沖縄の日常

日々変わり行く沖縄と自然とつれづれなるままに

台風2号接近中

2011年05月28日 | 台風
 五時を過ぎてから、南からの風雨がベランダのガラスを打ち付けている。段々台風が接近してくるのがわかる。宮古では1万7000世帯が停電になっているという。近年にない大きな台風だ。また台風の速度も速く、只今の情報によると40Km/時。今夜中に通過していくらしいが、どうか停電になりませんようにと祈っている。
 
 今年は、5月から来る台風といい、本当におかしいよ。デイゴの花が咲き誇る年は、台風が多くなると沖縄では言われている。私の住んでいる近くにデイゴの木がないので気付かなかったが、他所に住む方の話では、今年はよく咲いているという。1号、2号と来ているので、そうなのだろうか。この先が思いやられる。

 昨日の内に、ベランダにある洗濯機に水を張り、蓋が飛ばされないようにガムテープをし、ベランダの物をすべて家の中に入れ、物干しを倒し、窓を閉め切っている。で、今扇風機で涼を取っている。とりあえず懐中電灯、ろうそくとマッチも準備しておこうかな。
 
 昔、台風の時。仕事から早く帰ってきた父が、雨戸を外側から、金槌で板を打ち付けていた姿が思い出させられる。雨に打たれながら働く父の姿はかっこよかった。母は、芋を蒸かしていた。私達は、停電になると、幽霊話をしたり、兄が懐中電灯で顔を照らして驚かしたり・・時々、雨戸の節穴から外を覗いたりして過ごした。花壇の花や木々が風に翻弄されて右往左往しているのを見るのが、怖くもあり、楽しかった。

 ソングダー、お手柔らかに過ぎ去って下さい、お願いします。

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