Rumors spread fast.

梅雨寒で、寒い日があったと思ったら、
今日はお天気で気温がほどほどに上がっています。
日本の色々な所で地震が起こっておりますが、
皆様、ご無事にお過ごしでしょうか。
ご無事を祈りつつ、書かせていただきます。

さて、お庭のバラが満開です。
花から香るほんのりスィートな香りが
香っています。
草むしらないとなと思いつつ（笑）、
ホッと一息つくのでした。









それでは、いつものようにいつもの言葉を。











相変わらずの、
妄想なあたしの世界です。
妄想な世界なんて、と思う方は、
お読みになりませんように。


そして、
クレーム、苦情、ツッコミなどは、
ご遠慮下さいませ。

お互いに、
いい気分にはなりませんし、
私も凹みますから。。。
ご勘弁下さいませ。














-----------------------------------------------













Rumors spread fast. 噂がひろがるのは速いね。












「今日は、見物客が多いわよね。」
「へ？」

同僚の柴田由利が、集中していたつくしに
話しかけてきた。

「やだ、まだ本人の耳に入ってなかったのね」
「何の噂？」

「昨日、フランス料理のお店で、専務と
食事してた営業事務の牧野さんって、どんな人？」
「うわ〜。」
「それで、噂はホントなの？」
「何か騒がしいと思ったら、それで…。」

「ほら、又来た。今度は海外事業部の…。」
「噂がひろがるのは速いね…。」
「そりゃそうよ。相手があの専務じゃ。」
「噂は、本当。」
「内容は？」
「まだ、内容は言えない。時期が来たら
柴田には話したいと思ってる。」

柴田はふーんと満更でもない感じで、
付け加えた。

「良い感じの2人だったわ。ですって。」
「そりゃ、良い噂で良かった。」

ニッコリ営業スマイルをするつくしに、
柴田は、言う。

「気をつけなさいよね。むやみに一人に
ならない方がいいわよ。」
「うん。ありがとう。」

ブルッと携帯がぶるう。
おっと。美作さんからメールだ。

噂、耳に入った？
誰かいたみたいだね。
一人にならないよう気をつけて。

どうやらもう一人の張本人の耳にも
噂が届いたようだ。

そうみたいですね。
一人にならないよう気をつけます。

手短に書いて送り、PCの方を向いた。

これを終わらせちゃなわないと。
多分…。この後、呼び出しがかかる。

誰に？
そりゃあ、間違えなく専務に
なんだけどね。

それで真剣な目で聞かれるんだ。

「牧野。いつがいい？」