里山人雑記

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2019 GWの回想 -22-

2020年04月28日 22時45分46秒 | 2019 GWの回想
引き続き、昨年2019年GWの回想です。
今日はこれにしようかなーと思った写真。よく見ると、2019年の4月28日に撮影した写真でした。
今日は2020年の4月28日。つまり、ちょうど1年前に撮ったのがこの写真だったわけです。
ということで今日は…

Bornean Keeled Pit Viper Tropidolaemus subannulatus
なんと、ボルネオの滞在先で、宿舎の裏にいたのです。もちろん野生。超ラッキー。
尚、和名は知りません。ただ、Pit viperの名前からもわかるように、ピットを持っているヘビです。
ピットというのは、赤外線を感知することができる器官。つまり、視界が良くない場所や暗闇の中でも、赤外線で他の生物の動きを感知することができると言うわけ。
ほら、見たことありませんか?「赤外線カメラの映像です」ってやつ。あれは、機材を用いて赤外線を可視化したものですが、そういう意味では、ヒトも、赤外線を用いて見えないものを見る技術を持っているとも言えますよね。
まあ、ヘビのピットは感知するためのものであって可視化するためのものではないので、ちょっと違いますが。

ちなみに、ピットを持つのは、日本ではマムシやハブなど。ちゃんと日本にもいるのです。
生物の進化ってすごいですね。

機材
Canon EOS Kiss X6i + SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM

参考文献
Ecology Asia. "Bornean Keeled Pit Viper".
https://www.ecologyasia.com/verts/snakes/bornean-keeled-pit-viper.htm, (28/Apr.2020)

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もっと別の撮り方もあっただろ…と思う今日この頃。