いいお天気です。
でも、気温は、まだ冬気温。
いつもなら、パッと開く沈丁花の花が
まだ、1分咲き。
もう少し、冬は続くのかな?
月末は、美作さんの誕生日ですが…。
どうしようかと、頭のなかで悩み中。
それでは、いつものようにいつもの言葉を。
相変わらずの、
妄想なあたしの世界です。
妄想な世界なんて、と思う方は、
お読みになりませんように。
そして、
クレーム、苦情、ツッコミなどは、
ご遠慮下さいませ。
お互いに、
いい気分にはなりませんし、
私も凹みますから。。。
ご勘弁下さいませ。
----------------------------------------
最終電車に乗せる気持ち。
牧野。って優しく呼んでくれる声も、
大きな手で撫でられることも。
あたしにとっては、宝物。
あなたに言って欲しい言葉がある。
いつも、気持ちを言ってくれるけれど、
そのことについては、あなたは何も
言ってくれない。
でもそれは、あたしの不安であって。
それが、どんなに勇気のいることか
分かっているから
沢山の決断をしなければいけないことが
分かっているから
連日の残業続きで。遅い時間に戻る日々。
この電車で、どこかに行ってしまおうか。
そんな無責任なことできないよ。
それなら、あたしのこの欲張りな気持だけ
なら、いいかな…。
もっと、愛されたい。
もっと、そばに居たい。
あたしの気持ちだけを、最終電車に
どこか遠くへ連れていってもらおう。
寝に戻るような毎日が続いてて、
こんな負な気持ができちゃうんだよね。
ブツブツ言いながら、
PCの画面を凝視して、腕組みしたあたしを
周囲の同僚たちが様子を伺っている。
外回りから戻ってきたあなたが、
近づいてくるのに、気づきもしないくらい
あたしは、気を張り詰めていた。
一生懸命働くあたしにとって、
そっと肩に手を置いてくれるあなた。
力。入りすぎ。
と、伝わってくるあなたの大きな手に
キュンとなってしまう。
耳の側に降りてきた優しい言葉。
「そんなに根詰めなくていいんだよ。
お昼、一緒に食べよう。」
コクンと頷く、あたしの肩をポンッとして、
あなたは、戻っていく。
あたしってば、現金。
あたしって、信じられない!
最終電車に連れて行ってもらったはずの
あたしの気持ちは、簡単に、
あなたの一言と、あなたの大きな手で、
舞い戻ってしまうんだ。
「つくし。つくし。」
同僚の梗子に呼ばれて、こちらの世界に
戻ってきたあたし。
「課長が睨んでるよ。」
「あ。ありがと。」
「専務。なんだって?」
「お昼に仕事だって。」
「いいなぁ。」
「ご飯食べた気がしないよ。」
そう言ったあたしを笑いながら、
京子は、自分の席へ戻っていった。
「今日も、最終かな。。。
やるしかないよね。」
あたしは、書類に目を通しはじめた。
でも、気温は、まだ冬気温。
いつもなら、パッと開く沈丁花の花が
まだ、1分咲き。
もう少し、冬は続くのかな?
月末は、美作さんの誕生日ですが…。
どうしようかと、頭のなかで悩み中。
それでは、いつものようにいつもの言葉を。
相変わらずの、
妄想なあたしの世界です。
妄想な世界なんて、と思う方は、
お読みになりませんように。
そして、
クレーム、苦情、ツッコミなどは、
ご遠慮下さいませ。
お互いに、
いい気分にはなりませんし、
私も凹みますから。。。
ご勘弁下さいませ。
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最終電車に乗せる気持ち。
牧野。って優しく呼んでくれる声も、
大きな手で撫でられることも。
あたしにとっては、宝物。
あなたに言って欲しい言葉がある。
いつも、気持ちを言ってくれるけれど、
そのことについては、あなたは何も
言ってくれない。
でもそれは、あたしの不安であって。
それが、どんなに勇気のいることか
分かっているから
沢山の決断をしなければいけないことが
分かっているから
連日の残業続きで。遅い時間に戻る日々。
この電車で、どこかに行ってしまおうか。
そんな無責任なことできないよ。
それなら、あたしのこの欲張りな気持だけ
なら、いいかな…。
もっと、愛されたい。
もっと、そばに居たい。
あたしの気持ちだけを、最終電車に
どこか遠くへ連れていってもらおう。
寝に戻るような毎日が続いてて、
こんな負な気持ができちゃうんだよね。
ブツブツ言いながら、
PCの画面を凝視して、腕組みしたあたしを
周囲の同僚たちが様子を伺っている。
外回りから戻ってきたあなたが、
近づいてくるのに、気づきもしないくらい
あたしは、気を張り詰めていた。
一生懸命働くあたしにとって、
そっと肩に手を置いてくれるあなた。
力。入りすぎ。
と、伝わってくるあなたの大きな手に
キュンとなってしまう。
耳の側に降りてきた優しい言葉。
「そんなに根詰めなくていいんだよ。
お昼、一緒に食べよう。」
コクンと頷く、あたしの肩をポンッとして、
あなたは、戻っていく。
あたしってば、現金。
あたしって、信じられない!
最終電車に連れて行ってもらったはずの
あたしの気持ちは、簡単に、
あなたの一言と、あなたの大きな手で、
舞い戻ってしまうんだ。
「つくし。つくし。」
同僚の梗子に呼ばれて、こちらの世界に
戻ってきたあたし。
「課長が睨んでるよ。」
「あ。ありがと。」
「専務。なんだって?」
「お昼に仕事だって。」
「いいなぁ。」
「ご飯食べた気がしないよ。」
そう言ったあたしを笑いながら、
京子は、自分の席へ戻っていった。
「今日も、最終かな。。。
やるしかないよね。」
あたしは、書類に目を通しはじめた。