朝明けに

聖書のことばから、うれしい一日一日の糧を!

義しいものを思い起こしながら

2023-07-08 16:47:27 | 聖書から
義(ただ)しいものを思い起こすことは、
祝福の中に留まるとである。箴言10:7(独)



あなたがたが怠け者とならず、
信仰と忍耐とによって、
約束されたものを受け継ぐ人たちを
見倣うものとなってほしいのです。ヘブル書6:12



 ガラテヤ書6:1~5
 創世記50:15~26(通読箇所)
   (ローズンゲン『日々の聖句』7/8;土)



     ―――― α&ω ――――



 聖書が啓示している神、天の神、【主】、
「『わたしはある(I am)』という者」と
名乗られる方(出エジプト3:14)は、
私たちが自分の善悪の判断に紛れてしまわないで、
ご自身に信頼し、
約束のことばが成ることを期待して待ち続けていった
先輩たちに見倣みならうようになっていってほしいのですね。

神の約束を思い起こし、
それが成ることを期待し、待ち続けて。



それが、正しいものを思い起こし続ける、
祝福の中に留まる、居続けることなのでしょうか。





 それで、パウロは書き送っています。

兄弟たち。
もしだれかが何かの過ちに陥っていることが分かったなら、
御霊の人であるあなたがたは、
柔和な心でその人を正してあげなさい。

また、自分自身も誘惑に陥らないように気をつけなさい。



互いの重荷を負い合いなさい。
そうすれば、キリストの律法を成就することになります。


だれかが、何者でもないのに、
自分が何者かであるかのように思うなら、
自分自身を欺いているのです。



それぞれ自分の行いを吟味しなさい。
そうすれば、自分だけには誇ることができても、
ほかの人には誇ることができなくなるでしょう。
人はそれぞれ、自分自身の重荷を
負うことになるのです(ガラテヤ6:1~5)と。





 創世記50:15~26には次のように記録されています。
ヨセフの兄弟たちは、
自分たちの父(ヤコブ)が死んだのを見たとき、
「ヨセフは
われわれ(エジプトに奴隷として売り飛ばしたことを)を
恨んで、われわれが彼に犯したすべての悪に対して、
仕返しをするかもしれない」と言った。



そこで、彼らはヨセフに言い送った。
「あなたの父上は死ぬ前に命じられました。
『ヨセフにこう言いなさい。
おまえの兄弟たちは、実に、おまえに悪いことをしたが、
兄弟たちの背きと罪を赦してやりなさい、と。』

今、どうか、父の神のしもべたちの背きを赦してください。」



ヨセフは彼らのことばを聞いて泣いた。
彼の兄弟たちも来て、彼の前にひれ伏して言った。
「ご覧ください。私たちはあなたの奴隷です。」

ヨセフは言った。
「恐れることはありません。
どうして、私が神の代わりになることができるでしょうか。
あなたがたは私に悪を謀りましたが、
神はそれを、
良いことのための計らいとしてくださいました。

それは今日のように、
多くの人が生かされるためだったのです。


ですから、もう恐れることはありません。
私は、あなたがたも、
あなたがたの子どもたちも養いましょう。」

このように、ヨセフは彼らを安心させ、優しく語りかけた。ヨセフとその一族はエジプトに住み、ヨセフは110歳まで生きた。



ヨセフはエフライムの子孫を三代まで見た。
マナセの子マキルの子どもたちも生まれて、
ヨセフの膝に抱かれた。



ヨセフは兄弟たちに言った。
「私は間もなく死にます。
しかし、神は必ずあなたがたを顧みて,
あなたがたをこの地から、
アブラハム、イサク、ヤコブに誓われた地へ
上らせてくださいます。」



ヨセフはイスラエルの子らに誓わせて、
「神は必ずあなたがたを顧みてくださいます。
そのとき、あなたがたは
私の遺骸をここから携え上ってください。』と言った。



ヨセフは110歳で死んだ。
彼らはヨセフをエジプトでミイラにし、棺に納めた、と。 

 



ヨセフは、エジプト全土の支配者としての
権力と栄光中にあっても、
義ただしいもの、神の約束を忘れることなく、
祝福の中に留まり続けたのですね。



そしてそれからおよそ400年ほど後、
ヨセフのこの言葉のとおりに
イスラエルの民はエジプトを脱出して
約束の地に上って行ったのですね。
ヨセフの遺骸を携えて。





 私たちも、義





ただしいもの、
神の約束のことばを思い起こしながら、
また、互いの重荷を負い合いながら、
期待して、この地上の歩みを進めていくのですね。

今日も。



     ~~~~~~~~~~~~~~ 


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