この度、昔々は書いていた書くという熱が、
猛烈に出てきて、エデュタにてガッ~と書き始めました。
創作の物語も書いているのですが、
こちらの、「花より男子」の二次小説が、妄想が。
いや。浮かんできて、どうしようもないので、
どこまで、続くかわかりませんが、書いてみようと思います。
あたしの妄想ですので、ご了承くださいませ。
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登場人物。
牧野つくし 主人公。27才、
美作あきら 美作カンパニー専務。 28才、
西門総二郎 茶道西門流次期総裁 28才
花沢類 花沢物産フランス支社長 28歳
杉山広樹 広報部の課長。つくしの教育係だった。
大宮梗子(きょうこ)つくしの務める会社の同僚、仲が良い
松本愛香(あいか)つくしの務める会社の3期下の後輩、つくしに
注意される事の多い子で、根に持っている。
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第1章 叱る。
あたし、牧野つくし。
このご時世にF4にはなんの関わりのない、
中規模な大隅総合商社に、内定を貰って5年。
あの時はF4のみんなが、驚いてたっけ。
俺らに関わりのない会社があったなんてと。
その後、必死に努力した甲斐あって、今は総務部兼
広報部に在席している。
え。なんでかって?
中小企業らしく、人出が足らないときは、駆り出されるのよ。
ったく。
数十分前。
あたしは、半日我慢していた怒りが溢れ出してしまった。
松本愛香に、通算7度目だったかの注意をした。
数えてるあたしもあたしだけどさ
計算ミスに続いての、書類へのシミ。。
今日半日で、3回!!フザケてんのかって感じ。
松本さん、ちょっと。
はぃ。。。
冷静な声だけれど、いつもより数段低い声。
会議室の中でも、小さい会議室に入り、
後ろから付いてきた松本を席に座らせる。
今日は、随分集中力にかけているようだけれども、
何かあった?
い、いいえ。何もありません。
そう。。。なんで注意を受けているかはわかって
いるよね?
黙りこむ松本。
松本さん。
あなた、この午前中だけで、計算ミスと書類への
シミで3回のミスをしたわね。
わかってる?
うつむいて、松本は顔をあげない。
そして、数分沈黙が続く。。
何があったのかは聞きません。
この昼休みで、気分転換して、午後からはミスの
ないように、お願いします。
グッと唇を噛み締めている、松本。
松本さん、お返事は?
はい。気をつけます。
松本は、ペコンと頭を下げて、うつむいたまま
自分の席へ戻っていった。
さてと。
あたしは、肩を回しながら立ち上がり、
軽くストレッチをしてから、自席へと戻った。
なるべくなら、注意なんてしたくない。
ふぅ。と大きくため息をついて心の中で思う。
私だって、好きで叱っているわけじゃないんだけどな。。。