さて、あけおめパートIV(いつまで続けよっか)な第35回は、
タイトル:ロカノンの世界
著者:アーシュラ・K・ル・グウィン
文庫名:ハヤカワ文庫
であります。
『ゲド戦記』シリーズと『闇の左手』で知られるSF界の女王ル・グウィン。
これは彼女の長編第一作で、ファンタジー世界を舞台にしたSFです。
だから一言で終わるなってば。
もすこし言うと、この宇宙には全世界連盟という銀河規模の組織があります。
あっちこっちに惑星調査隊を派遣し、そこで発見した知的生命体に技術指導をしてます。
ただし当然のように租税は取るし、文化レベルが向上したら恒星間戦争に参加させたりする。
つまりやってることは総裁Xと同じですね。
(解らない人はガッチャマンを視ること)
ロカノンはその惑星調査隊の隊長さんの一人。
連盟の敵対組織の攻撃で調査隊が全滅したため、原住民とともに惑星を取り戻すため戦う。
属する組織は置いといて、ロカノン自身は一応善人です。
戦う理由にしても、敵が原住民の虐殺を始めたからみたいなとこがあるし。
でもねぇ……結局のとこ、連盟もその敵も同じ穴のムジナじゃないかなぁ、と。
コロンブスとピサロ、どっちが悪かってレベルの違いでしょ、所詮。
ロカノンがそこに全く疑問を持たないのがかなり不満でした。
ま、アラビアのロレンスをやるわけにもいかないんだろうけどさ。
――【つれづれナビ!】――
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タイトル:ロカノンの世界
著者:アーシュラ・K・ル・グウィン
文庫名:ハヤカワ文庫
であります。
『ゲド戦記』シリーズと『闇の左手』で知られるSF界の女王ル・グウィン。
これは彼女の長編第一作で、ファンタジー世界を舞台にしたSFです。
だから一言で終わるなってば。
もすこし言うと、この宇宙には全世界連盟という銀河規模の組織があります。
あっちこっちに惑星調査隊を派遣し、そこで発見した知的生命体に技術指導をしてます。
ただし当然のように租税は取るし、文化レベルが向上したら恒星間戦争に参加させたりする。
つまりやってることは総裁Xと同じですね。
(解らない人はガッチャマンを視ること)
ロカノンはその惑星調査隊の隊長さんの一人。
連盟の敵対組織の攻撃で調査隊が全滅したため、原住民とともに惑星を取り戻すため戦う。
属する組織は置いといて、ロカノン自身は一応善人です。
戦う理由にしても、敵が原住民の虐殺を始めたからみたいなとこがあるし。
でもねぇ……結局のとこ、連盟もその敵も同じ穴のムジナじゃないかなぁ、と。
コロンブスとピサロ、どっちが悪かってレベルの違いでしょ、所詮。
ロカノンがそこに全く疑問を持たないのがかなり不満でした。
ま、アラビアのロレンスをやるわけにもいかないんだろうけどさ。
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