清純blog

本門佛立宗 常住寺住職・高野清純のブログ

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日晨上人「ご法門のかなめ」より 水遠き。。。

2015年01月09日 | ご法門

ご教歌

水遠き 岡辺のつちに ほる井戸も ちかづきぬれば ひじを見る也


法師品(法華経の第10章)にあるご指南。

高原で井戸を掘るのに、なかなか水に達せぬが辛抱が大事。

やっている内に湿った土に掘り当たるもの。辛抱が大事。


岡辺(おか・べ)=丘のほとり。丘のあたり。

ひじ=泥。どろ。

→ご教歌では、ほり進むと、やがて水が湧く前兆として、しめった泥土に行き着くという意味。


人にはそれぞれ、目に見えない色々なご因縁があります。

お題目を唱え重ねれば、やがて罪障消滅できて、うんが開けてあいります。必ず、よいご縁が訪れるのです。

それを信じて、「水がでない」といってあきらめず、コツコツと功徳をつむことをお教え下さいました。


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