更新のお知らせ。

2013-08-31 10:48:48 | お知らせ。
緊急事態発生の為、
自宅を離れます。

行き先が、ネット環境が無いため、
しばらく更新できません。
申し訳ございませんが、
ご了承下さいませ。

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ブルーサルビア。

2013-08-28 11:00:00 | 物語。
雨の降る前の暑さに比べて、
少し楽になった暑さになってきました。
3度ほど違うだけですが、
たかが、3度でも大きく思います。
風も、秋風になってきました。
まだ、8月だけれど、秋の気配を感じます。




なるべく、大人表現がないようにと
思っておりますが、
ここに入れたいって感じで、
今回は、少しだけ大人表現があります。







それでは、いつものようにいつもの言葉を。









相変わらずの、
妄想なあたしの世界です。
妄想な世界なんて、と思う方は、
お読みになりませんように。


そして、
クレーム、苦情、ツッコミなどは、
ご遠慮下さいませ。

お互いに、
いい気分にはなりませんし、
私も凹みますから。。。
ご勘弁下さいませ。









--------------------------------------------








ブルーサルビア ~永遠にあなたのもの










あれから何年立っただろうか。

俺が君のそばにいるようになって、
僕は、笑顔でいるように、
未来に向けて動き始めて、
数えれば、5年目。

やっと、こんな日が来るなんて、
あの日は思ってもいなかった。
泣いて、俺の前に現れたあの日を思えば、
俺は、君に笑顔をあげられただろうか。

俺の青春は、君と共にあって、
君と共に、歩いてきたと言っても、
他言ではない。

高等部の時に、君へのキモチに気づいて、
でも、そのとき、君には婚約者がいて、
俺は、君へのキモチを押さえ込んだ。
良き理解者であることを選んだんだ。

でも、司と君は好きだからこそ、
別れるという選択をした。
その時の君は、とても見られたものでは
無くて、僕は、胸が締め付けられる
ようだった。

俺は、なるべく君のそばに居て、
紳士であろうとした。
俺の優しさを君に、注ぎ込んだ。
僕は、ずっとそばにいることで、
君に笑顔を取り戻したかったんだ。

それから、3年め。
君は、ずっと俺のそばに居て、
優しい笑顔を見せてくれるように
なって。
君の俺を呼ぶ声は、
あきらさんへと変わっていた。

君と過ごす時間は、心が安らいで、
元気が戻ってきて。
俺には、かかせないものになっていた。
君も、微笑んでいることが増えて、
愛される自信を持ってくれたように想う。

4度目の春。
君は、俺の愛を受けてくれた。
俺は、君に全身で愛を注いでいく。
君は、僕の唯一無二の存在だから。
俺は、君を守りぬく。
君も、俺を守ろうとしてくれる。
そうやって、愛を育んだ。

君を初めて、俺のものにする時、
君は、苦しかったことだろう。
不安だったろうと思う。
でも、君も俺も、愛する人を全身で
感じることが、こんなにも幸せな事を、
初めて知ったんだ。

媚薬のような快感。
いつまでも、そのままで居たくて、
随分と君に無理もさせてしまったね。
そのくらい、俺はたまらなかったんだ。
そんな俺だったのに、君は微笑んで、
あなたが好きだから、
あなたと1つになっていたいって、
真っ赤になって言うんだ。

そして、俺ごと包み込んでくれる。
ああ。愛しい人と一つになることが、
こんなにも、幸せなことなんて。

そして、5度めの春、君は僕は、
皆に祝福されて、
やっと永遠にお互いのものになる。

これからも、笑顔を分かち合えて、
喧嘩しても、最後には、笑顔で笑い合って。
泣いても、最後には、笑い合って。
そんな風に、過ごせていけたらと想う。

この指輪は、永遠に君のものになる。
この指輪は、永遠に僕のものになる。
これからの人生において
僕が、君のそばにいて、
笑顔で居られる努力をしよう。
愛する君へ精一杯の愛情を込めて。



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甘いキスに翻弄されて。

2013-08-25 15:59:28 | 物語。
今日は雨です。
久しぶりの雨に、なんだか、
ホッとしてる感じ。
気温が、昨日までより10度位低くて、
身体が、びっくりしちゃってます。
気をつけないと、体調を崩しそうです。

突然ですが、日々のお菓子を食べるうちに、
タルトに興味を持ちました。
タルト型手に入れようかなぁ。。。
むふ。(笑)





甘~くで書いてみました。







それでは、いつものようにいつもの言葉を。









相変わらずの、
妄想なあたしの世界です。
妄想な世界なんて、と思う方は、
お読みになりませんように。


そして、
クレーム、苦情、ツッコミなどは、
ご遠慮下さいませ。

お互いに、
いい気分にはなりませんし、
私も凹みますから。。。
ご勘弁下さいませ。










------------------------------








甘いキスに翻弄されて。







あたしのすぐ近くで、
あなたの声がする。
I can’t hear you very well.
(よく聞こえないんですけど。)
もう一回言って。


あたしのキモチ試してるの?
この世界であたし一人だけ?

ジィと見つめるあなたの瞳に、
あたしの頬は赤くなり、
血の気が上がっていく。


牧野、かわいいよ。
真っ赤だね。
お願いだから、
I can’t hear you very well.

あたしは、勇気を絞り出して、
ちょっと大きい声で言う。




「美作さん、大好き。」




その声を確認したあなたは、
甘い甘い笑顔をあたしの目の前で
したあとに、
あたしを、クィと引き寄せた。
ジッとしているあたしの
耳元で、あなたは甘く囁く。




「ありがとう。俺も牧野が大好きだ。」




そして、顔を離したら、
あたしのおでこにそっとキス。
あたしの鼻にチュとキス。
両方のほっぺに、優しくキス。
そして、あたしの唇に、
大切に想うキモチとともに、
キスが降りてきた。


あなたの牧野っていう声が好き。
あなたのキモチが現れた、
切なくて甘くい、
かすれたあなたの声が好き。


何度も何度も、繰り返し。
好きだよって言いながら、
あたしの唇に降りてくる
あなたの唇に翻弄されて、
あたしはポォっとしてくる。


あなたの唇は、あたしを愛しいと
愛しくてたまらないって、
伝えてくれて。
あたしは、ドキドキして。


何度も繰り返すしていく程に、
あなたのキスは深くなって、
あたしは、立っていられない
ようになってしまって。


「も。ダメ。」
「ん?まだだよ。」


あたしは、あきらさんに、
膝の上に座らされた。




「これなら、大丈夫だろ?」
「ん…。」




果てしなく続くキスに、
あたしは、あなたからの
甘いキスに翻弄されて、
あなたのキスに溺れてく。



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好きだって言ってよ。1

2013-08-21 11:26:09 | 好きだって言ってよ。
毎朝、家族が煎れてくれる珈琲が、
日課になっていて、いつの間にやら、
珈琲を飲めるようになっていて。
珈琲を煎れてくれている間に、
私は、パンやーグルトの準備。

家族がその後、流してくれる音楽で、
喫茶室に、わが家の居間は変わります。
そんなこんなで、至福の時間。。。




さて今回の物語は、他の物語をはさみつつ、
第三話まで、続きます。







それでは、いつものようにいつもの言葉を。









相変わらずの、
妄想なあたしの世界です。
妄想な世界なんて、と思う方は、
お読みになりませんように。


そして、
クレーム、苦情、ツッコミなどは、
ご遠慮下さいませ。

お互いに、
いい気分にはなりませんし、
私も凹みますから。。。
ご勘弁下さいませ。









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好きだって言ってよ。1








好きだって言葉を言って欲しい。
それは、無理だよね。
あたしは、ただの友達。
彼の親友の彼女だったから、
きっと気にかけてくれるだけ。。。

でもね。
今だけそばに居てくれて、
あたしのことを見守ってくれて…。

いつからだったかな。
自然とそばにいるようになったのは。

何かしら、用事があるからと言っては、
邸に呼ばれて行ってみれば、
夢子さんの相手だったり。
双子ちゃん達のお相手だったり。
気づいたら、朝から夕まで居て、
泊まってしまって…、
が続いていたんだよね。


*******


「美作さん。」
「ん?」
「あのね。」
「うん?」
「あたし、このままじゃ、いけない気がするんだけど。」
「何が?」
「私がずっとおうちにいること。
「いいんじゃない?家は、部屋余ってるし。」
「そういう問題じゃなくて。」

キョトンとしていたあきらは、やっと、
ソファに沈みこんでいた身体をおこしたあなたに、
あたしは、むうっという顔をして、なんて
言ったらいいのか。。。


「あたし、朝から晩まで、美作さん宅に居るんだけよ?」


あきらは立ち上がって、あたしの座っているソファに
やってきて、あたしが座っているソファのアームの所に
座った。

「俺が、牧野をそばに置いておきたいんだ。
それじゃ、ダメ?」
「ダメじゃないけど…。」
「ウチの者はみんな受け入れてるし。」
「それは、重々分かってる。」
「なら、居ても問題無いだろ?」
「…。」

そう言って、あきらは、あたしの髪を、
ゆっくりと撫で始めた。


「ずるい。」
「何がずるいの?」
「あたし、何も言えないじゃない。」


クスクスと笑って、あきらは、優しい声で言う。

「そう。何も言わないで、居てくれればいいの。」
「…。」
「ん?」
「分かった。」
「牧野が、分かった所で、今日は何をしたい?」



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あなたの手が温かい。

2013-08-18 11:42:57 | 物語。
残暑が続いています。
体調など、崩されていませんか?

この夏の私は、太陽光と汗がもっぱら、
最近の敵でございまして、
通っているアレルギーを診て貰っている
病院で処方の漢方の量が増えました。
あれ~。(^^;;
でも、良くなるためですもの。
仕方がありませんですね。






それでは、いつものようにいつもの言葉を。









相変わらずの、
妄想なあたしの世界です。
妄想な世界なんて、と思う方は、
お読みになりませんように。


そして、
クレーム、苦情、ツッコミなどは、
ご遠慮下さいませ。

お互いに、
いい気分にはなりませんし、
私も凹みますから。。。
ご勘弁下さいませ。







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あなたの手が温かい。







sideつくし

あたしね。
許せなかったの。
自分で稼いでもいないヤツが
偉そうな口きくんじゃないって
思って、すっごく頭に来た。

でもね。美作さん。
美作さんが気づいてくれたから。
あたしの頭をポンポンってしてくれた
美作さんの手が温かかったから、
だからね、皆、変われるんじゃないか
って思ったんだ。

だから。
叱りつけたりもしたんだよ。
ちょっと、大きな声出しすぎたかも
だけどね。
ははは。

道明寺とあういう結末になっちゃったけど
あれは、仕方がなかったんだと
思うんだ。
あたし達、ガキだったし。
猪突猛進しちゃってたし。
周りが見えてなかったよね。

でも、気づいたら
いつもあなたがそばにいて
優しく笑ってくれていたから

温かいあなたの手が、
あたしの頭に置かれて、
そしてそっと頬をなでるから、
あたしは安心していられた。
平静を保っていられたんだ。

道明寺とダメになっても、
美作さんがそばにいてくれたから。

だから、ありがと。


*******


sideあきら

俺はさ、これじゃダメだって
ずっと、思ってたんだ。

牧野が、叫んだだろ。
自分で稼いでも無い奴が、
偉そうなこというな。
偉そうな態度したって、
全然怖くないって。

俺が欲しかった答えだって
思ったんだ。
そういう風に言って、
誰かに止めて欲しかったんだと思う。

今、思うと、俺ら子供だったよな。

俺なんか、純愛なんて言って、
結局は、なんてことない。
人妻に手を出してただけだ。
今思うと、恥ずかしいよ。

だからもう、やめたんだ。
馬鹿らしいって気づいた。
ホントの愛ってのが、わかったから。

牧野。ありがとう。
牧野が、居てくれたから分かった。
牧野が、身体張って俺たちを叱って
くれたから。

俺の手が温かい。
そばにいてくれたからって言うなら、
これからもずっとそばにいるよ。
いつでも、温かくしてやる。

牧野つくしさん。
これからもずっと、
俺の側で笑っていてくれますか?




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