Why do you think so?

2018-11-20 11:00:00 | 物語2。
立冬がすぎ、段々と冬らしく
なってきました。
皆様、お変わりありませんか?
私は、色々と考えることがあるものの、
ま。ぼちぼちと過ごしています。

今冬のために、毛布を用意しました。
お肌が弱いので、色々と探して、
なんと、シルク50%綿50%の毛布を
見つけまして、これだ!と。。。
なので冷えてきましたが、
暖かく肌さわりが良い毛布で、
心地よい睡眠となっております。












それでは、いつものようにいつもの言葉を。












相変わらずの、
妄想なあたしの世界です。
妄想な世界なんて、と思う方は、
お読みになりませんように。


そして、
クレーム、苦情、ツッコミなどは、
ご遠慮下さいませ。

お互いに、
いい気分にはなりませんし、
私も凹みますから。。。
ご勘弁下さいませ。










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Why do you think so? どうしてそう思うの?











そばにいるようになって、
わかることも沢山ある。
あたしの恋人はもてる。

前からだったけど。
それ故に、そばにいることで、
反感を買うこともわかってる。

でも、それでも、そばに居たいと
思ったからいるわけなんだけど。

ある時期から、彼がお見合いをすべて
断わるようになった。
もちろん、私に配慮してなんだけど。
婚約者がいるのに、見合いするのも
どうかしてるだろうというのが、
美作さんの言葉。
美作さんのご両親も納得して下さり、
すべてをお断りしていた。

そんな時だった。
速達で、私の元に封筒が届く。
中を見て、こうきたかとあたしは、
ため息を付いた。

一刻も早く、美作さんと話す
必要がある。
覚悟を決めて、あたしは、
今の時間なら大丈夫だろうと
連絡を取った。

2コール目で出てくれる。

「何かあった?」
「できるだけ早く、話したいことが
あるんだけど。」
「わかった。今からすぐ出れる?」
「うん。用意は出来てる。」

「じゃあ、うちのほうが良いな。
迎えを行かせるから。待ってて。」
「わかった。」

20分後、お迎えがきて、あたしは、
美作家の車に乗り込んだ。
中には、美作さんも居た。

あたしの顔を見て、ホッとしたのか、
少し彼の顔が緩む。

「家についてから話そう。」
「うん。」

10分ほどで、美作家について、
あたしたちは、いつものリビングへ。
そこには、美作さんのご両親も
そろっていた。

「多分、居たほうが良いと思って?」
「私もそう思う。」

あたしは、美作さんと向かい合った。
そして、言う。
「美作さん、お見合いするの?」
「牧野。どうしてそう思うの?」

あたしは、一瞬どうしようか迷った。
でも、ここで黙ってしまったら、
あたしじゃない。
あたしは、牧野つくし。

送られてきた封筒をバックから取り出し、
彼に渡した。

微かに彼の表情が固くなった。
中身を見た美作さんはつぶやく。

「そうきたか…。」

中から出てきたのは、
お見合い写真とファイル。
一通り見ると、それは、美作さんの
お父さんに渡される。

「ふむ。これは、家の問題だな。
つくしさんは、気にしないで良いから。
これは、私が対応する。」
「強引にも程がありますわね。」
「父さん、お願いします。」
「ああ。あきらはつくしさんと、
話しておいで。私は少し出かけてくる。」
「はい。」

あたしたちは、あきらの部屋へ
移動した。

「美作さん?」
「すぐに言ってくれてありがとう。」
「うん。」

部屋の中に入ってドアを閉めた
とたんに抱きしめられた。
コメント
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