沖縄の日常

日々変わり行く沖縄と自然とつれづれなるままに

森の必要性

2010年02月01日 | 日々のこと

 昨日やんばるのドライブから帰る58号線は大混雑。Yナンバーとわナンバの事故があった。

 天候が良い週末は、夕方になるとこのような混雑がよくある。 

 中南部の都会からやんばるの森をめざす人が多い。多いということは、やっぱり人間は、都会だけではいやだ、人工建造物のコンクリートジャングルから、時には抜け出したいということなのだ。  

 でも、今、沖縄のやんばるの森は、少しずつ切り開かれている。昔は、だんだん人が増え、家が増えて町になっていくのは嬉しいことだった。だから、やんばるに住む人からすれば生活に便利な都会のようになって行くのは嬉しいことなのかも知れない。

 沖縄島を俯瞰した場合、南に大都会があり、北にイタジイの森が広がっている。しかし、森はもう生息吐息状態。これ以上の開発が進めば、もはや私たちに、癒しとなる場所はない。

 やんばるはやんばるの森を残したままで、生活していけるような制度を整えていく必要があると思う。そのヒントがニュージーランドにあった。以前TVで観たそれは、「森に入る人を年間で制限し、きちんとした案内人を伴って森に入る」というもの。入湯税ならぬ入山税を設けて、それをやんばるに住む人が、森を守っていく為に使えばいいし、それが生業として成り立っていけばいいと思う。

 やんばるの森を守るのは、沖縄の緊急課題なのではないかと思っている。

 (写真は名護中山:新しい道が開けてた所にアカギの大木が)

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