昨日北連合(埼玉・川口)の巡回助行をさせていただいた。
初めて会ったいわたさんのおばあちゃんは、とても不思議な魅力を持った人だった。
数年前に頭部を患ったが、現在はとても元気で、そしてよくお話しされる方である。
話しながらもとてもこまめに動いて、湯茶接待などのもてなしをして下さる。
何かやっていないと落ち着かないその性格は、昔の人だと感じさせられた。
実に頭の下がる思いである。
「 このおばあちゃんはかわいい 」 と、連合長のご主人が言う。
ひたすらしゃべり続けるのを見ると、やはり寂しいのかなぁと感じるという。
長年の付き合いになると、同じ話しを何度も聞くことになるだろう。
だけど、このおばあちゃんは、人の悪口を一つも言わないのだという。
たしかに、とても目がきれいだ。
お助行日、おばあちゃんは、ほんのりお化粧をされていた。
年配者なので恐らく、そうそうもてなす来客があるワケでもないだろう。
だとすると、住職がくるというので、多々準備をしてくれていたのかと想像した。
勿体なく有り難く思った。
ご奉公させていただいてると、このように多くのご信者が、様々なこころざしで迎えて下さる。
実にありがたい。
次回はもう少し、ゆっくりとお邪魔しようと思った。