さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

チュウシャクシギとケリ

2017年05月27日 | 野鳥
5月27日、昨日までの雨が止んで、また暑くなりそうです。
今日は朝から孫姫の運動会。 どんな活躍が見れるやら・・・・
早朝から出かけますで、その前に、ブログもアップしておきますね。(在庫からですが…)


5月4日、秋ヶ瀬近辺の田圃は寂しい状態が続いていたので、毎年ケリが見れるポイントを見に行ってみました。
車でぐるっと回ってみますが、あのケリのけたたましい警戒の声も聞こえず。
道端に車を止めて、今度は歩いて・・・・・・
久々にショルダーストラップを使ってみましたが、さすがに肩にズシリっときます。でも三脚を使うよりはるかに軽快に動けます。
手持ちだと、何よりもフリーアングルで撮れるので、当分はこのスタイルになりそうです!!
田圃の間を歩いてると、畦道に1羽のチュウシャクシギがいます。


今年は、全国的にチュウシャクシギが多いようですが、この田圃では昨年に引き続いて2年連続(?)の渡来です。


カメラの設定を変えようと、ちょっと目を放した内に飛び立ちましたが、ラッキーなことにこちらに向かって来て、目の前を通過。 


チュウシャクシギ(中杓鷸)
日本では旅鳥として春と秋に飛来し、下に反った嘴をもつシャクシギの仲間です。
日本で見られるシャクシギの仲間は、このチュウシャクシギとダイシャクシギ・コシャクシギの他にホウロクシギが代表的です。
このほかに、飛来数はきわめて少ないハリモモチュウシャクシギやシロハラチュウシャクシギがいるそうですが、一度でいいから見てみたいものです。
シャクシギの名前は、特徴の長い嘴を「柄杓」の柄に見立てたものですが、それにしては反りすぎた柄ですね。
ダイシャクシギ・チュウシャクシギ・コシャクシギの順に大きさも違います。大・中・小が並ぶと面白そうですが・・・・


目的のケリは、近づくと激しく威嚇してくるので、すぐ分かるのですが、この日は鳴き声も聞こえません。
車に戻るつもりで、近道の狭い畦道を歩いてると、目の前にケリが・・・・
飛び立つこともなく、けたたましく鳴くわけでもなく、警戒態勢???
巣でもあるのかと思って、足元を見ても卵らしきものも見えません。



この後、急に飛び上がって、いつもの威嚇体勢をとり始めたので、こちらも、そのまま退散!!
結局、この日は2か所でケリを確認しましたが、巣立った雛を見つけることはできませんでした。今頃は、雛が巣立ってる頃かも知れませんね。


さらにその近くで、再びチュウシャクシギに出会います。


先ほど飛び立ったチュウシャクシギと同じ個体かもしれませんが、今度は、まだ水の入ってない田圃の畦道です。



ここにいつまで居てくれるか分かりませんが、これからさらに長旅が続くことでしょう。
コメント (11)