この間、自転車で行ける距離にある、
野菜直売所に行ってきました。
そうですねぇ。週1位で出没している
でしょうか。
そこで、柚子マーマレードなるものを
見つけまして、手に入れました。
これが、美味しくてですね。
柚子の香りはもちろん、柚子の美味しさが、
きちんと出たマーマレードでした。
今日は、朝からバタバタしていまして、
(中旬まで、バタバタ予定。(^^;;)
更新がこの時間になりました。
それでは、いつものようにいつもの言葉を。
相変わらずの、
妄想なあたしの世界です。
妄想な世界なんて、と思う方は、
お読みになりませんように。
そして、
クレーム、苦情、ツッコミなどは、
ご遠慮下さいませ。
お互いに、
いい気分にはなりませんし、
私も凹みますから。。。
ご勘弁下さいませ。
------------------------------------
ワビスケ2。
「......。」
やっぱりね。
あたしの広げた紙には、
赤い丸がついていた。
ため息をつこうとすると....。
隣りでガックリと首を垂れる
同僚梗子がいた。
それでため息が引っ込んで、
苦笑いすることに。
「柴崎さんと牧野さんは残って、
他の人は、仕事に戻って下さい。」
部長の声に、先輩たちがポンと
肩を叩いて席へ戻っていく。
「さてと。」
部長の声に、二人は顔を上げる。
「そんなに不安な顔をしないで下さい。
とって食おうってわけじゃないから。」
確かにそうですが。
「聞こえてますよ。牧野さん。」
あたしは、口を抑える。
「すみません。」
「ともかく、時間が無いので、
あなた方はこれから、ここに向かって
下さい。」
1枚のメモが、梗子の手に渡される。
あたしは、メモを覗き込む。
「......。」
「牧野さん。何か言いたそうですね。」
「いえ。なんでもありません。」
「あのこの西門さまって....。」
「ああ。その西門さんは、お茶のお家元さん
なんですよ。お家元さんが学生時代の同級生でね。
急ぎで困ってるっていったら、協力を申し出て
下さったんだ。」
あたしは黙るしかなかった。
梗子の目が、キラリと輝き出した。
反対に、あたしは肩を落とす。
あたしたちは、仕事の引き継ぎをして、
バックとコートを手に、会社を後にした。
*******
伺う時間まではまだ余裕があるが、
部長から預かった手荷物もあるし、
そのまま、西門の家に向かうことにした。
いつぶりだろう。。。
社会人になってから、しばらく、
お茶のお稽古に通ってたけど、
西門さんが、京都で修行になってから、
中断してたから。。。
「ねえ。つくし。」
呼ばれてあたしは、梗子の方を見る。
「何?」
「聞いていい?」
「?」
「なんかつくし、慣れてるみたいな
気がするんだけど。」
梗子の目が、ジィと見ていた。
「やっぱり、悪いことは出来ないね。」
「え?」
「前に言ったことあると思うけどあたし。」
「うん?」
「お茶習ってたんだ。」
頷いて首を傾げて、梗子はハッと気づく。
「まさかだけど、西門様の所で?」
あたしは頷く。
「ついでに。」
先を促す様子にあたしは決心して
言った。
「次期家元は、大学の先輩で友達。」
梗子は、ポカンとした顔をする。
「えーと。勝手知ったる通い道
ってこと?」
「そうとも言うかも。」
「すごい.....。」
「次で降りるよ?」
「うん。」
西門の家の最寄り駅に降りる。
階段をおりて行くと、そこには、
西門の車があった。
あたしの足が止まる。
「.......。」
「つくし?どうしたの?」
運転席から、佐藤さんが降りてくる。
あたしは、佐藤さんを見て苦笑する
しかなかった。
「牧野様。お迎えに上がりました。」
「相変わらず、過保護ですね。」
「はい。特に牧野様に関しては。」
ニッコリ笑う佐藤さんに、
あたしたちは促されて、後ろ座席に
乗った。
車は、スムーズに動き出す。
隣で梗子は、所在なさげに小さくなって、
座っている。
「歩いても10分しかかからないん
だけどね、いつも過保護なの。」
あたしは、ため息気味に言う。
「大切にして貰ってるんだね。」
「うん。友達だからかな。」
車は、玄関前に着いた。
ドアが開けられて、あたしたちは降りる。
そこには、内弟子さんの惠子さんが、
待ってくれていた。
「こんにちは。」
「こんにちは。お久しぶりです。」
ひと通りの挨拶を済ませて、
あたしたちは、奥へと案内された。
案内されたのは、あたしの部屋。
「中でお待ちください。」
惠子さんは、そう言いおいて、
更に奥へと歩いて行った。
野菜直売所に行ってきました。
そうですねぇ。週1位で出没している
でしょうか。
そこで、柚子マーマレードなるものを
見つけまして、手に入れました。
これが、美味しくてですね。
柚子の香りはもちろん、柚子の美味しさが、
きちんと出たマーマレードでした。
今日は、朝からバタバタしていまして、
(中旬まで、バタバタ予定。(^^;;)
更新がこの時間になりました。
それでは、いつものようにいつもの言葉を。
相変わらずの、
妄想なあたしの世界です。
妄想な世界なんて、と思う方は、
お読みになりませんように。
そして、
クレーム、苦情、ツッコミなどは、
ご遠慮下さいませ。
お互いに、
いい気分にはなりませんし、
私も凹みますから。。。
ご勘弁下さいませ。
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ワビスケ2。
「......。」
やっぱりね。
あたしの広げた紙には、
赤い丸がついていた。
ため息をつこうとすると....。
隣りでガックリと首を垂れる
同僚梗子がいた。
それでため息が引っ込んで、
苦笑いすることに。
「柴崎さんと牧野さんは残って、
他の人は、仕事に戻って下さい。」
部長の声に、先輩たちがポンと
肩を叩いて席へ戻っていく。
「さてと。」
部長の声に、二人は顔を上げる。
「そんなに不安な顔をしないで下さい。
とって食おうってわけじゃないから。」
確かにそうですが。
「聞こえてますよ。牧野さん。」
あたしは、口を抑える。
「すみません。」
「ともかく、時間が無いので、
あなた方はこれから、ここに向かって
下さい。」
1枚のメモが、梗子の手に渡される。
あたしは、メモを覗き込む。
「......。」
「牧野さん。何か言いたそうですね。」
「いえ。なんでもありません。」
「あのこの西門さまって....。」
「ああ。その西門さんは、お茶のお家元さん
なんですよ。お家元さんが学生時代の同級生でね。
急ぎで困ってるっていったら、協力を申し出て
下さったんだ。」
あたしは黙るしかなかった。
梗子の目が、キラリと輝き出した。
反対に、あたしは肩を落とす。
あたしたちは、仕事の引き継ぎをして、
バックとコートを手に、会社を後にした。
*******
伺う時間まではまだ余裕があるが、
部長から預かった手荷物もあるし、
そのまま、西門の家に向かうことにした。
いつぶりだろう。。。
社会人になってから、しばらく、
お茶のお稽古に通ってたけど、
西門さんが、京都で修行になってから、
中断してたから。。。
「ねえ。つくし。」
呼ばれてあたしは、梗子の方を見る。
「何?」
「聞いていい?」
「?」
「なんかつくし、慣れてるみたいな
気がするんだけど。」
梗子の目が、ジィと見ていた。
「やっぱり、悪いことは出来ないね。」
「え?」
「前に言ったことあると思うけどあたし。」
「うん?」
「お茶習ってたんだ。」
頷いて首を傾げて、梗子はハッと気づく。
「まさかだけど、西門様の所で?」
あたしは頷く。
「ついでに。」
先を促す様子にあたしは決心して
言った。
「次期家元は、大学の先輩で友達。」
梗子は、ポカンとした顔をする。
「えーと。勝手知ったる通い道
ってこと?」
「そうとも言うかも。」
「すごい.....。」
「次で降りるよ?」
「うん。」
西門の家の最寄り駅に降りる。
階段をおりて行くと、そこには、
西門の車があった。
あたしの足が止まる。
「.......。」
「つくし?どうしたの?」
運転席から、佐藤さんが降りてくる。
あたしは、佐藤さんを見て苦笑する
しかなかった。
「牧野様。お迎えに上がりました。」
「相変わらず、過保護ですね。」
「はい。特に牧野様に関しては。」
ニッコリ笑う佐藤さんに、
あたしたちは促されて、後ろ座席に
乗った。
車は、スムーズに動き出す。
隣で梗子は、所在なさげに小さくなって、
座っている。
「歩いても10分しかかからないん
だけどね、いつも過保護なの。」
あたしは、ため息気味に言う。
「大切にして貰ってるんだね。」
「うん。友達だからかな。」
車は、玄関前に着いた。
ドアが開けられて、あたしたちは降りる。
そこには、内弟子さんの惠子さんが、
待ってくれていた。
「こんにちは。」
「こんにちは。お久しぶりです。」
ひと通りの挨拶を済ませて、
あたしたちは、奥へと案内された。
案内されたのは、あたしの部屋。
「中でお待ちください。」
惠子さんは、そう言いおいて、
更に奥へと歩いて行った。