良いお天気です。
地元の公園では、公園の外周にそって、
ツツジが植えられていて、そのツツジが
咲き誇っています。
香りでむせ返るほどです。
甘い甘い香りです。
わが家の台所も、お花盛りです。
先日、外出から戻って、花を見て、
ホッとしたのでした。
それでは、いつものようにいつもの言葉を。
相変わらずの、
妄想なあたしの世界です。
妄想な世界なんて、と思う方は、
お読みになりませんように。
そして、
クレーム、苦情、ツッコミなどは、
ご遠慮下さいませ。
お互いに、
いい気分にはなりませんし、
私も凹みますから。。。
ご勘弁下さいませ。
--------------------------------------------
月光。
アパートへの帰り道。
改札口から出たら、
やっぱりいた。
残業して、
電車で最寄り駅まで45分。
「なんで?」
寄りかかってた車から、
体を起こして、
あたしの前にやってきた。
あたしの目を合わせて。
「女の子が暗い夜道はダメ
だって言ったろ。」
「そんなこと言ってたら家に戻れないよ。
それに今日は明るいよ?」
「ああそうだな。でも駄目だ。
だから、駅で待ってたんだ。」
「…。」
「会社から拉致っても良かったんだけど?
それは、牧野は嫌だと思って?」
あたしの前には、ニヤリと笑う、
専務様のお顔。
そして気づいた時には、あたしは、
いつの間にか助手席に乗せられてた。
車は静かにスタートする。
「夕飯付き合ってくれる?」
「でも...,,。」
「俺、腹へっちゃってさ。
この先に美味しい店があるんだ。」
「分かったよ。」
そっと運転席を見たら、
あなたの向こうに月光が見えた。
「今日、満月なんだね。どおりで、
明るいと思った。」
明るい月光と、それに浮かぶ
美作さんのシルエットは、
とても綺麗だった。
あきらは、チラリと満月を見て、
フッと笑う。
「あとで、月見でもしようか。」
「月光も浴びて?」
「いいな。」
「いいね。」
美味しいごはんを食べて、
ちょっと歩こうかって、
お店から歩き始める。
美作さんの手にはいつの間にか、
紙袋。
「それどうしたの?あと車は?」
「これは、月光浴のお供。
車は、ワイン飲んだからな。
家のものに来てもらってる。」
「そっか。」
大きめの公園に寄った。
そして、月のよく見えるベンチに
座った。
俺の隣で両手を開いて、パワー充電
状態の牧野。
「月光浴気持ちいいな。。」
「そうだね。」
「ってことで、月光浴しながら、
月見だ。」
袋から出てきたのは、
月見だんごとポット。
「西門さん?」
「ああ。牧野と月光浴するんだって
言ったら、届けられた。」
「あはは。マメだなぁ~。」
「だな。」
「いただきます。」
そう言って、団子をアムンと食べる
牧野を見て、俺は愛おしく思う。
「月光ありがとう。お陰で、
お月見だんごにありつけました。」
「あははは。やっぱり花より団子か。」
「ダメ?」
「牧野だからいいんじゃないか?」
クスクスと笑う彼女は、
月光に照らされて、月からのパワーを
貰ったからか、輝いていた。
地元の公園では、公園の外周にそって、
ツツジが植えられていて、そのツツジが
咲き誇っています。
香りでむせ返るほどです。
甘い甘い香りです。
わが家の台所も、お花盛りです。
先日、外出から戻って、花を見て、
ホッとしたのでした。
それでは、いつものようにいつもの言葉を。
相変わらずの、
妄想なあたしの世界です。
妄想な世界なんて、と思う方は、
お読みになりませんように。
そして、
クレーム、苦情、ツッコミなどは、
ご遠慮下さいませ。
お互いに、
いい気分にはなりませんし、
私も凹みますから。。。
ご勘弁下さいませ。
--------------------------------------------
月光。
アパートへの帰り道。
改札口から出たら、
やっぱりいた。
残業して、
電車で最寄り駅まで45分。
「なんで?」
寄りかかってた車から、
体を起こして、
あたしの前にやってきた。
あたしの目を合わせて。
「女の子が暗い夜道はダメ
だって言ったろ。」
「そんなこと言ってたら家に戻れないよ。
それに今日は明るいよ?」
「ああそうだな。でも駄目だ。
だから、駅で待ってたんだ。」
「…。」
「会社から拉致っても良かったんだけど?
それは、牧野は嫌だと思って?」
あたしの前には、ニヤリと笑う、
専務様のお顔。
そして気づいた時には、あたしは、
いつの間にか助手席に乗せられてた。
車は静かにスタートする。
「夕飯付き合ってくれる?」
「でも...,,。」
「俺、腹へっちゃってさ。
この先に美味しい店があるんだ。」
「分かったよ。」
そっと運転席を見たら、
あなたの向こうに月光が見えた。
「今日、満月なんだね。どおりで、
明るいと思った。」
明るい月光と、それに浮かぶ
美作さんのシルエットは、
とても綺麗だった。
あきらは、チラリと満月を見て、
フッと笑う。
「あとで、月見でもしようか。」
「月光も浴びて?」
「いいな。」
「いいね。」
美味しいごはんを食べて、
ちょっと歩こうかって、
お店から歩き始める。
美作さんの手にはいつの間にか、
紙袋。
「それどうしたの?あと車は?」
「これは、月光浴のお供。
車は、ワイン飲んだからな。
家のものに来てもらってる。」
「そっか。」
大きめの公園に寄った。
そして、月のよく見えるベンチに
座った。
俺の隣で両手を開いて、パワー充電
状態の牧野。
「月光浴気持ちいいな。。」
「そうだね。」
「ってことで、月光浴しながら、
月見だ。」
袋から出てきたのは、
月見だんごとポット。
「西門さん?」
「ああ。牧野と月光浴するんだって
言ったら、届けられた。」
「あはは。マメだなぁ~。」
「だな。」
「いただきます。」
そう言って、団子をアムンと食べる
牧野を見て、俺は愛おしく思う。
「月光ありがとう。お陰で、
お月見だんごにありつけました。」
「あははは。やっぱり花より団子か。」
「ダメ?」
「牧野だからいいんじゃないか?」
クスクスと笑う彼女は、
月光に照らされて、月からのパワーを
貰ったからか、輝いていた。