How do I look?

2016-12-28 14:14:43 | 誕生日。
冬らしいお天気ですが、
皆様いかがお過ごしでしょうか。

私はクリスマスを、暖かいお家で、
穏やかに過ごしました。
ショートケーキだけれども、
ケーキも食べられて、幸せでした。
クリスマスプレゼントも貰いました。
憧れていたブランドのバックです。
嬉しかったです。

年の瀬、体調を崩されないようお過ごし
くださいませ。












それでは、いつものようにいつもの言葉を。











相変わらずの、
妄想なあたしの世界です。
妄想な世界なんて、と思う方は、
お読みになりませんように。


そして、
クレーム、苦情、ツッコミなどは、
ご遠慮下さいませ。

お互いに、
いい気分にはなりませんし、
私も凹みますから。。。
ご勘弁下さいませ。












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How do I look? 似合う?











「美作さん。これ似合うかな。」
「牧野。俺が選んだんだよ。」
「ん。そうだったね。」

ここは、美作家行きつけのお店。
あたしは、自分ではすっかり忘れてた
誕生日の日に、ここにいる。


というのも、朝、いつもの通り、
少し早めに出社して、机の上の整理を
していたら、美作さんから電話があった。

「牧野。今どこだ?」
「どこって、会社だけど。」
「なんだ、早いな。」
「いつものことでしょ。」
「夜、あいてるか?」
「あいてるけど…。」
「迎えに行くから、用意しといて。」

あたしの返事を待たず、
じゃ、あとでと言うと電話は、
無情にも、切れた。。。

美作さん、なんなの。
ま。いいけど。。。

ということで、会社まで迎えに来られて、
美作さんに連れ去られたのだ。

服を一通り、見繕ったあと、
今度は車は、レストランへ向かった。
何回か連れて行ってもらっている
フレンチレストランだ。
エスコートされて、個室に案内される。

とても美味しいフレンチを食べて、
沢山、話をして、
楽しいひとときだった。

そして、あたしの家に向かった。

「みんなかも、プレゼントを預かってるのと、
それから用意が必要だろ?。」
「なんで美作さんが預かってるの?」
「丁度、仕事で会ったんだよ。」
「うん。それで?」
「それで、ギリギリまで、知らせ無い方が
サプライズになるでしょ、だったかな。」
「花沢類?」

美作さんが頷く。
トランクにたくさん入ってるからさ。

「それから、用意って何?」
「今日、仕事納めだったろ?」
「うん。そうだけれども。」
「じゃ、問題ない。」
「だから〜!」
「今年度も頑張ったからさ、
箱根の温泉にでも行こう?」
「え?」

結局、あたしは、みんなのプレゼントを
部屋の中へ入れ、中身を確認して、
入れるべき所に入れて、
今度は、旅行の用意をした。

「ねえ。美作さん。」
「なんだ?」
「あたしでいいの?」
「もう、毎年のことだろ?」
「そうだけど。」

「でも、今回からは違う。」
「?」
「今回は、あんなことやこんなことも、
しようと思ってるから、覚悟して。」

ひょーっと、真っ赤になったあたしを
美作さんは、愛情たっぷりの目で、
笑ってた。


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牧野つくしさん、
ハッピーバースディ!!

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2016年、クリスマス物語。

2016-12-24 00:00:00 | 企画物。
寒い日もあり、暖かい日もあり、
体調など崩されておられないでしょうか。
それに加えてインフルにノロが、流行って
いるようです。
気をつけなければと思っている次第です。
皆様もお気をつけて、年末年始をお過ごし下さい。

明日のクリスマス、どうしようかなぁ。
何がと言いますと、ケーキです!(真面目な感じで)
今住んでいる所は近くに、我が家で納得が行く
ケーキ屋さんがなくてですね…。
食べるか食べまいか、この期に及んで悩んで
まして。。。
作るのもな〜。面倒だしな〜。と言うことで、
ごちそうで許してもらおうかなあ。
と思っているところでーす。
あと一晩考えて、決めたいと思いまーす。










今回は、何時もより企画物にしては、
私にしては、少しだけ長め?
私から皆様へ、ぷちプレゼントです。
楽しんで頂ければ幸いです〜。












それでは、いつものようにいつもの言葉を。











相変わらずの、
妄想なあたしの世界です。
妄想な世界なんて、と思う方は、
お読みになりませんように。


そして、
クレーム、苦情、ツッコミなどは、
ご遠慮下さいませ。

お互いに、
いい気分にはなりませんし、
私も凹みますから。。。
ご勘弁下さいませ。












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We need to talk. 話があるの。










ねえ、美作さん。
話があるの。沢山沢山。
あたし、寂しくてたまらないの。
この月の大きさを見て、思い出すよ。

あなたの手のこと。
あなたの優しさ。
あなたとの思い出を。

でも、あたしの中には、
美作さんから教えられたことが
いきていてね。
そのおかげで、今も一人なんとか
生きているんだよ。

いつか、どこかで出会っても、
恥ずかしくないあたしでいたいと
思っているよ。

いつも、言っていたよね。
牧野は、酒はつよくないんだから、
色々と教えてくれて。。。
おかげで、助かっているよ。
泥酔することもなく、
上司にからまれることはあるけれど、
大丈夫。
上手く、立ち回っているよ。

そう言えば、
みんなにも感謝しているよ。
寂しいと思うと、ふと、
カードが送られてくるから。
あの道明寺が、書いてくる
ぶっきらぼうな近況報告に、
ふと笑いが出てくるよ。

その時、呼び鈴が鳴った。
誰だろう。
はーいと返事をすると、
ドアの外からは宅急便ですの声。
ロックを外して出ると、そこには、
大きな箱を持った配達員さん。

びっくりしながらも判子を押して、
受け取った。

「ご苦労様です。」

配達員さんは、丁寧にお辞儀をして
去っていった。
そのときに気づけばよかったんけど。
今思えば、美作さんの使いの人だった
んだよね。

箱には、美作家の印が。。。
一体、なんだろう。。。

ゆっくりと開けると、中は、
いろんなものが入ってた。
一番上には、封筒。

ドキドキしながら開けてみる。
なんだろ。

Merry Christmas。
牧野が楽しく過ごせますように。

美作さんのきれいな字で、
書かれていて、笑ってしまった。

そして、箱の中は沢山の物が
入っていて、まるで実家から
送られてきた救援箱みたいだった。
洋服に、オルゴール。美味しそうな
チョコレートに。
タッパーにスープや食べ物まで入ってる。

一つ一つ、美作さんや美作家の人が
選んでくれたんだなと思ったら、
ジーンときた。

あなたの声が聞きたい。
でも…。どうしよう。
あたしからあげられるプレゼントなんて
何もない。
あたしがあみ出せるものしか無い。

ねえ。美作さん。
プレゼント。していいかな。。。

あたしは、意を決して、
時計を見てから、携帯電話を取り出した。
今の時間だったら大丈夫かな。

カードの一番下に書いてある
携帯電話の番号を押す。

ドキドキドキドキ。

呼び出し音が鳴った。
1コール目でそれは、
あなたへと繋いだ。

「牧野?」
「牧野です。久しぶり。今、少し大丈夫かな?」
「大丈夫だよ。」

心地よい声があたしの名前を呼ぶ。

「あのね。あたしからは、何もあげられないから、
お礼を兼ねた、声のプレゼント。」
「そうしてくれないかなと思って番号書いて
おいたんだ。」

「そっか。。。。美作さんありがとう。」
「どういたしまして。」

ふっと微笑んで、言っているのがわかる。

「そして、Merry Christmas!」
「Merry Christmas!一つお願いがあるんだ。」
「何?」
「これからのことなんだけど。」
「これから?」
「これから、ちょくちょく電話していいかな。」

あたしは、コロコロと笑いながら言った。

「あたしで良いのならどうぞ。」
「ありがとう。」
「こちらこそ、素敵なプレゼントありがとう。」
「一人で食べさせてごめんな。
本当は、一緒に食べたいんだけどな。
食べ物、覚めないうちに食べてな。」
「これから、作って食べようと思ってた
ところだから。遠慮なく頂くね。」

後ろから聞こえる声に笑った。
「お兄様?」
「今行く。」

「じゃ、そろそろ切るね。」
「うん。またな。近いうちにまた、
電話する。」
「わかった。」
「牧野。Merry Christmas。」
「Merry Christmas。」

そう言って、電話を切った。

なんだ、あたし。
美作さんの声が聞きたかったんだ。
そうだったんだ。

びっくりなプレゼントに、
久しぶりの幸せなクリスマスに、
幸せな時間を過ごした。



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Merry Christmas。
穏やかな日でありますように。
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