沖縄の日常

日々変わり行く沖縄と自然とつれづれなるままに

稲刈り

2011年11月23日 | 金武町の風景
 写真は伊芸区の風景。もうすっかりどの田も稲刈りが終わって、区内のガードレールを利用して稲穂が干されている。
 今年のニ期作目は大型台風でやられて、穂丈が短いという話も聞いたが。
 東北地方の震災の事を思えば、こうやって例年通り稲が収穫出来たことはありがたいと思う。
 田んぼのある風景は、郷愁を誘う日本の原風景で、いつまでも失いたくないと思う。今問題になっているTPPで、安い農産物が入ってくるとどうなるのだろうか。消費者が賢くなって地産地消の姿勢を貫ければいいと思うが、商売人は、安いものを使うだろうし、私達は外食でそれを口にすることになるのだろうか。
 世界は日々良い方に進歩していくものと単純に思っていたが、必ずしもそうではないと思い知らされるこの頃。ブータン国のように、「国民総幸福度を高めていくのが国の政策」という素晴らしいリーダーを、先進国のリーダーたちは見習うべきだ。

 こんなブログにきてくれてニフェーデービル
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2 コメント

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Unknown (てぃんがーらさんへ)
2011-11-24 11:08:29
 コメントありがとうございます。
 今年は気候の変動が顕著になった年で、震災のこともあり、心ががふさがるようなのに、TPPでさらに、私達の生活がどうなるのか、明るい話題がみあたりませんね。
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実りの秋 (てぃんがーら)
2011-11-23 11:47:14
最近寒くなってきました。
県産の新米はいつも楽しみにしています。
伊芸や金武は水がいいから、美味しいお米が取れるのでしょうね。
TPP参加によって、経済基盤が弱い沖縄の産業が壊滅状態になるのは明らかです。
農業はほんの一部で、安い労働力、健康保険などの制度崩壊、公共事業の入札など、みんな外国になっちゃったら、沖縄はひとたまりもないでしょうねえ。

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