清純blog

本門佛立宗 常住寺住職・高野清純のブログ

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ご教歌 のりのため 心つくすと おもひしは  みなおのが身の ことにぞありける

2015年01月11日 | ご法門

ご教歌  のりのため 心つくすと おもひしは  みなおのが身の ことにぞありける


大 意 (日晨上人「ご法門のかなめ」より)

妙法は衆生を救う慈悲のかたまり。

従って御法の「み心」にしたがってご奉公すれば、それは自分を助ける道を進むことになる。


 

他のために骨折るだけで自分は損したというような心を起こすな。

化他即自行、教えるは学びの半ば。


 

ご信心の上では、よく、「させていただく」という言い方をします。

「これ、やってちょうだいね」「させていただきます。」

こんな会話です。

「やってあげる」のではなく、「させていただく」

それは、骨を折っても、他が得するのではなく、自分も功徳を積むことができます。

ご法さまの「みこころ(教え)」に、随喜して、道を求め、教えどおりに行うのです。

イヤイヤやって、雑だし愚痴りながら渋々っていうようなのじゃありません。

口には出さないけど、動きは消極的なんていうのも違います。

忙しいけど、一生懸命にこころを尽くして、工夫して、時間をつくって、やりくりして、

「お参詣させていただきます。」「他を利益する菩薩行を、させていただきます。」

こんな心持ちです。 


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