『 寺務所のご奉公をだいぶ覚えました。一項目づつ習ってたのが次第につながってきて、何となく全体が見えそうな、そんな気がしてきました。 』 つい先日、こんなコメントをもらいました。
経理は毎日やらないとダメなので、コツコツと作業は進みます。あまり表面には出ませんが、地味でも、最も重要な作業の一つです。少なからず不安を抱えているようですが、前向きに笑顔で、ご奉公させていただきますという声を聞くと、ありがたさで一杯になります。
お寺にも、その場にいるからできる所用が、山ほどあります。そして、それをこなして、この人は、居なくてはならない存在になっていくのでしょう。
欲はありませんよね。それは凡夫ですから、お金は欲しいし、人からはよく思われたいでしょうけど、そんなコトは二の次でなければ、そっと放り投げてるでしょうから。あなたは、公に生きる道を、飾らずとも、ちゃんと歩んでいます。
何かのお役に立てる。こんな幸せなことは、他にないだろうということを知っている。だから、『 王子の石となれ 』(これは鎌倉のお導師の造語で、地名を王子に変えて、真似させていただきました。)と、思ってくれているのでしょう。ありがとう。いつも感謝しています。