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普通の恋愛。23

2014-06-29 11:00:00 | 普通の恋愛。
梅雨の晴れ間です。
薄日が差してきました。
今日は、昨日と違って、気温が上がりそうです。
昨日は、サラサラと雨がふって、
空気もしっとりでした。
今日はまだ、空気がしっとりかな。
あとで、隣の部屋のエアコンを掛けて
おかねば。
なぜなら、うちには、家族が趣味の
大量のカメラがありまして。
隣の部屋の壁面に、鎮座しているのであります。
そのカメラさんたちを湿気から、守って
あげるためにも、エアコンを時たま
つけてあげているのでありました。

話は変わりますが、先程、生地をこねました。
おやきをつくろうと思って。
うまく出来るか、わからないけれど、
面白いので、やってみようと思い立ったのでした。
あずきのおやき。上手くいくといいなぁ。








それでは、いつものようにいつもの言葉を。









相変わらずの、
妄想なあたしの世界です。
妄想な世界なんて、と思う方は、
お読みになりませんように。


そして、
クレーム、苦情、ツッコミなどは、
ご遠慮下さいませ。

お互いに、
いい気分にはなりませんし、
私も凹みますから。。。
ご勘弁下さいませ。












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普通の恋愛。23












遅まきながら、今日は、
あたしの新歓&忘年会だ。
早いけれど、営業部は色々と、
忙しくなるから、
この時期に行われるみたい。

と言っても、あたしがいるところは、
美作部長と小林さんとあたし。
ってことで、あたしが食べたいと言った、
スペイン料理のお店で、お食事会=
あたしの新歓&忘年会になった。

テーブルには、美味しそうなパエリアや
ピザ。パスタやアクアパッツァなどが、
ところ狭しと並ぶ。

「余ったら、タッパーに詰めてもらえばいい。
牧野の好きなだけ、食べたらいい。」
「いただきます。」

どんだけ食べるの?と小林さんが、笑っている。
二人も食べるくせにという目で見ると。

もちろん、俺らも食べるし?

という視線が返ってきた。

「小林。何も云わないでも、
美味しいとわかる顔が出来るのって、
やっぱりいいよなぁ。」
「そうですね。」

「ん?」

「「なんでもない。」」

どうせ、あたしのことを言ってる
んだろうけれど、いいよ。聞かなかった
事にしとく。ふん。
あたしは、パクっとアクアパッツァを
頬張った。
そして、びっくりして目をまん丸にして、

「なにこれ。美味しい。」
「どれだ。」
「これです。」
「ん。うまい。」
「いけますね。」

程よく冷えたワインを片手に、
あたしたちは、楽しい時間を
過ごして、親睦を深めていった。

「ごちそうさまでした。。」

二人がフッと笑う。。
顔が、よく食べたな~と言ってる。

「美味しかったから、よく食べました。」
「うん。」
「そうですね。」
「楽しかったです。ありがとうございます。」
「楽しかったですね。」
「ああ。」

「又、美味しいお店、リサーチしときます。」
「いいですね。次の機会に。」
「いいな。」
「じゃ、次のお食事会の日取り考えて
おきます。」

あたしと美作さんは、顔を見合わせて、
ニッコリと笑った。

「ちょっと、化粧室に行ってきますね。」
「「いってらっしゃい。」」

あたしが、化粧室から出ると、
小林さんと美作さんが、待っていてくれた。

「会費はどうしますか?」
「ん?それでなくても、一度にまとめた
んだから、会社持ち。」
「いいんですか?」
「大丈夫。」
「じゃ。お言葉に甘えて。」
「甘えときなさい。はいこれ。」
「え?」
「牧野にお土産。」

紙袋の中は、お腹がいっぱいで、
食べられなかった、食べ物たちが、
タッパーに入れられて、整然と並んでいた。

「わ。いいんですか!?」
「もちろん。」
「嬉しいです。」

美作さんは、行くぞとあたしと小林さんを
促して、歩き出した。
ワインも入って、少し陽気になってる
あたしと、それを微笑ましく見守る二人。
小林さんは、あたしたちとお家が別方向
なので、一人でタクシーに乗り、
あたしは、美作さんとタクシーに乗った。

タクシーの中で、美作さんがボソッと言う。

「本当に、良い時間だったな。」
「楽しかったです。」

二人で目を合わせて、笑っている間にも、
タクシーは、夜の街中を走っていった。


仲間から始まる恋もある。3

2014-06-25 11:00:00 | 仲間から始まる恋もある。
先日、用事があって、
おでかけしてきたのですが、
その帰り道、沢山の野菜無人販売所が
たくさんある所を通って、
帰ってきました。

直売所で買ってきたのが空芯菜でした。
他にも巨大なズッキーニが1本50円とか、
梅干しが1パック100円とか。
ワンコインがメインで。

その日のお夕飯に空芯菜の炒めものを
食べました。

空芯菜が大きく育っていたので、
ちょいと大丈夫かな。大味かな?と
少し心配していたのですが、
いーえ。もう。美味しくてですね。

気分はもう、台湾のお母さんのお夕飯と
いう感じのお味でございました。
また、行きたいなあ。
家族に言ったら、やっぱりと言われそうだけれど、
また行きたいです。







仲間から始まる恋もある。
第三話まできました。







それでは、いつものようにいつもの言葉を。









相変わらずの、
妄想なあたしの世界です。
妄想な世界なんて、と思う方は、
お読みになりませんように。


そして、
クレーム、苦情、ツッコミなどは、
ご遠慮下さいませ。

お互いに、
いい気分にはなりませんし、
私も凹みますから。。。
ご勘弁下さいませ。










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仲間から始まる恋もある。3














「あれ?久し振りだね。」

振り向くと、後ろに伊坂が立っていた。

「うん。久しぶりだね。」
「なんで休んでたの?」
「中間テストだったの。」
「そうだったんだ。」

雑談をしていると、横をクラスの女子が
通って行った。

「あのこ達遅いなあ。」
「ああ。鈴木達?」
「うん。」
「さっき、コンビニに居たから、
もう少しでくるんじゃないかな。」
「そっか。教えてくれてありがとう。」

それにしても、私は、緊張もせずに、
男子と話していた。
こんなに話したのは…。あの人以来だな。
なんて思いながら、来る直前まで、
伊坂と話していたのは、自分でも、
びっくりだった。


******


高校の授業が終わると、
自転車に飛び乗って、家の最寄り駅に
行って、電車に飛び乗る毎日。。

今日の実技は、マット運動だった。
何度も、倒立前転や側転などの、
実技試験に必要なマット運動の
練習が行われる。

そして、肩の力を抜いていた時、
視界に伊坂が入った。

「はれ?」
「おう。」
「後ろにいたんだ。」
「気づかないんだからな~。」

「何?いつの間に、伊坂君と仲いいね。」

貴子がコソッという。

「え?そうかなぁ。」

「伊坂君。大変だね。」
「ははは。」

それからは、マット運動で、
悪い所を教えて貰ったり、教えたり
していた。

そんな授業の後の話。

「私、突き指したことないんだ。」
「なんで?」
「ピアノ弾きだから、気をつけてるの。」
「ピアノ弾けるんだ…。」
「うん。伊坂くんは?」
「おれ?俺は、ピアノ弾けないよ。」
「そうじゃなくて、突き指の話。」
「ああ。俺も突き指したことないよ。」
「なんで?」
「指が短いんだな。」
「え?見せて。」

ほれ。と言って、伊坂は見せてくれる。

「あ。ホントだ。」

私は、無意識に伊坂君の手に、
自分の手を合わせてしまった。
伊坂は、びっくりしたみたいだったが、
合わせてくれた。

「短いね。でも、手の甲は大きいね。」
「ああ。そうなんだ」

クスクス笑いながら、話していたら、
そろそろ着替えようって、声をかけられた。

「はーい。じゃあ伊坂君行くね。」
「ああ。」


クチナシ。

2014-06-22 11:00:00 | 
梅雨らしいお天気です。
明日はもっと雨が降るみたい。
災害には、気をつけなければ。。。

さて、テレビで、ビルマうどんなるものを、
出しているお店を紹介していました。
鶏肉に、カレー粉唐辛子などを使って
つくるそれは、美味しそうで。
カレーうどんのようで、カレーうどんじゃない。

食べてみたくなって、我が家風のビルマうどんを
作ってみました。
冷凍にしてあった青トウガラシを3本入れたら、
ま~。辛いこと!
でも、美味しくて、蒸し暑くて、ヨレっていた
体に、カツをいれられた気がします。
美味しかったんです。
今度は、違う風に作ってみようと思います。






クチナシの花って、とても甘い香りがします。
叔母宅にありまして、季節になると、
ああ。クチナシの花の季節なんだなと…。
そんな経験から生まれた物語です。









それでは、いつものようにいつもの言葉を。









相変わらずの、
妄想なあたしの世界です。
妄想な世界なんて、と思う方は、
お読みになりませんように。


そして、
クレーム、苦情、ツッコミなどは、
ご遠慮下さいませ。

お互いに、
いい気分にはなりませんし、
私も凹みますから。。。
ご勘弁下さいませ。









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クチナシ~私は幸せ者。











美作さんのパートナーとして、
パーティーに来ていた時のこと。
いつもなら、誰かが残っていて、
相手をしてくれるのだけれど、
少しの間だけ、一人でいたんだ。

そうしたら、どこぞのお城様たちに
絡まれてしまって、
言い返すのも騒ぎになるのも悪いと
思って困っていたら。

後ろから、なにやら
複数人の人の気配。
そして、あたしの体温が上がった
みたいで、昨日の入浴時に使った
石鹸からの香りが漂ってきた。

「つくしちゃん。」
「「牧野。」」

あたしは、後ろを振り返る。

「みんな。」

そして、そのあとには、あたしを
自分の元へ引き寄せるやさしい手。

「美作さん。大丈夫だよ?」
「牧野の大丈夫は信用ならないから。」

優しく叱られて、あたしは益々、
困った顔をする。

「だって。」
「俺らのことを思えばこそ、
言い返せないんだろうけれど、
こういう場合は、大きな声をあげなさい。」
「へ?」
「会場のどこへいても、それなら、
牧野になにかあったかわかるから。」
「そんなことしたら、目立っちゃうよ。」
「そのほうが、常識があるひとたちだろうから?
この人達も、手を出せなくなるだろう?」

そう言って、あたしの頬を優しくなでて、
あたしを黙らせてしまう。

あたしのすぐ前には3人が立っていて、
そして、その数メートル前には、気に食わない
顔をしたお嬢様たちが、数人。

あたしが、美作さんと話している間に、
西門さんが、何を言ったやら、お嬢様たちの
顔は、益々気に食わない顔になっていた。

「牧野。」

花沢類が、こちらを向いて言う。

「迷惑なんて思わないよ。」
「花沢類。」
「牧野は、気を使いすぎ。」
「だって。」
「それだから、牧野だけどね。」

そう言って、花沢類はスンッと香りを
吸い込んだ。

「牧野から、クチナシの香りがする。」
「え?石鹸じゃないかな。」

首をかしげた花沢類にあたしは言う。

「双子ちゃんたちに、お土産でもらった
石鹸の香りだと思うよ。」
「そっか。あきらの教育だね。」

あたしが美作さんを見上げると、
美作さんは、あたしにふんわり笑っていた。
そして、ん?という顔をする。

「そんなことまで、教えてるの?」
「知らないよりも、いいだろう?」
「そうだけど。」
「俺は、双子たちに聞かれたから、
教えただけだよ。」

一呼吸したあと、あきらは言う。

「また、一緒にお買い物しましょうね。
って伝言あずかってる。」
「わあ。じゃあまた、買い物貯金しなきゃ。」
「無理はするなよ。」
「うん。」

気づけば、お嬢様たちから離れて、
みんなと話に夢中になっていた。


普通の恋愛。22

2014-06-18 11:00:00 | 普通の恋愛。
梅雨の最中に言うのもなんだけれども、
久々の雨です。
植物はみんな、喜んでるだろうと
思います。

我が家では、キッチンで色々と
植物を育てています。
ローズマリーとミニバラが主ですが、
なかなか難しく、空気の通りが、
良くないのが原因かと思います。
大丈夫かなと心配しつつ、この間、
鉢の植え替えをしました所、
根が、びっしりつまってて、これが
原因かもしれないと思った次第です。
ローズマリーの話なのですが、
根腐れの症状が出てるので、今様子見
なのでございました。
せっかく、我が家に来たローズマリー。
元気になってほしいなあと思います。
これで、枯れてしまったら、
ローズマリーを育てるのは、又の機会に
して、月桂樹にしたいと思っているのでした。

ところで、この間、家族が出張から戻ったと
いう話を書きましたが、お土産に、
羽田空港の中にあるサマンサタバサで、
エクレアを買ってきてくれました。
サマンサタバサの店員さん、すごく
気を使ってくださって、保冷剤が、
箱の上に、5つも乗せてありました。
おかげで、エクレアは無事に私の元へ。
1つずつ味の違うエクレアが5つ。
どれも、美味しかったです。
家族と、コーヒーとともに、交換しながら
食べましたが、とても美味しかったです。











それでは、いつものようにいつもの言葉を。









相変わらずの、
妄想なあたしの世界です。
妄想な世界なんて、と思う方は、
お読みになりませんように。


そして、
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ご遠慮下さいませ。

お互いに、
いい気分にはなりませんし、
私も凹みますから。。。
ご勘弁下さいませ。











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普通の恋愛。22











あたしは、あたしの家へ。
さてと、洗濯しなきゃ!
あたしは、前の会社で出た、
最後のボーナスの時に、
新しい洗濯機に変えていた。
乾燥機まで付いているやつ。

それに、洗濯機に入れて回す。
それから、部屋の空気を入れ替えつつ、
掃除機を掛けて、
シンクに置いてあった2個のマグカップを
洗った。

日常が戻ってくる。

はっと気がついて、あたしは、
直前に、夢子さんが持たせてくれた
紙袋を覗きこんだ。

そこには、タッパーに入った
お惣菜が沢山と、
お手製のマフィンやパンが色々。

冷蔵庫と冷凍庫にそれぞれを入れて、
あたしは、携帯を手にとって、
お気に入りのソファに座った。

そして、メールを送る。

家に、無事につきました。
今、洗濯中です。
パーティ楽しかったです。
夢子さんに、ありがとうございますと
お伝え下さい。

という内容。
送信すると、ピピピと音がする。
洗濯が終わったようだ。
あたしは、クローゼットから、
アイロン台とアイロンを取り出した。
これから、10日分のブラウスとハンカチの
アイロンがけだ。

テレビ台の下の引き出しから、
小さなラジオを取り出した。
そして、FMを流す。

洗濯機から、かごに洗濯物を
移して、こちらに持ってきた。

今時の音楽はわからないけれど、
リズムにのりながら、あたしは、
アイロンをかけて行った。

途中、あきらから返事があって、
くすりと笑ったのは、本当の話し。


仲間から始まる恋もある。2

2014-06-15 11:00:00 | 仲間から始まる恋もある。
梅雨の中、いかがお過ごしでしょうか。
こちらは、梅雨と言っても、雨が
少ないように感じます。
梅雨後半に向けて、又、雨が増えていくの
かしらん。

梅雨なのだから、雨の日が増えるのは、
しかたがないことですが、
雷は、勘弁して欲しいなと思います。
というのも、雷、苦手なのが、犬一匹いるので。
ハーハー、しっぽ丸めて、可哀想なほどでして、
犬用の耳栓があればいいのにと思うので、
ありました。

ところで、近日、家族が出張から
帰ってまいりました。
いつもより少し長い出張で、私はつかの間の
一人暮らしをしたわけですが、
訳あって、犬と留守番しなければならなくて、
バタバタとあっという間に過ぎた期間でした。
本も読もうと思ってたけど、予想外に、
テレビで風景番組が色々放映していて、
行ってみたいなと、見入ってしまったから
なのでありました。
そんなんで、想像の中で外国旅行、国内旅行、
色々しましたよ。楽しかったです。










それでは、いつものようにいつもの言葉を。









相変わらずの、
妄想なあたしの世界です。
妄想な世界なんて、と思う方は、
お読みになりませんように。


そして、
クレーム、苦情、ツッコミなどは、
ご遠慮下さいませ。

お互いに、
いい気分にはなりませんし、
私も凹みますから。。。
ご勘弁下さいませ。












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仲間から始まる恋もある。2












織田フィールド。
そこで、私達の実技の授業は、
行われている。

というのも、体育大学の受験には、
学科試験の他に、実技試験というものが
あって、その試験に向けて、
このスクールでは、実技の授業が
組まれているのである。

「貴子。どの辺に並ぼっか。」
「いつも通り、最後のほうでいいんじゃない。」
「そうだね。」

鈴木貴子、このスクールに入って
友人になった貴子とそんな話をしつつ、
私達は、列の後ろの方に並んだ。

「よし。今日は、トラックの芝の中で
トレーニングしよう。」

アメフトの元日本代表だという浩二先生が、
そう言いつつ、みんなは芝の方へ移動する。

「スタートの時、後ろの人が前の人の軸足の足の
所に自分の足を添えてな。」

先生二人が見本を見せながら説明されて、
トレーニングはスタートした。
私の後ろの人は、初めてこのスクールに
入った時に、すれ違った伊坂だった。

走り終わると素早く戻ってきて、
彼は、足を添えてくれる。
そのおかげで、私はスタートの練習を
きちんと出来た。

几帳面な人なんだなと思ったんだった。
まだ、名前も知らない時の話だった。


*******


5月の後半。
私は、中間テストのため、6日ほど予備校を休んだ。
そして、テスト終了日。
実技を休んで、学科の授業から出席した。
1階の教員室で、先生に確認すると、
A、Bクラス合同の英語だった。

鞄を教室の席に置いて、
教室を出た階段の踊場で、
道路を見つつ待っていた。

遅いなあと思いながら待っていると、
後ろから声を掛けられた。