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あと少しだけ。

2012-05-31 06:59:32 | 物語。
どんよりなお天気です。
湿度高めで、午前午後とも40%。
うーん。微妙な感じですね。

この間、ものすごく久々に
ハンバーグ作りました。
母直伝のハンバーグ。
ふっくらおいしく、出来上がって。
少し手間はかかるけど、
美味しく頂きました。
しばらくしたら、また作ろう♪












さて、
いつものようにいつもの言葉を。










相変わらずの、
妄想なあたしの世界です。
妄想な世界なんて、と思う方は、
お読みになりませんように。


そして、
クレーム、苦情、ツッコミなどは、
ご遠慮下さいませ。

お互いに、
いい気分にはなりませんし、
私も凹みますから。。。
ご勘弁下さいませ。























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あと少しだけ。







自分の家の貧乏さに落ち込んで。
そんな時、キレイな女のヒトとあの人が
歩いているのを見てしまった。

それをみて、余計に落ち込んで、
見つからないように、そっと逃げ出して。

何処をどう歩いているのかわからない
状態で、行き着いたのは…。
アパートの近くの公園。

一人で家にいたら、もっと落ち込むし。
外の空気の方がマシ。
あたしは、ブランコに座って。
ゆらりゆらりと、ブランコを揺らした。

いつの位、ゆらしていただろう。
そうして時間を過ごしているうちに、
辺りには、真っ黒い雲が立ち上ってきて、
空から、冷たい雨粒がどっさりと
降ってきた。
それでも尚あたしは、その場に居続けて。

あたしの醜い心を洗い流してくれるかなあ。
そう思って、雨粒を見上げて盛大なため息を
ついた。

雨の公園で、なにしてる?

いつもより、低い低い声。
あたしの居るブランコの後ろから、
揺れは停められて。
その声は確かに、あの人の声。
今、一番会いたくない人の声。
そして、あたしの上には、大きな傘。

うん。心をね。洗い流してたんだ。

前に周って、覗きこんだ人に向かって、
あたしは、苦笑いする。

牧野。何があった?
別に何も…。
言いたくないか?
……。
じゃあ、ともかく家に戻ろう?

あたしは、横に首を振る。

ダメだって。牧野は自分で思っているより、
丈夫じゃないんだから。熱が出たらどうする?
大丈夫だよ。

そう言っているそばから、美作さんが、
あたしを立たせる。
行こうと手を握られて、仕方ないと歩き出したら、
ひどい頭痛が襲う。
3歩歩いて、あたしはその場に崩れ落ちた。

牧野?!

気づいた時、あたしの目に飛び込んできたのは、
白い天井と、心配げに覗きこむあきらの顔。

牧野。気づいたか。
美作さん。

喉が張り付いたみたいになっていて、
声がひどく掠れている。

水、飲むか?

うなづくと、少し起き上がらさせてくれて、
コップを持たせてくれた。

コクコクと喉を水が通って行って、安堵して、
ふうと息を吐くと、あたしの背中に数個、
クッションを置いてくれた。

ありがとう。
ん。熱が高くてな、邸に運んだんだ。
うん。
邸の牧野の部屋だよ。

確かに、美作さん家に泊まるときのあたしの部屋。

あれから、3日経ってる。
え?そんなに?迷惑掛けて、ごめんなさい。。。
心配したよ?
うん。

ともかく、ゆっくり休んで。
ああ。何か食べられるか?
冷たいものがいいなぁ。
分かった。

少し起きてただけなのに、体が重くなる。
まだ、治ったわけじゃないからな。

そう言って、背中の後ろに置いたクッションを
どけて、寝せてくれた。

冷たいの持ってきたら起こすから、目をつぶって。
うん。

美作さんが、優しく頭を撫でてくれる。

この手が好き。
あなたの優しさが愛おしい。
もう少しだけ。あと少しだけ。


私の声が聞こえませんか?

2012-05-28 01:14:45 | 物語。
良いお天気でした。
太陽光線、サンサンでした。w

そろそろ、
帽子をかぶらなければ。
お出かけした時、1つ、帽子を
ゲッチュできたので、
これからの季節頑張って、紫外線を
カットしてもらおうと思います。












さて、
いつものようにいつもの言葉を。










相変わらずの、
妄想なあたしの世界です。
妄想な世界なんて、と思う方は、
お読みになりませんように。


そして、
クレーム、苦情、ツッコミなどは、
ご遠慮下さいませ。

お互いに、
いい気分にはなりませんし、
私も凹みますから。。。
ご勘弁下さいませ。







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私の声が聞こえませんか?









あなたを想うとき。
あなたの笑顔を見るとき。


私の声が聞こえませんか?


あたしを想っているとき。
あたしに微笑むとき。


Can't you hear me?


あたしのそばにいてくれるあなたに。
あなたの広い懐と深い愛情が
あたしに降り注ぐとき。


Your voice is heard.


あたしが不安になっているとき、
あなたは先回りして
あたしの不安を取り除いてくれているとき


私の声が聞こえているのね。


あたしはあなたから離れられなくて
あなたもあたしを想ってくれていて
私があなたの声が聞こえるように


Can't you hear me?




Party 第12話 言葉。

2012-05-25 05:09:23 | 物語 Party
あれ?ちょっと~。
ゆれくるコールの地震くるよ
で目が冷めました。
まだ、眠い。
もう一度、寝るかも!

で、ちょっと見てたら、
あら。アップしようと思っていたのと
違うのをアップしちゃってました。

ってことで、慌てて、
本来載せる予定だったPartyの第12話載せます。
色んな意味で、びっくりしたあるよ。




ということで、
いつものようにいつもの言葉を。










相変わらずの、
妄想なあたしの世界です。
妄想な世界なんて、と思う方は、
お読みになりませんように。


そして、
クレーム、苦情、ツッコミなどは、
ご遠慮下さいませ。

お互いに、
いい気分にはなりませんし、
私も凹みますから。。。
ご勘弁下さいませ。










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第12話、言葉。








美作さんが、色んなカクテルを作ってくれた。
あたしのお酒の弱さを美作さんは知っているから、
安心して、飲んでいられる。
それは、美作さんが考えて、カクテルを出してくれるから。

そういえば、今日はみんな来ないんだね。
再会1回目で、あのメンバーが集まったら、
牧野、固まっちゃうだろう?
うん。
だから、今晩のパーティーで、牧野を捕獲したのを、
連絡していないんだよ。
そっか、美作さん、ありがと。
でも、捕獲って…。

西門さんも、微笑んで言ってくれる。

俺らも、大宮さんも居るし、今晩は少人数のほうが
いいなと思ったんだ。
そうだね。
皆でワイワイってのも楽しいけどな。
ま。それは、又、今度ね。

美作さんと西門さんの言葉の中には、
なんだか気になる言葉もあったけれど、
あたしは、ほろ酔いだったし、聞き流すことにした。
ふっと微笑んでいると、美作さんが、どした?
という風に、あたしの瞳を覗き込む。

うん。美作さんの言葉になんか引っかかる言葉が
あったなあと思ったんだけど、ま。いっかって話。
あ。気づいてたんだ?
あのねぇ…。

美作さんは、あははと笑う。
久しぶりに美作さんの大笑い見たなぁ。
その様子を見て、梗子と総二郎も、笑っていた。

花菖蒲。

2012-05-23 13:09:49 | 物語。
朝の、一杯のコーヒー。
それで、私は目を覚まします。
煎れるときのコーヒーの香りは、
少しずつ頭が覚醒していく感じ。

昔は、コーヒーは飲めないと思っていた
のですが。
家族が、コーヒー好きで、折角煎れる
コーヒーを、二人で楽しみたいなと思って、
少しずつ飲むように慣らしていきました。

今は、最大3杯までは飲めるように。
(夜は少し、眠れにくくなるけれど。)
美味しいコーヒーで、朝の準備を。
我が家の定番な、光景です。







ということで、
いつものようにいつもの言葉を。










相変わらずの、
妄想なあたしの世界です。
妄想な世界なんて、と思う方は、
お読みになりませんように。


そして、
クレーム、苦情、ツッコミなどは、
ご遠慮下さいませ。

お互いに、
いい気分にはなりませんし、
私も凹みますから。。。
ご勘弁下さいませ。









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花菖蒲。








図書館に行って資料を探さないと。
大学の構内。
遠いいく先には、女の子の塊。

裏道を通ろうと、あたしは、遠回りの道を選んだ。
緑のトンネルや薔薇のアーチを抜けた先に、
図書館はある。

あたしは、図書館でメモを見つつ、
本を選んで行く。
ええと、あった...。でも.....。
最大限背伸びして、取ろうとしていると、
後ろから、大きな手が出されて.....。
そこには、あの人の纏う空気と、
愛用の香水の香り。

あ.......。

瞬間あたしは、あきらのほうへ向かされて、
本棚に押し付けられていた。
あたしの横には、美作さんの手。

耳元に、顔が近づいたと思ったら、
耳に美作さんの声が響いてくる。

さっき、避けていったでしょ。
えっと。散歩して行こうって、急に思って?
牧野?
ん?
嘘つきには、お仕置きかなあ。
な、何かなあ。

通路からは、死角になってて、美作さんの大きな
背中で、あたしは隠されてて。

あきらの指は、頬を指が滑っていく。
顎を上に持ち上げられたと思ったら、
あたしの唇は塞がれていて。

あたしは、身を捩って抵抗しようとするけれど、
美作さんの手は、腰を引き寄せていて。

んんん。

長いキスに、あたしは、抵抗することもできず。
やっと離してもらったときには、あきらに支えて
貰っている状態で。

美作さ.....。
ん?

あたしは、美作さんを見上げて、
目を見つめて、言ってやった!

あたし、美作さんのこと、信じてるんだよ。
なっ!?

あきらの頬に、ほんのり紅がさす。
そして、今度は、きつく抱きしめられた。

牧野。やばいよ。
何が?

顔を起こしてきょとんと見上げる牧野に、
あきらは告げた。

今夜は、寝させられないから。

あたしはボンッと真っ赤になった。
そんな私を優しく包み込み、あきらは、
耳元で、もう一言、甘く甘く囁く。

覚悟しておいて。



Disquise 変装。

2012-05-20 08:32:35 | 物語。
最近、うちの近所では、
バラの花が満開です。
近くを通ると、バラの香り。
綺麗な色のバラを、見させて
頂いています。

そういえば、家のベランダでは、
月桂樹と茄子が育っています。
茄子、そろそろ追肥してあげようっと。


あ。話がそれまして。w
今回は、美作さんと花沢類が
登場します。










ということで、
いつものようにいつもの言葉を。










相変わらずの、
妄想なあたしの世界です。
妄想な世界なんて、と思う方は、
お読みになりませんように。


そして、
クレーム、苦情、ツッコミなどは、
ご遠慮下さいませ。

お互いに、
いい気分にはなりませんし、
私も凹みますから。。。
ご勘弁下さいませ。












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Disquise 変装。








あたしはあたし。
そんな風に思ってたのは、学生まで。
就職してからは生活はちょっと
安定したけれど、
生活は、相変わらずの節約生活で。

節約して買ったのは、
カラーコンタクトとウィッグ。
鏡の前でつけた時、びっくりしたっけ。
皆の前にこれで現れたら、分からないかな。
多分。

そんな事を思って、
あたしは、お給料日の後、
ブランド安売りの服屋に行き、いつもの
あたしじゃない、服を一揃い手に入れた。

黒のセクシー系なワンピース。
それから、ひざ丈のブーツに。
あたしじゃない違うあたし?

お化粧もいつもより華やかに。
アイシャドウも塗って、
口紅も鮮やかなものを。

そうね。
小悪魔系な感じ。

取り敢えず…、新宿かな。
銀座だと、会社が近いから、
会う確率が高すぎるもんね。
新宿で、この姿で歩くの慣れよう。

あたしは、ウインドーショッピングを
しつつ、通りを歩く。
誰も知らないあたし。
街歩きするときは、いつも皆の誰かが
そばにいることが多いから。
なんだか、今日はすごく新鮮。

カフェでお昼も食べて、またもや
ウィンドーショッピングしていると、
前のはるか前から黄色い声。

まさかね。。。
あ、アイドルかもしれないし。

近くで話している女子の話に耳を傾けてみる。

なんでだろうねぇ。
縁があるのかなぁ。

美作さんと類が、雑誌の対談で撮影中。
なんて、声が聞こえてきた。

あたしは、変身しているのを良いことに、
撮影を見学して見ることにした。
相変わらずの類の作り笑いの笑顔と、
美作さんの凛々しい笑顔。

頑張ってるんだね。

あたしは、心のなかで言って、
その場から、クルッと後ろを向いて、
離れることにした。

でも、それは許されず。
誰かに、腕を引っ張られる感覚。
気づいた時には、美作さんの胸の中にいて、
後ろから、抱きしめられていたんだ。

ええと。。。
牧野。すごく新鮮な格好をしているけど、
俺と類が、見逃すと思う?
あ。カラコンして、いつもより高い
パンプス履いてるんだね。

耳のそばで、美作さんの甘い声。

ひーーーー。なんでよ!?
そりゃあねぇ。

そして側から、クスクスと類の笑い声。

牧野。甘いよ。
上手く変装しているけど、
俺らがわからないと思う?
あ。ワンピース、いいの選んでるじゃない。

その批評に、あたしは苦虫を潰したような
顔をしてしまった。

折角だから、カメラマンさんに撮って貰う?
へ?どういうこと。
3人で一緒にカメラ。
勘弁して~!

逃げ出そうとするあたしを、
緩められていたあきらの手に又、
逃げられないほどの力が加えられて。
あきらの手の中に閉じ込められた。

牧野。俺らから逃げられると思う?
いいえ。思えません。
わかってるじゃん。

ニヤリと笑う二人の笑顔は、
いたずらっ子の笑顔そのものの。

そして、あきらと類に両側から、
頬にキスされた写真が、雑誌に載るのは、
もう少しあとの話。