ご教歌
水遠き 岡辺のつちに ほる井戸も ちかづきぬれば ひじを見る也
法師品(法華経の第10章)にあるご指南。
高原で井戸を掘るのに、なかなか水に達せぬが辛抱が大事。
やっている内に湿った土に掘り当たるもの。辛抱が大事。
岡辺(おか・べ)=丘のほとり。丘のあたり。
ひじ=泥。どろ。
→ご教歌では、ほり進むと、やがて水が湧く前兆として、しめった泥土に行き着くという意味。
人にはそれぞれ、目に見えない色々なご因縁があります。
お題目を唱え重ねれば、やがて罪障消滅できて、うんが開けてあいります。必ず、よいご縁が訪れるのです。
それを信じて、「水がでない」といってあきらめず、コツコツと功徳をつむことをお教え下さいました。