞬間を通常の連射ではなく、プリ撮影したものです。

シャッターを半押しした状態で待機し、飛び立った瞬間シャッターを全押しします。

「プリ撮影」の機能は、シャッターボタンを半押ししている間、その画像をカメラのバッファメモリーに一時的に貯めて、
シャッターを全押した瞬間、バッファメモリーに仮保存してあった画像をメモリーカードに同時に記録してくれるんです。

普通の連射では、タイミングが少しでもズレると、飛び立つ瞬間は撮れませんが、シャッターを半押ししてる間の画像が記録されてるため、
少々タイミングがズレても大丈夫!! 電子シャッターならではの特技ですね。

ニコン「V3」は、プリ撮影後ただちに必要なファイルを都度メモリーカードに保存する必要があったため、連続プリ撮影は出来なかったのですが、
R7はいったんファイル全体をメモリに保存してくれるため、連続プリ撮影が可能です。

後でゆっくり、カメラ内でJPGファイルでもRAWファイルでも、任意選択でメモリーに保存できるので助かります。

3枚目のこの写真はボケてしまってますね。

今回は、100ミリマクロレンズで手持ち撮影でしたが、もちろんすべてジャスピンで撮れるわけではありません。

飛び出す方向や、シャッタースピードなど、条件によっては思い通りの写真が撮れないことも多そうです。

もちろん、野鳥撮影などにも応用は可能ですが、長いレンズになれば、三脚が必携??

先日、400ミリレンズの手持ちで、チョウトンボの飛び出しを試してみたのですが、見事失敗!!

飛び出す瞬間を待つ忍耐と繊細さも必要で、飛び出した瞬間慌ててシャッターを強く押してしまったため、カメラブレが起こったようです。

「RAWバースト」撮影時のSSの設定など、まだまだこのカメラの特性を活かしきれてないので、これからも模索してみたいと思います。

 

 

 

 


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12 コメント

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プリ撮影機能 (fukurou)
2022-08-26 07:33:20
ソングバード様
おはようございます。
最近のカメラにはそんな機能がついているのですか?
鳥の飛び出しの瞬間を狙いますが、ことごとく失敗しています。
うまく撮れそううな気がしてカメラが欲しくなりますが、なかなかうまくは撮れないのでしょうね?!
Unknown (country walker)
2022-08-26 08:30:35
プリ撮影の「RAWバーストモード」拝見しました。
かなりの威力ですね。
自分も先日、カワセミで試してみましたが、実に便利なモードです。
0.5秒でも遅れることがあり、出来れば1秒前からできれば・・・なんて思いました。
バッファメモリの拡大や価格にも影響してくるのでそう簡単にはいかないのかもしれませんが。
こればJPEGで撮影出来ればもっと簡単でよいようにも思うのですが。。。
プリ撮影 (浜松屋飲兵衛)
2022-08-26 09:52:58
ソングバードさん~お早うございます。

「プリ撮影」これは便利と思ったら、ミラーレスの電子シャッターで
Raw撮りの場合のみなんですね。

金欠病の飲兵衛、未だ一眼レフを使い続けてまして、
もし女房殿にミラーレスが欲しいなんて言おうものなら
「新しいカメラが欲しいだって~!
稼ぎも無いくせに生意気言うんじゃないよ~!
そんなに新しいカメラが欲しけりゃ、夜間の道路工事でもして
稼いできなってんだ~!
この馬鹿チンが~!」
って怒り出すので、とても怖くて言えないんです。

もうトホホホなんだから。
(涙・・・)

ちなみに飲兵衛の愛用しているニコンですが、
昔はJPegだと黄色転びが酷くて、
お姉さん達が黄疸肌になって嫌われるので、
Raw撮り必須でした。
でも最近は至ってナチュラルな発色になり、全てJPegで気楽に
撮ってます。
こんにちは (ポージィ)
2022-08-26 10:38:33
こんな撮影機能が付いているんですね。ほぉ~~ と拝見しました。
シャッター半押しで待っている時間が長いと、いざ動きがあった時
指がビクン!として手全体も動いてしまいそう。集中力・忍耐力共に
試されそうですが、快哉叫びたくなるような写真も撮れそう、と思いました。
分からないなりのこんな感想でスミマセン(^^;ゞ
Unknown (noharatsugumi)
2022-08-26 11:16:08
いろいろな機能があるんですね。
ピントが合って連射できて…
プリ機能、優れもののようですね。
撮り損じがなくなるのが一番です。
何度も悔しい思いをしましたので…笑
おはようございます (ソングバード)
2022-08-27 06:34:56
>fukurouさん
プリ撮影機能は、ミラーレスカメラが登場し始めたとき、各社が導入し始めたようです。
高速の電子シャッターが可能になったからでしょうね。
これから鳥などの飛び出し瞬間撮影に活用できそうです。
ただ、この方法もコツが必要かもしれません。
おはようございます (ソングバード)
2022-08-27 06:52:56
>country walkerさん
プリ撮影をうまく活用すれば、面白い写真が撮れそうですね。
ただ、高速電子シャッター独特の画像のゆがみが気になるところです。
カメラのRAWファイルはフィルムカメラのネガみたいなもので、撮影の基本ファイルになってます。
各社、それぞれの画像エンジンで、ノイズ低減や色調整などしてJPGにカメラ内で現像してるんです。
各社デザイン技術に特徴があるため、各社ごとにJPG画像は微妙に異なります。
プリ撮影のRAWファイルをJPG仕様にすることは可能かもしれませんが、その技術と価格を考えると実用的ではないのでのでしょうね。
おはようございます (ソングバード)
2022-08-27 07:11:58
>浜松屋飲兵衛さん
コメント有難うございます。
いつも浜松屋飲兵衛さんの素敵な写真拝見させていただいてます。

どのメーカーのプリ撮影も、ファイルはRAWのようですが、カメラ内でJPGファイルに保存できると思います。
我が家でも今回の新しいカメラ購入、女房殿をどうして説得するか?悩みましたよ。
最近のカメラ、確かに機能は充実してますが、レンズも含めて高すぎますよね。
今使用してる野鳥用の一眼カメラが、そろそろシャッターユニットの寿命がきそうで、今回は仕方なく(?)購入許可を・・・・(笑)

ニコンカメラのJPG撮って出しの写真、確かに少し黄緑色気味かもしれませんね。
私の使ってるニコンV3も少しそんな傾向がありますね。
鳥写真の場合、急な露出補正することも多く、露出ミスも多くなるので、私の場合はRAW現像の方が便利なんです。

これからも、お互い気楽に楽しい写真を撮りたいですね。
おはようございます (ソングバード)
2022-08-27 07:18:02
>ポージィさん
あまりにたくさんの機能が付きすぎて、頭の方がついていきません。(笑)
ご想像通り、この機能を使うときは、ついシャッターを押すときに指に力が入りすぎて、結果、失敗することが多いんです。
この機能をうまく活用すると面白い写真が撮れるかもしれませんが、鍛錬が必要のようです。
これから渡りの鳥たちで賑やかになりそうで、上手くこの機能が使いこなせればいいのですが、果たしてどうでしょうか?
おはようございます (ソングバード)
2022-08-27 07:21:46
>noharatugumiさん
プリ撮影、上手く使いこなせば面白い写真が撮れそうですが、慣れが必要なようです。
最近のミラーレスカメラには、搭載されるケースも多い機能ですが、使いこなせるかどうか??
シギチの動きも活発になってきて、新しいカメラの出番がやってきそうです。
どんな写真が撮れるやら・・・・お楽しみに!!

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