沖縄の日常

日々変わり行く沖縄と自然とつれづれなるままに

凄まじかった台風2号

2011年05月29日 | 台風
 ふぁ~~、凄まじかったですね!台風2号。風雨が激しさを増し大丈夫かなと思った矢先(PM9時過ぎ)に、停電してしまった。私はNHKでやっていた「たけしのアート・・」を見ていた。途中でプッツン(途切れて)しまったのは残念だった。

 ろうそくをつけた。そのやわらかな明かりは、いつもながらいいものだ。しかし、外は嵐。風は怒涛のように何度も窓ガラスを叩きつけ、玄関のドアを叩き、揺さぶり続けた。あまりにも凄まじい風のうなりに身のすくむ思いで小さくなっていた。
 10時11時と時間は過ぎ去るが、風は一向に弱まらない。最接近は12時と聞いていたから、まだまだ強くなるの?と不安になった。

 鉄筋コンクリートのこの建物でさえ揺れていることがある。木造で築50年も経つ実家は大いに揺れているだろうなとか、東北の震災にあった人々も暗闇の中で過ごしたんだよね、暗闇と寒さの中でどんなに不安だったのだろう、窓ガラスは突風で割れたりしないのだろうか、停電用にろうそくよりも明るいランプまたはランタンを探してみようかな、せめて読書が出来る明るさがあればな、とか、私達は文明に頼りすぎた生活をしてきたが、昔は、日の出とともに起き、日が沈むと仕事を終え眠りについていたんだよねとか、アメリカのアーミッシュの人々の生活はどんななんだろうか、私達も多くの人が望むとしたらあのような生活をすることが可能なんだろうか、とか・・・いろいろ考え事をしていたら、いつの間にか12時が過ぎ、風が南から西風、北風に変わっていた。よかった、もう台風の峠は過ぎた、となんとか眠りに就くことができた。

 一夜あけると、近所の大木がなぎ倒され、マイカーやベランダ、ガラスには悉く木の葉やごみがへばりついていた。どこもかしこも台風後の掃除に追われていた。なぎ倒された木を切るチェーンソーの音もしていた。 スピード台風2号は大暴れをして過ぎ去った。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする