暦を7月に戻して・・・・
7月25日、そろそろ青い蜂でも出てるのではないかとお花畑に行ってみましたが・・・・
ジリジリ太陽が容赦なく照り付ける中、汗をかきかき、青い蜂探し。
オミナエシの周辺を飛ぶオオセイボウを見つけたものの、一向に花に止まってくれる気配はなく、そのまま飛び去ってしまいます。
そんな暑い中で見つけた1匹のウチワヤンマ、目の前に止まったまま動きそうにありません。よほどお気に入りの場所なのか??
ウチワヤンマ(団扇蜻蜒)
「〇〇〇ヤンマ」と名前が付いてますが、ヤンマ科の仲間ではなくサナエトンボ科の仲間です。
サナエトンボ科の特徴は複眼と複眼が接していないことだとか!!
また、ヤンマの仲間はなかなか止まってくれず、長時間飛ぶのが特徴ですが、サナエトンボの仲間は少し待ってるとすぐに止まってくれます。
ウチワヤンマは名前の通り、腹部第8節がうちわ状になっていて、雄のほうが大きく、雌のほうは小さいのが特徴です。
最近は温暖化の影響なのか、関西方面で南国系のタイワンウチワヤンマが増えてきてるようですが、MF周辺ではまだ見かけません。
尾の先端の団扇の模様で簡単に区別がつくようで、タイワンウチワヤンマには団扇に黄色い紋がないようですが、MFでも近いうちに・・・
ところで、この団扇は何かの役に立ってるのでしょうか?? いろいろ調べてみたのですが、謎だらけで明確な答えは見つかりませんでした。
この団扇、よく見ると、わずかに閉じたり開いたりしてるんです。(右の写真は少し閉じたところですが分かりますか?)
少し大きくトリミングしてみました。 こんな形の団扇があれば楽しいでしょうね。
周辺を散策して、再び同じポイントに戻ってみると、今度は口に何やら獲物を咥えてるようです。アカスジカメムシが餌食になったようですね。
公園の池では、アサザの群生と白い睡蓮が綺麗に咲いてます。
結局この日は猛暑の中、粘ってみたのですが、オミナエシ周辺を飛ぶオオセイボウを1度見たきりで青い蜂の収穫はなく、ウチワヤンマ三昧(?)の日でした。